ポケモンGOを楽しんでいるトレーナーの皆さん、図鑑埋めや戦力強化のために交換機能を活用していますか?特に通信進化の要素があるポケモンだと、友達に一度送って進化させてから返してもらうことで図鑑を埋めたいと考えるのはとても自然なことですよね。私も原作のゲームボーイ時代からのファンなので、通信ケーブルを使ってカイリキーやゲンガーに進化させては送り返してもらった懐かしい記憶があります。

しかし、ポケモンGOのシステムにおいて交換や進化後に元の持ち主に返してもらうことは可能なのか、あるいは個体値などのステータスはどうなってしまうのかという疑問や不安を持つ方は非常に多いです。結論を先に少しだけお伝えすると、残念ながら原作のような気軽な貸し借りはできない仕組みになっています。そこで今回はこのトレーディングシステムがなぜ不可逆なのかという理由や、むしろその仕様を逆手にとって得をするための賢い遊び方について私自身の経験も踏まえて詳しく解説していきます。
- 交換したポケモンが元のトレーナーに戻れないシステム的な理由と背景
- アカウント削除や運営への問い合わせに関する誤った情報と正しい対処法
- 交換進化を利用してアメやほしのすなを大量に節約する具体的なテクニック
- 対人戦やレイドバトルで有利になるための個体値厳選と交換コストの管理術
ポケモンGOの交換進化後に返してもらうのは仕様上できない
まず、最も重要なポイントからお話しします。ポケモンGOにおいて、一度誰かに交換で送ったポケモンを、再び自分の手元に返してもらうことは、いかなる手段を使っても不可能です。これはバグや不具合ではなく、ゲームの根幹を成す非常に厳格な仕様なんですね。
一度交換したポケモンは再交換できない一方通行の仕様
ポケモンGOの交換画面を見てみるとわかりますが、一度交換が成立したポケモンには、ステータス画面の下部に「交換で入手」という記録が残ります。そして、このステータスがついたポケモンを再び交換に出そうとすると、選択リストの中でグレーアウトしてタップできない状態になります。
これは完全に「一方通行」のシステムです。「進化させてから返すね!」という約束で友人に大切なポケモンを送ってしまうと、その瞬間に所有権が友人に移り、二度とあなたのアカウントには戻ってきません。原作ゲームの感覚で「ちょっと貸して」を行おうとすると、取り返しのつかない悲劇を生んでしまうので、この仕様だけは絶対に覚えておいてください。
交換すると個体値が変わるため元のステータスに戻せない
なぜ運営であるNianticは、ここまで頑なに「返却」を拒む仕様にしているのでしょうか?その最大の理由は、交換による個体値(攻撃・防御・HP)のランダム変動(リロール)という仕組みにあります。
ポケモンGOでは、交換を行うとそのポケモンの個体値が再抽選されます。もし「返してもらう(再交換)」が可能だと想像してみてください。
もし再交換が可能だった場合の無限ループ:
AさんがBさんに送る(個体値が変わる) → 結果が悪ければBさんがAさんに送り返す(また変わる) → また送る…
このように、納得のいくステータスが出るまで延々とキャッチボールを繰り返す「無限個体値厳選」が可能になってしまいますよね。これでは、高個体を求めてレイドバトルをしたりフィールドリサーチをこなしたりするゲームの楽しさが失われてしまいます。このゲームバランスの崩壊を防ぐために、不可逆性というルールが設けられているのです。
アカウント削除や運営への問い合わせでも復旧は不可能
ネット上の一部では「間違って交換した後にアカウントを削除して復旧すれば、データがロールバック(巻き戻り)されてポケモンが戻ってくるのではないか」という噂が流れることがありますが、これは非常に危険な誤解です。
絶対にやめましょう!
公式のサポートページにも明記されていますが、アカウントの削除リクエストは恒久的なデータの消去を意味します。一度削除されたデータは二度と復元できません。
ポケモンを取り戻そうとしてアカウント操作を行うと、そのポケモンだけでなく、これまで積み上げてきた全ての図鑑、アイテム、経験値を失うことになります。運営サポートに問い合わせても、交換はユーザー間の合意に基づく契約行為とみなされるため、個別の救済措置が行われることはまずありません。
友人との貸し借りがトラブルになる原因と事前の注意点
この「返してもらえない」仕様を知らないまま、軽い気持ちで友人や家族と交換を行ってしまうと、リアルな人間関係のトラブルに発展しかねません。
「図鑑が埋まったら返すから、その色違い貸して!」と言われて貸してしまい、相手も返すつもりだったのにシステム上返せなくて気まずくなる……といったケースは本当によく聞きます。特に、学校の友達や職場の同僚など、リアルな繋がりのある相手との交換では、「交換=譲渡(あげる)」であるという認識を事前にお互いが確認しておくことが、トラブル回避の鉄則です。
伝説や色違いポケモンを誤って出さないためのロック機能
大切なポケモンを誤操作で交換に出してしまわないよう、自衛手段もしっかり用意されています。それが「お気に入り(☆)」機能です。
ポケモンのステータス画面右上にある☆マークをタップして黄色くしておけば、そのポケモンは交換リストに表示されなくなりますし、博士に送ることもできなくなります。高個体値のポケモン、苦労して手に入れた色違い、限定技を覚えているポケモンなどは、入手したその場ですぐにロックをかける癖をつけておきましょう。これだけで、「うっかり交換」のリスクをゼロにできます。
ポケモンGOの交換進化で返してもらうより得する活用法

