YouTubeやSNSの広告でよく見るラストウォーですが、どこの国のアプリなのか気になっている方も多いのではないでしょうか。面白いという評判の一方で運営会社の実態が見えにくかったり中国製のアプリではないかという噂があったりと個人情報の危険性について不安になることもありますよね。また広告詐欺と言われるゲーム内容や課金システムについても安全なのか詳しく調べてみました。

- 運営会社と開発元の複雑な国籍関係
- 中国製アプリとしての安全性や危険性
- 広告と実際のゲーム内容にある大きな違い
- 無課金での限界や課金に関する注意点
ラストウォーはどこの国のアプリか運営実態を解説
まずは皆さんが一番気になっているであろう、このゲームの「国籍」についてです。調べてみると、表向きの顔と実質的な中身で拠点が異なるという、少し複雑な事情が見えてきました。
運営会社はシンガポールだが開発は中国
アプリストアでラストウォーの販売元を確認すると、「FUNFLY PTE. LTD.」という会社名が出てきます。住所を調べてみるとシンガポールの中心部にある立派なオフィスビルが登録されているんですよね。
これだけ見ると「あ、シンガポールのゲームなんだ」と思ってしまいますが、実はこれ、グローバル展開用のパブリッシャー(販売会社)である可能性が高いんです。さらに深く調べていくと、実質的な開発やゲームデザインを行っているのは、中国の北京にある「Beijing Yuanqu Entertainment」という企業であることが見えてきました。
ここがポイント
つまり、「運営(販売)はシンガポール、開発(中身)は中国」という二重構造になっているわけです。最近のグローバルなスマホゲームでは、こういった体制は珍しくないんですよ。
中国製アプリとしての危険性と安全性の検証
開発元が中国となると、どうしても気になるのが「個人情報の取り扱い」や「セキュリティ」のことですよね。TikTokなどの事例もあって、中国製アプリに対して警戒感を持つ方も多いと思います。
プライバシーポリシーを読んでみたのですが、私たちのデータ(IPアドレスやデバイス情報など)は、サービスの提供や分析のために収集されます。そして、そのデータの共有先にはAlibaba Cloud(アリババクラウド)や中国系のデータ分析企業が含まれている記述がありました。
「中国製だから即危険」と断定はできませんが、データのインフラの一部が中国本土の法規制の影響を受ける可能性があるという点は、理解しておいたほうがいいかもしれませんね。
PC版でのスパイウェア疑惑の真相とは
ネット上の口コミを見ていると、「PC版のクライアントがスパイウェアみたいだ」という怖い噂を見かけることがあります。これは、PC版ラストウォーを起動中に、パソコンの中身を調べるツール(プロセスモニターなど)を使おうとすると、ゲームが強制終了するという挙動が原因のようです。
運営側の説明によると、これは「チート(不正行為)対策」の一環だそうです。不正ツールを検知するためにPCの動きを監視しているのですが、その監視がちょっと厳しすぎて、一般的な調査ツールにも反応してしまっているようですね。
注意点
技術的に言うと「ウイルス」や「スパイウェア」とは少し違いますが、ユーザーのPC環境を強く監視している事実に変わりはありません。会社のパソコンや機密情報を扱う端末には入れないほうが無難かなと思います。
開発元はテンセントが出資する大手企業
「怪しい中華アプリなのでは?」と不安になるかもしれませんが、バックについている資本はかなり巨大です。実は、開発元のBeijing Yuanqu Entertainmentには、世界最大のゲーム企業であるテンセント(Tencent)が出資しているんです。
さらに、開発の中心人物は、かつて世界中で大ヒットした戦略ゲーム『Clash of Kings(キング・オブ・アバロン)』を生み出した企業の元CTOだと言われています。つまり、「ぽっと出の怪しいアプリ」ではなく、中国ゲーム業界のノウハウと資金がたっぷり注ぎ込まれた「ガチのプロジェクト」だと言えるでしょう。
アカウント連携解除の困難さの対処
遊ぶ前に知っておいてほしいのが、アカウント連携に関するトラブルです。一度Googleアカウントなどで連携してしまうと、後から「連携を解除したい」と思っても、アプリ内の機能だけでは簡単に解除できないケースが報告されています。
サポートに問い合わせてもセキュリティを理由に断られたという声もあるため、メインで使っている重要なGoogleアカウントなどを安易に連携させるのは避けたほうがいいかもしれません。捨てアカウントやゲーム専用のアカウントを使うのがリスク管理としてはおすすめですね。
ラストウォーはどこの国か以上に重要なゲームの正体

