せっかく楽しみにしていたドラクエ10オフラインのバージョン2が始まらないとなると、本当に焦ってしまいますよね。私も以前、似たような状況で何度も再起動を繰り返した経験があるので、その不安な気持ちは痛いほどよくわかります。実はこの問題、PS5やSwitchといったハードウェアの仕様に関する設定や、ダウンロード番号の入力忘れ、さらにはゲーム内のクエスト進行状況など、いくつかの原因が重なっていることが多いんです。

- PS5やPS4でのライセンス修復手順と効果的な対処法
- Switch版で必須となるダウンロード番号の入力確認
- 画面が真っ暗で止まってしまった場合の意外な解決策
- ストーリーが進まない時に確認すべきゲーム内の進行条件
ドラクエ10オフラインのバージョン2が始まらない原因と対処法
まずは、技術的な側面から「ゲーム自体が起動しない」「追加コンテンツが認識されない」といったトラブルの原因と解決策を見ていきましょう。プラットフォームごとにやるべき操作が少し異なるので、お使いのゲーム機に合わせて確認してみてくださいね。
PS5やPS4はライセンス修復で解決
PlayStationユーザーの方で、購入したはずのDLCが反映されずに始まらない場合は、まず間違いなく「ライセンスの修復」を試してみる価値があります。これは、PSN上の購入情報と本体のデータがうまく同期できていない時に起こる現象なんですよね。
スタンバイモード中に購入したり、ネットが一瞬不安定になったりすると、鍵(ライセンス)がうまく渡されていない状態になることがあるようです。これを直す手順は意外と簡単です。
ライセンスを修復する手順
- ホーム画面の「設定」を開く
- 「ユーザーとアカウント」を選択する
- 「その他」に進む
- 「ライセンスを修復する」を選んで実行する
これを実行してもデータが消えるわけではないので、再インストールを試す前に、まずはこのライセンス修復をやってみるのが一番の近道かなと思います。
Switchはダウンロード番号の入力が必須
Nintendo Switch版、特にパッケージ版の「超デラックス版」などを購入された方に多いのが、このパターンです。カートリッジを挿せばそのまま遊べると思いきや、実はバージョン2は「ダウンロード番号」を入力しないと遊べない仕様になっています。
パッケージに紙が同封されていて、そこに16桁の英数字コードが書いてありませんか?これをニンテンドーeショップで入力する必要があります。
注意点
カートリッジ内のデータ更新だけではバージョン2は解放されません。必ずeショップのメニュー最下部にある「番号の入力」からコードを引き換えて、データのダウンロードを完了させてください。
私も最初は「あれ?更新したのに始まらない?」と戸惑いましたが、このコード入力が必須だと気づいて無事に解決しました。
再インストールとクリーンインストールの手順
ライセンス修復やコード入力を確認してもダメな場合は、インストールされているデータ自体が破損している可能性があります。こうなると、少し面倒ですがデータの入れ直しが必要になってきます。
特に、追加コンテンツ(バージョン2)だけを削除して入れ直しても改善しない時は、メインのゲームデータも含めてすべて削除し、ゼロから入れ直す「クリーンインストール」が効果的です。パッチの当たり方がおかしくなっている場合などは、これで綺麗サッパリ解消することが多いですね。
ただし、セーブデータだけは消さないように注意してくださいね。ゲームデータ(アプリ本体)の削除と、セーブデータの削除は別メニューになっていることがほとんどですが、操作は慎重に行いましょう。
画面が真っ暗で止まるなら待機が必要
これ、実は一番盲点かもしれません。「起動はするけど、画面が真っ暗(または真っ白)になってフリーズした」と思って強制終了していませんか?
実はこれ、フリーズではなく「ロード中」である可能性が高いんです。特にバージョン2の初回起動時や、大きなエリア移動の時は、裏で膨大なデータを読み込んだり展開したりしているので、画面表示が追いついていないだけのことがあります。
対処法:とにかく待つ!
画面が暗くなっても、故障だと判断する前に5分〜10分程度は何も操作せずに放置してみてください。
私の友人も「壊れた!」と騒いでいましたが、トイレに行って戻ってきたら始まっていた、なんてことがありました。焦って電源を切ると逆にデータが壊れるリスクがあるので、じっと我慢するのも大事な対処法です。
SDカードの容量不足とデータ破損チェック
Switch版でダウンロード版を利用している場合や、追加データを保存している場合に気をつけたいのがSDカードのトラブルです。バージョン2は大容量なので、SDカードの空き容量がギリギリだとインストールに失敗したり、読み込みが極端に遅くなったりします。
また、安価なSDカードを使っていると読み込みエラーが起きやすいので、もし頻繁にエラーが出るなら本体保存メモリーに移動させてみるのも手です。
データの破損チェック機能
Switchには「設定」>「データ管理」>「ソフトの詳細管理」の中に「データの破損チェック」という機能があります。動作が怪しい時は、一度これでチェックしてみると安心ですよ。
ドラクエ10オフラインのバージョン2が始まらない時の注意点