「返してもらえない」という事実は変えられませんが、落ち込む必要はありません。実はこの仕様を正しく理解して活用すれば、普通にプレイするよりも圧倒的に効率よく強力なポケモンを育成できるからです。ここからは、リスクをチャンスに変える「交換進化」の活用術をご紹介します。
交換進化の対象ポケモン一覧とアメを節約するメリット
特定のポケモンは、交換することによって進化に必要なアメが0個(無料)になります。通常、2段階目の進化には100個〜200個ものアメが必要ですが、これがタダになるのは革命的です。
| 進化前 | 進化後 | 通常コスト | 交換後コスト | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| ワンリキー | カイリキー | アメ100個 | 0個 | ★★★★★ |
| ドッコラー | ローブシン | アメ200個 | 0個 | ★★★★★ |
| ボクレー | オーロット | アメ200個 | 0個 | ★★★★☆ |
| カブルモ | シュバルゴ | アメ200個 | 0個 | ★★★☆☆ |
特に「カイリキー」や「ローブシン」は、ジムバトルやレイドバトルで必須級の戦力です。これらを自力で進化させようとするとアメ集めが大変ですが、フレンドと交換し合うだけで、即座にアメ0個で最終進化まで持っていけます。アメ200個分の節約は、初心者から上級者まで計り知れないメリットです。
交換で個体値やCPが変わる仕組みを利用した厳選テクニック
先ほど「個体値が変わる」ことをデメリットの文脈で話しましたが、これは逆に言えば「個体値を再抽選できるチャンス」でもあります。
例えば、野生で捕まえた個体値の低い(評価がイマイチな)ポケモン同士を交換し合うことで、運が良ければ高個体値に化ける可能性があります。これを繰り返すことで、捕獲時の運に頼らずに高ステータスのポケモンを狙うことができます。
PvP(対人戦)勢の裏技「0交換」
フレンドになりたての「知り合い」状態などで交換を行うと、個体値の下限が低いため、対人戦で有利な「攻撃が低く、防御・HPが高い」特殊な個体値を狙いやすくなります。あえて仲良し度を上げずに交換する、玄人向けのテクニックです。
キラポケモンを狙って強化に必要なほしのすなを抑える方法
交換における最大の大当たりが「キラポケモン」です。交換時に低確率で背景が金色に輝くキラポケモンになると、個体値が最低でも12-12-12以上(80%以上)保証されるうえに、強化に必要な「ほしのすな」が半分になります。
ポケモンを最大レベル(PL50)まで強化するには莫大な量のほしのすなが必要ですが、キラポケモンならそのコストを劇的に圧縮できます。古い時期(2016年〜2018年頃)に捕まえたポケモンを交換に出すとキラになりやすいという仕様もあるので、ボックスに眠っている古いポケモンがいないか探してみるのも良いでしょう。
フレンドとの仲良し度による交換コストの違いと節約術
交換には「ほしのすな」を消費しますが、このコストはフレンドとの「仲良し度」によって大きく変わります。特に注意が必要なのが、図鑑に登録されていない伝説のポケモンや色違いポケモンを交換する場合です。
| 仲良し度 | 未登録の色違い・伝説交換コスト |
|---|---|
| 知り合い | 1,000,000 |
| 友達 | 800,000 |
| 親友(30日) | 80,000 |
| 大親友(90日) | 40,000 |
「知り合い」レベルで未登録の色違いを交換しようとすると、なんと100万ものほしのすなが必要になります。これは初心者にとって絶望的な数字です。しかし、ギフト交換などで30日間仲良くして「親友」になれば、8万までコストダウン(92%OFF)できます。焦らずに仲良し度を上げてから交換することが、資産を守るコツです。
1日1回の特別な交換を無駄にせず行うべきタイミング
伝説のポケモン、色違いポケモン、図鑑未登録ポケモンの交換は「特別な交換」と呼ばれ、通常は1日に1回のみという制限があります。
この貴重な1日1回の枠をどう使うかが、トレーナーとしての腕の見せ所です。おすすめは、確定でキラポケモンになる「キラフレンド」との交換に使うことや、コミュニティ・デイなどで特別に交換回数が増えているイベント期間を活用することです。毎日なんとなく消費するのではなく、計画的に「今日はあの伝説ポケモンをキラ交換しよう」と約束を取り付けて行うのが、効率的な図鑑埋めと戦力強化の近道です。
ポケモンGO交換進化は返してもらうより前向きに活用を

結論として、「ポケモンGOで交換したポケモンは返してもらうことができない」という仕様は変えられません。しかし、それを嘆くよりも、「アメを節約して即戦力を作る手段」「不要な個体を高個体やキラに生まれ変わらせるチャンス」として捉え直すことで、ゲームの楽しみ方は大きく広がります。
大切なポケモンを失うリスクはロック機能で回避しつつ、信頼できるフレンドと積極的に交換を行って、お互いのパーティを強化していきましょう。それが、Nianticがこのシステムに込めた「トレーナー同士の交流」という本来の目的なのかもしれませんね。