国籍や運営会社の正体がわかったところで、次は「ゲームそのもの」について見ていきましょう。広告で見るあの映像と、実際のゲーム内容には大きなギャップがあることは有名ですよね。
ラストウォーの広告は詐欺なのか実態を調査
広告では、兵士を左右に動かして「×2」や「×5」のゲートを通り抜け、大量のゾンビを撃ちまくる爽快なランアクションゲームに見えますよね。でも、実際にインストールしてみると、「あれ? 全然違うゲームが始まったぞ?」となるはずです。
確かに広告通りのミニゲームも少しは遊べるんですが、それはあくまで「おまけ」のようなもの。この手法は、難しい戦略ゲームに興味がない層を取り込むためのマーケティング戦略なんですよね。最近では、開発側も「広告詐欺」と言われるのを逆手にとって、有名俳優を起用して「広告通りのゲームを本当に作ったぞ(ミニゲームとしてだけど)」と自虐的にアピールしたりしています。
広告と違う4Xストラテジーという中身
では、このゲームの本質は何なのかというと、「4Xストラテジー」と呼ばれるジャンルです。自分の基地を育て、資源を集め、他のプレイヤーと同盟を組んで戦争をする、いわゆる「城ゲー」ですね。
4Xストラテジーとは?
探索(eXplore)、拡張(eXpand)、開発(eXploit)、殲滅(eXterminate)の4つの要素を楽しむシミュレーションゲームのことです。
広告のカジュアルなミニゲームを期待して入ると面食らいますが、実はこの戦略パートの出来が非常によくて、ハマる人が続出しているんです。同盟の仲間と協力してサーバーの覇権を争うシステムは、中毒性が高いですよ。
ラストウォーの課金はPay to Winか
はっきり言ってしまうと、このゲームは完全な「Pay to Win(勝つために課金する)」ゲームです。課金すればするほど強くなれますし、無課金プレイヤーが重課金プレイヤー(Whaleと呼ばれます)に勝つことは、まず不可能です。
上位プレイヤーの中には、数百万、数千万円単位で課金している人もいると言われています。彼らに目をつけられると、せっかく育てた兵士が一瞬で全滅させられることも…。この残酷さもまた、課金を煽るシステムの一部なんですよね。
無課金で遊べる限界と攻略のポイント
「じゃあ無課金じゃ遊べないの?」と言うと、そうでもありません。トップを目指すのは無理ですが、強い同盟に入って、味方のサポート役として楽しむことは十分に可能です。
ただ、基地のレベルが20を超えたあたりから、建築にかかる時間が1週間以上になったり、資源が圧倒的に足りなくなったりと、無課金の壁にぶつかります。ここを「まったり楽しむ」と割り切れるかどうかが、長く続けるコツかなと思います。
初心者が知っておくべき連盟対決の重要性
もしこれから始めるなら、「連盟対決(VS)」というイベントだけは覚えておいてください。これは毎日行われる同盟同士のポイント競争なんですが、報酬がとても美味しいんです。
曜日ごとに「採集」「建築」「研究」などのテーマが決まっていて、その日に合わせてアイテムを使うのが攻略の基本です。何も考えずにアイテムを使うと損をしてしまうので、同盟の先輩たちの動きを見て学ぶのがおすすめですよ。
ラストウォーはどこの国か理解して遊ぼう

結論として、ラストウォーはシンガポールを窓口にしつつ、中国の強力な開発力と資本で作られた本格的なストラテジーゲームです。データの取り扱いや課金システムには注意が必要ですが、ゲームとしてのクオリティが高いのも事実です。
「広告とは違うけど、これはこれで面白い」と割り切って、無理のない範囲で楽しむのが一番の正解かもしれませんね。ただし、課金のしすぎにはくれぐれもご注意を!
免責事項
本記事の情報は執筆時点の調査に基づくものです。アプリの仕様や運営状況は変更される可能性があります。正確な最新情報は必ず公式サイトをご確認ください。また、課金やアカウント連携等の最終的な判断はご自身の責任で行ってください。