ここまでは「ゲームが起動しない」トラブルについてお話ししましたが、ここからは「ゲームは動いているのにバージョン2のストーリーが始まらない」という、ゲーム内容に関する悩みについて解説していきます。実は私もここで少し迷子になりました。
ストーリー進行条件とバージョン1クリア
まず大前提として、バージョン2「眠れる勇者と導きの盟友」を始めるには、バージョン1のメインストーリーを完全にクリアしている必要があります。
「ラスボスは倒したけど、エンディングを最後まで見ていない」とか、「サブクエストばかりやっていてメインが終わっていない」という状態だと、当然ながら次の物語は始まりません。タイトル画面が変わっていても、データの中身がクリア済みでなければ進めない仕様なんですね。
クエスト受注場所とコンシェルジュの活用
バージョン1をクリアしたからといって、自動的にバージョン2のオープニングが始まるわけではありません。ここがちょっと不親切というか、昔ながらのRPGっぽいところなんですが、自分から特定のクエストを受けに行く必要があります。
「次にどこへ行けばいいかわからない!」という時は、宿屋などにいる「旅のコンシェルジュ(案内係)」を活用しましょう。
コンシェルジュに聞こう
案内係に話しかけて「クエスト案内」を選ぶと、現在の進行状況に合わせて「次にやるべき重要なクエスト」を教えてくれます。これでバージョン2への導線となるクエストが見つかるはずです。
港町レンドアへの移動方法
具体的にバージョン2の物語が動き出す重要な場所、それが「港町レンドア」です。鉄道を使ってこの街に行き、特に「港町レンドア北」などを探索してみてください。
ここにいるNPC(ドロシーなど)や、グランドタイタス号に関連するイベントを進めることが、新たな大陸「レンダーシア」へ渡るための鍵となります。「始まらないなぁ」と悩んでいる方は、一度レンドアに向かってみることを強くおすすめします。地理的なキーストーンは間違いなくレンドアです。
オンライン版からのデータ引き継ぎは不可
最後に、勘違いしやすいポイントとして「データの引き継ぎ」があります。「昔オンライン版をやっていたから、その続きをオフライン版でバージョン2から遊びたい」と考えている方もいるかもしれません。
残念ながら、オンライン版のデータをオフライン版に持ってくることはできません。
一方通行の仕様
オフライン版クリア後のデータをオンライン版に引き継ぐことは可能ですが、その逆は不可です。オフライン版は、必ず最初(バージョン1の冒頭)からプレイして育てていく必要があります。
「データが読み込めない」「続きから始められない」という検索をしている方は、この仕様に引っかかっている可能性が高いですね。
まとめ:ドラクエ10オフラインのバージョン2が始まらない対策

今回は「ドラクエ10 オフライン バージョン2 始まらない」というトラブルについて、ハードウェアの設定からゲーム内の進行条件まで幅広くご紹介しました。
| 症状 | 主な原因 | 推奨される対策 |
|---|---|---|
| PS版で起動しない | ライセンスの不一致 | 設定から「ライセンスを修復する」を実行 |
| Switch版で遊べない | コード未入力 | eショップでダウンロード番号を入力 |
| 画面が暗いまま | ロード処理中 | 5分〜10分ほど操作せずに待機する |
| ストーリーが進まない | クエスト未受注 | コンシェルジュで確認し、港町レンドアへ |
多くの場合は故障ではなく、ちょっとした手順の違いや勘違いが原因だったりします。まずはライセンス修復やロード待機、そしてコンシェルジュへの相談など、手軽にできることから試してみてください。無事にレンダーシアへの冒険に出発できることを祈っています!

