自宅や職場の近くにポケストップがなくて困っていませんか。2025年現在では申請可能なレベルや条件が緩和されており、正しい知識があれば自分の手で新しいポケストップを作ることは夢ではありません。しかし、いざ申請しようと思っても、審査基準や写真の撮り方、あるいはセルに関するルールなど、覚えるべきことが多くて難しそうと感じてしまうかもしれません。この記事では、私が実際に試行錯誤しながら学んだ、承認されやすい申請のコツや最新の審査事情について、初心者の方にも分かりやすく解説していきます。

- 2025年の最新ルールに基づいた申請条件とテスト合格のポイントが分かる
- 承認率を劇的に高める写真撮影のコツやAI審査への対策が学べる
- ポケストップを効率よく配置するためのS2セルや距離制限の仕組みを理解できる
- 位置ずらしなどのリスクを回避し安全にポケストップを増やす方法が分かる
2025年版ポケモンGOのポケストップ作り方と申請条件
まずは、ポケストップを作るための基本的な条件と、申請を始める前の準備について解説していきますね。以前に比べて参加のハードルはずいぶん下がりましたが、その分だけ知っておくべきルールも変化しています。
申請可能なレベルと条件の緩和
かつては限られた高レベルプレイヤーだけの特権だったポケストップ申請ですが、2025年現在はトレーナーレベル35から参加できるようになっています。これは本当に大きな変化で、より多くのトレーナーが地域の探索者としてマップ作りに参加できるようになったんです。
ただし、レベル35になったからといってすぐに申請できるわけではありません。Nianticが運営する「Niantic Wayfarer」というサイトで、適切な申請を行うためのテストに合格する必要があります。また、子供用アカウントでは申請機能が利用できない点にも注意が必要です。
申請資格のまとめ
- トレーナーレベル35以上であること
- Niantic Wayfarerのテストに合格していること
- 過去に不正行為などで申請権限を剥奪されていないこと
Wayfarerテスト合格への対策
Wayfarerのテストは、10問程度の選択式問題です。「これはポケストップとしてふさわしいか?」という判断基準を問われるのですが、これが意外と侮れません。適当に答えて不合格になると、再受験までに30日間の待機期間が発生してしまいます。
2度目の不合格はNG!
もし2回連続で不合格になると、そのアカウントでは永久に申請や審査ができなくなる可能性があります。必ず事前にヘルプページ(適格性基準)を熟読してから挑みましょう。
テストの内容は「学校の敷地内はNG」「緊急車両の妨げになる場所はNG」といった基本的な安全基準から、「歴史的な価値があるか」「人が集まる場所か」といった適格性の判断まで幅広く出題されます。焦らずじっくりとガイドラインを読み込むことが合格への近道です。
審査基準と承認されやすい候補
ポケストップとして承認されるためには、Nianticが定める「3つの柱(適格性基準)」のいずれかを満たしている必要があります。なんとなく申請するのではなく、「この候補はどの柱に当てはまるか」を意識して説明文を書くことが大切です。
| 基準の柱 | 具体例 | アピールのポイント |
|---|---|---|
| 探索 (Exploration) | 歴史的な案内板、ユニークなアート、壁画、隠れた名所 | 「ここに行かないと見られない」「地域の歴史を学べる」という特別感を伝える。 |
| 運動 (Exercise) | 公園、ハイキングコースの入り口、スポーツ場の看板 | 「安全に歩ける」「地域住民が運動のために利用する」ことを強調する。 |
| 社交 (Social) | パビリオン、図書館、教会、地域交流センター、人気のカフェ | 「人々が集まって交流する場所である」というコミュニティ機能を説明する。 |
逆に、一般的な住宅、小中学校の敷地内、一時的な設置物(季節限定の看板など)は、どれだけ立派に見えても承認されません。まずは地元の公園や掲示板、神社やお地蔵さんなど、確実性の高いものから探してみるのがおすすめです。
承認率を上げる写真撮影のコツ
審査の合否を分ける最大の要因は「写真」です。特に最近はAIによる自動審査が導入されているため、写真のクオリティが低いと人間が見る前に弾かれてしまうこともあります。
メイン写真(ポケストップになる画像)は、対象物を中央に大きく、鮮明に写すことが鉄則です。夜間の撮影や、車内から撮影してダッシュボードが写り込んでいる写真は一発で否認されます。また、通行人の顔や車のナンバープレートが入らないように細心の注意を払いましょう。
補足写真の重要性
メイン写真とは別に撮影する「補足写真」は、審査員が位置を確認するための証拠です。対象物だけでなく、周囲の建物や道が一緒に写るように少し引いて撮ると、「確かにその場所にそれがある」と証明しやすくなります。
AI審査で否認されないための対策
最近のWayfarerでは、「eMiLy」と呼ばれるAIシステムが一次審査を行っています。申請から24時間以内に「Wayfarer基準を満たしていない」といった理由で否認された場合、AIによる自動判定である可能性が高いです。
AIは「自然物(ただの木や茂み)」や「不鮮明な画像」を嫌う傾向があります。例えば、森の中の看板を撮るときに周りの木々ばかりが写っていると、「対象物不明」と判断されがちです。できるだけ人工物(看板や遊具)が写真の大部分を占めるようにトリミングやアングルを工夫しましょう。
もしAIに誤って否認されたと感じたら、Wayfarerのサイトから「アピール(異議申し立て)」を行うことができます。アピールすると人間の審査員が再確認してくれるので、自信がある候補は諦めずに再挑戦してみてください。
実践的なポケモンGOのポケストップ作り方とセル戦略

