マインクラフトのアップデート1.21.6で話題になっているハッピーガストについて、入手方法や乗り方を知りたいという方は多いのではないでしょうか。いつものガストとは違い、ニコニコと笑うその姿はとても愛らしいですが、一部では都市伝説や怖い話も囁かれており、MODやコマンドでの出し方が気になっている方もいるはずです。この記事では、ハッピーガストに関する情報を徹底的に整理してお伝えします。

- 最新アップデート「Chase the Skies」で追加されたハッピーガストの入手手順
- 専用アイテム「ハーネス」を使った空の移動や操作方法の基本
- SNSや動画で噂されている「怒らせると怖い」という都市伝説の真相
- データパックの導入方法やボート連結を使った便利な輸送テクニック
マインクラフトのハッピーガスト入手と乗り方ガイド
まずは、多くのプレイヤーが気になっているであろうハッピーガストの基本的な入手フローと、空を飛ぶための準備について解説していきます。ネザーでの探索からオーバーワールドでの育成まで、少し特殊な手順が必要になるので、しっかり確認していきましょう。
アップデート1.21.6の実装日と内容
今回の目玉であるハッピーガストは、バージョン1.21.6の「Chase the Skies(空を追いかけて)」アップデートで実装されました。このアップデートはその名の通り「空」にフォーカスしており、ハッピーガストの実装だけでなく、マルチプレイでの位置共有機能「ロケーターバー」や、リード(首ひも)の挙動改善なども含まれています。
特に重要なのが、空の表現が強化された「Vibrant Visuals」です。これにより、ハッピーガストに乗って雲の上を飛ぶ体験が、これまで以上に美しく没入感のあるものになっています。
このアップデート情報は、公式発表とコミュニティ主導のMOD情報が混在している場合があります。本記事では、実際に体験できるコンテンツとしての仕様をベースに解説します。
乾燥したガストの場所とスポーン条件
ハッピーガストはいきなり自然スポーンするわけではありません。その元となる「乾燥したガスト(Dried Ghast)」を見つけることから冒険は始まります。
彼らが見つかるのは、ネザーの「ソウルサンドの谷」にある「ネザーの化石(骨ブロック)」の周辺です。大きな骨の近くに、ひっそりと転がっている灰色でしかめっ面の頭蓋骨のようなブロックを探してみてください。
ソウルサンドの谷は、スケルトンや通常のガストからの攻撃が激しい危険地帯です。回収に行く際は、盾や飛び道具耐性のついた防具をしっかり準備していきましょう。
もしどうしても見つからない場合は、作業台でクラフトすることも可能です。レシピは一般的に、中央に「ソウルサンド」を置き、周囲を「ガストの涙」で囲むことで生成できると言われています。
ガスリンの育て方と雪玉を与える効果
ネザーで乾燥したガストを回収したら、オーバーワールド(地上)に持ち帰りましょう。ここからが育成のスタートです。
まず、持ち帰った乾燥したガストをブロックとして設置し、完全に水に浸す必要があります。すると、緑色のパーティクルが出て表情が徐々に笑顔へと変化し始めます。マインクラフト内の時間で約1日(20分ほど)待つと、ポンっと弾けるようにして子供のハッピーガストである「ガスリン(Ghastling)」が誕生します。
早く成長させたい場合は「雪玉」を与えてみてください。雪玉1個につき成長時間を約10%短縮できるため、効率よく成体に育てることができます。
この「雪玉で育つ」という特徴は、彼らがもともと寒冷な環境に適応していたことを示唆していて、生物学的にも非常に興味深いポイントですね。
ハーネスのレシピと作り方を解説
成体になったハッピーガストに乗るためには、鞍(サドル)ではなく専用の「ハーネス」が必要です。これがないと操縦することができません。
ハーネスのクラフトレシピは以下の通りです。
- 革 × 3
- ガラス × 2
- 羊毛 × 1(好きな色)
ガラスが必要なのは、ハッピーガストが装着する「ゴーグル」の素材になるためです。羊毛の色によってハーネスの色も変わるので、自分の好みに合わせてカスタマイズできるのが楽しいですね。
ハッピーガストの操縦方法と降り方
ハーネスを装着したハッピーガストには、最大で4人のプレイヤーが同時に搭乗できます。操作感は少し独特で、ふわふわとした浮遊感があります。
| 動作 | 操作方法(PC / CS) | 詳細 |
|---|---|---|
| 移動・旋回 | WASD / 左スティック | 向いている方向へ水平移動します。 |
| 上昇 | スペース / Aボタン | 視点を上に向けるか、ジャンプキーで上昇します。 |
| ホバリング | Shift / Bボタン | その場で完全に静止します。 |
特筆すべきは「ホバリング(静止)」機能です。スニークキーを押してパイロットが立ち上がると、ガストはその場でピタッと止まります。この状態でガストの背中の上を歩き回れるため、空中で建築をしたり、弓で狙撃したりといった作業が非常に安定して行えます。
降りる際は、地面に近い場所でジャンプキーやスニークキーを状況に合わせて入力し、安全に着地してください。
マインクラフトのハッピーガスト都市伝説と活用法

ここからは、単なる移動手段に留まらないハッピーガストの活用テクニックや、ネット上で囁かれる不気味な噂の正体について掘り下げていきます。便利さと怖さが同居するこのモブの奥深さに触れてみましょう。
ボート連結で村人を空輸する裏技
私が個人的に最も革命的だと感じたのが、この輸送テクニックです。今回のアップデートでリード(首ひも)の仕様が変わり、ボート同士を繋げられるようになりました。
これを利用して、「ハッピーガスト → リード → ボート(村人などを乗せる) → リード → ボート…」というように数珠つなぎにすることで、空の列車のように大量のモブを一気に輸送できるのです。
地形を無視して一直線に運べるため、これまでの氷塊ロードやトロッコ敷設の手間が嘘のように解消されます。村人やパンダなどの移動にぜひ活用してみてください。
怒らせると怖い?都市伝説の真相
「マインクラフト ハッピー ガスト」と検索すると、「怖い」「呪い」といった不穏な単語を目にすることがあります。その代表的なものが、「ハッピーガストを怒らせるとカースド・ガスト(呪われたガスト)に変貌して襲ってくる」という都市伝説です。
噂では、執拗に攻撃したり特定の儀式を行ったりすると、あの笑顔が凶悪に歪み、画面にノイズが走るなどのホラー現象が起きると言われています。しかし、これらはあくまでユーザー間で創作された怪談や、演出によるものです。
実際のバニラ仕様(通常のゲームプレイ)では、ハッピーガストは攻撃されても反撃せず、最後まで笑顔のままです。むしろ、何をされても笑っているその姿こそが、逆に少し不気味に感じられる要因かもしれませんね。
まいぜんシスターズ動画の影響とMOD
こうした都市伝説が広まった背景には、YouTubeで大人気の「まいぜんシスターズ」などの実況動画の影響が大きいと考えられます。彼らの動画では、ハッピーガストが暴走したり、ストーリー仕立てで襲ってきたりする展開が面白おかしく描かれています。
これらは動画の演出としてMODやデータパック、編集技術を駆使して作られたエンターテインメントです。動画を見て「自分のワールドでも起きるかも?」と不安になったお子さんがいるかもしれませんが、通常のプレイでは絶対に起きないので安心してください。
データパックでの導入方法とコマンド
まだ公式アップデートが適用されていない環境や、Java版でいち早くハッピーガストを体験したい場合は、データパックを導入するのが一般的です。
「Modrinth」や「CurseForge」といったサイトで配布されている「Happy Ghasts」データパックをダウンロードし、ワールドのdatapacksフォルダに導入します。合わせてリソースパックの適用も必要になるケースが多いので注意しましょう。
導入後は、サバイバルでの生成を待つか、クリエイティブモードで /function happy_ghast:summon などのコマンドを使って呼び出すことができます。
テクスチャ変更で見た目を変える方法
ハッピーガストの見た目をさらに自分好みにしたいなら、リソースパック(テクスチャパック)の活用がおすすめです。
コミュニティでは、ハッピーガストにリボンやまつ毛をつけて女の子風にする「Happy Ghast Girl」や、表情をよりコミカルにする「Happy Ghast Redesign」などが人気を集めています。ハーネスのデザインを他の動物風に変えるパックもあり、機能面だけでなくビジュアル面でもカスタマイズの幅が広いのが魅力ですね。
マインクラフトでハッピーガストと冒険へ

ハッピーガストは、ただの新しい乗り物という枠を超えて、マルチプレイでの協力や大規模な建築、そして物流に革命をもたらす存在です。その笑顔の裏にあるネザーの歴史や、コミュニティで語られる都市伝説も含めて、非常に奥深い魅力を持っています。
ぜひ皆さんも、友達と一緒にハッピーガストの背中に乗り、これまで見たことのない景色を空から眺めてみてください。きっと、マインクラフトの世界がもっと広がるはずです。