ここからは、少しマニアックですが非常に重要な「場所の仕組み」についてお話しします。せっかく承認されたのにゲームに登場しない、という悲劇を防ぐための戦略的な知識です。
S2セル配置と距離制限の最新情報
ポケモンGOのマップは、Googleが開発した「S2セル」というグリッドで区切られています。ポケストップの配置に影響するのは、S2セル レベル17(一辺約70〜100mの菱形)です。
基本ルールとして、1つのS2セル(レベル17)の中に配置できるポケストップやジムは1つだけです。つまり、すでにポケストップがあるセルの中に新しい候補を申請しても、承認はされますがポケモンGOには出現しません(Ingressなど他のゲームには出る可能性があります)。
20メートルルールの撤廃(2025年最新情報)
以前は「既存のスポットから20メートル離れていないとダメ」というルールがありましたが、現在は撤廃されています!つまり、距離が数メートルしか離れていなくても、S2セルの境界線を跨いでいれば、隣同士にポケストップを作ることが可能です。
ポケストップをジムにする法則
自分の家の近くにジムができたら嬉しいですよね。実は、どのポケストップがジムになるかには法則があります。これには、レベル17より広いS2セル レベル14が関係しています。
レベル14のセル内にある「ポケストップとジムの合計数」が特定の数に達すると、ジムが生成されます。
- 2個目のスポットができたら、そのうちの1つがジムになる。
- 6個目のスポットができたら、2つ目のジムができる。
- 20個目のスポットができたら、3つ目のジムができる。
どのポケストップがジムに昇格するかは、以前は「写真へのいいね数」が多いものが優先されていました。2025年現在はランダム要素が強まっているとも言われていますが、それでも事前に写真に「いいね」を集めておくことは、私たちができる数少ないアピール手段の一つです。
パワースポットが出現する条件
新しく登場した「パワースポット(マックスバトルの場所)」は、通常のポケストップとは少し違う動きをします。これらは、主に「S2セルの制限でポケストップになれなかった承認済みのスポット」から選ばれることが多いようです。
つまり、同じセル内に2つの候補があって、片方がポケストップになった場合、もう片方の「余ってしまったスポット」がパワースポットとして活用される可能性があるのです。また、これらは定期的に場所が入れ替わることも確認されています。
位置ずらし申請のリスクと罰則
「自宅から回せるようにしたいから、実際の位置より少しだけ家寄りに申請しよう」……この誘惑に駆られる気持ちは分かりますが、絶対にやってはいけません。
Nianticは位置情報の偽装や意図的な位置ずらしに対して、非常に厳しい姿勢をとっています。審査員は航空写真やストリートビューを見て正確な位置を確認していますし、意図的なズレと判断された場合、申請が否認されるだけでなく、アカウントに対して警告や停止処分が下されるリスクがあります。
ラダーポリシー(罰則の段階)
警告 → 30日停止 → 90日停止 → 永久停止(BAN)
この処分はポケモンGOだけでなく、同じアカウントでプレイしている全てのNianticゲームに適用されます。目先の利益のために大切なアカウントを失わないよう、正直で正確な申請を心がけましょう。
IITCでセルを確認する手順
S2セルの境界線を正確に知るためには、有志が開発したツール「IITC(Ingress Intel Total Conversion)」を活用するのが一般的です。これは元々Ingress用のマップツールですが、プラグインを入れることでポケモンGOのセルを表示できるようになります。
ただし、導入には少し手間がかかりますし、公式ツールではないため自己責任での利用となります。PCやAndroidスマホでは比較的導入しやすいですが、iPhoneでは設定が難しい場合もあります。「PogoMap.info」のようなWebブラウザで確認できるサイトを併用するのも一つの手です。
ハイブリッド確認のススメ
現在はIngressとポケモンGOで出現しているスポットが異なる「データベースの分離」が進んでいます。IITCの情報だけを鵜呑みにせず、必ず現地でポケモンGOの画面を開いて、実際のポケストップの位置とセルのラインを見比べながら計画を立てましょう。
成功するポケモンGOのポケストップ作り方

最後に、成功するためのステップをまとめます。
- まずはレベル35を目指し、Wayfarerテストに合格する。
- S2セル(レベル17)の仕組みを理解し、空白のセルにある候補を探す。
- AI審査を意識して、対象物がはっきり写ったきれいな写真を撮る。
- 「この場所は地域にとってどんな価値があるか」を誠実に説明する。
ポケストップ作りは、単なるゲーム攻略以上の面白さがあります。地元の知らなかった史跡に気づいたり、自分が作ったスポットで誰かが遊んでいるのを見かけたりするのは、何にも代えがたい喜びです。ぜひルールを守って、あなたの街をより楽しく便利にしてみてくださいね!

