毎日バトルリーグに挑んでいるのになかなか勝てない、レートの数字が増えたり減ったりを繰り返して停滞しているという悩みを抱えていませんか。ランク20までは到達できても、そこから先のACEランクを目指そうとすると急に相手が強くなったように感じて心が折れそうになることもありますよね。実はこの壁を突破するには、ただ強いポケモンを並べるだけでなく、ゲームの仕組みや環境への深い理解といった明確なコツが存在するのです。

- レートが上がらない根本的な原因と魔境と呼ばれる帯域の特徴
- 勝率50パーセントの壁を超えるための個体値厳選とパーティ構築
- 0.5秒の差で勝敗が決まるターン制バトルの仕組みとCCT技術
- シーズン25の最新環境で勝ち抜くための具体的な立ち回り
ポケモンGOでランク20から上がらない原因
ランク20に到達した途端、まるで別のゲームのように勝てなくなる現象には明確な理由があります。ここでは、多くのトレーナーが陥りがちな罠と、なぜレート1700から1900付近で停滞してしまうのか、その背景にある「見えない壁」について詳しく掘り下げていきます。
レートが伸びない魔境の正体
ランク20以降の世界、特にレート1700から1900の帯域は、通称「魔境(Elo Hell)」と呼ばれています。ここでは、セオリー通りの強いパーティを使っているだけでは安定して勝つことが難しいという特徴があります。
なぜなら、上位帯では滅多に見かけないようなマイナーなポケモンや、予測不能な技構成の相手とマッチングすることが頻繁にあるからです。「なんでこんなポケモンが出てくるの?」と戸惑っている間にペースを乱され、本来の実力を出せないまま負けてしまうことが少なくありません。
魔境を抜けるには?
相手の意表を突く動きに動じない「対応力」と、どんな相手が来ても自分の勝ち筋を通せる「太い構築」が求められます。
勝てない時のメンタル管理
技術的な問題以前に、メンタル面での崩れが「上がらない」原因になっているケースも非常に多いです。特に注意したいのが、連敗した後の行動です。
やってはいけないNG行動
- チームホッピング(Team Hopping): 負けた悔しさから、コロコロとパーティを変えてしまうこと。これではポケモンの使用感やダメージ感覚が定着せず、余計に勝てなくなります。
- パニックシールド: 相手のゲージ技に対して、ダメージ計算や後先のことを考えずに反射的にシールドを使ってしまうこと。
「今日は調子が悪いな」と感じたら、無理に潜らずに時間を置く勇気も必要です。感情的になった状態でのバトル(Tilt)は、判断力を鈍らせ、さらなる連敗を招くだけです。
ACE昇格に必要な条件と勝率
ランク20から次の称号である「ACE(エース)」に昇格するためには、レーティング「2000」に到達する必要があります。ランク20までは試合数をこなせば誰でも到達できましたが、ここからは「勝率」がすべてを決める実力主義の世界です。
レートを上げるには、基本的に5セット(25戦)トータルで勝ち越す必要があります。つまり、勝率50%をわずかでも上回る必要があるのです。例えば、1セット(5戦)で3勝2敗を積み重ねていけば、計算上レートは確実に上昇していきます。
「大きく勝ち越す」必要はありません。「毎日コツコツと3勝2敗を目指す」という意識の切り替えが、プレッシャーを減らし、結果としてACE到達への近道となります。
勝ち越すための個体値厳選
もしあなたが「攻撃のステータスが高いポケモン(個体値100%や星3)」を優先して使っているなら、それが勝てない原因かもしれません。スーパーリーグやハイパーリーグにおいては、この常識が逆転します。
リーグ別・理想の個体値
- スーパー/ハイパーリーグ: 攻撃は低く(0〜1)、防御とHPは高く(15)。
- マスターリーグ: 攻撃・防御・HPすべて最大(100%)。
CP制限のあるリーグでは、攻撃力をあえて下げることで、その分ポケモンのレベルを高く上げることができます。結果として、実際の耐久力(実数値)が高くなり、相手の攻撃をより多く耐えられるようになります。このわずかな耐久の差が、ギリギリの勝負を制する鍵となるのです。
スーパーリーグのおすすめ構築
シーズン25(プレシャスパス)の環境では、大幅な技調整によりメタ(流行)が激変しました。特に注目すべきは「トリトドン」を中心とした地面タイプの台頭です。
ランク20の壁を突破するためには、環境トップのポケモンに対抗できる構築が必要です。現在の環境でおすすめなのは、以下のようなポケモンたちを軸にしたチームです。
| 役割 | おすすめポケモン | 特徴 |
|---|---|---|
| 初手 | トリトドン、エアームド | 出し負けが少なく、広い範囲に対応可能。 |
| クッション | ベロリンガ、オーロット | 耐久が高く、不利対面でも起点を作られにくい。 |
| エース | シャドウオーダイル、レジスチル | シールドがある状態で全抜きを狙える火力を持つ。 |
これらのポケモンは単体でも強力ですが、重要なのは「チームとしての補完」です。流行りのポケモンをただ並べるのではなく、それぞれの弱点をカバーし合える組み合わせを見つけることが重要です。
ポケモンGOのランク20から上がらない対処法

原因がわかったところで、次は具体的な解決策に踏み込みましょう。ここでは、運任せのバトルから卒業し、論理的に勝利を手繰り寄せるためのテクニックやチーム理論を解説します。これを知っているだけで、バトルの見え方が劇的に変わるはずです。
パーティー編成とABB理論
ランク20脱出に最も効果的と言われる構築理論の一つに「ABB構築」があります。これは、あえてタイプを偏らせることで相手をコントロールする戦術です。
ABB構築の基本メカニズム
- A(初手): 弱点が明確で、なおかつ対応力の高いポケモン。
- B(裏の2体): 同じタイプ、または同じ弱点を持つポケモン2体。
例えば、初手のAが不利な相手と対面した場合、すぐに裏のB1(捨て役)に交代します。相手はB1に有利なポケモンを出してきますが、B1が倒された後にAが戻ってくることで、相手の対策ポケモンを処理できます。こうして、最後に残ったB2(本命のエース)を通すための障害を排除するのがこの戦術の狙いです。
シーズン25なら、「毒・地面」のABB(ドオーを初手、裏にトリトドンとナマズンなど)が、強力な草タイプを誘い出して処理する動きとして機能します。
ターン制理解と技のカウント
ポケモンGOのバトルは、実は画面を連打するアクションゲームではなく、0.5秒(1ターン)単位で進行する「ターン制ストラテジー」です。この感覚を持つことが、上級者への第一歩です。
全ての通常技(ノーマルアタック)は、1〜5ターンのいずれかに設定されています。例えば、「りゅうのいぶき」は1ターン(0.5秒)、「カウンター」は2ターン(1.0秒)、「やきつくす」は5ターン(2.5秒)です。
上級者は、相手が何回技を撃ったかを数えています(カウント)。「ラグラージがマッドショットを5回撃ったから、次はハイドロカノンが飛んでくる」と予測できれば、無駄なシールドを使わずに済みます。まずは自分の使うポケモンの技回数から覚えていきましょう。
交代受けの立ち回りとコツ
「交代受け(Catch)」は、不利な状況を一気に覆す可能性を秘めた高等テクニックです。相手がゲージ技を撃つ瞬間に、耐性のあるポケモンやHPの残りが少ないポケモンに交代して、技を受け止めます。
成功すれば、相手は苦労して溜めたエネルギーを無駄にし、こちらはシールドを温存できます。コツは、前述の「カウント」を意識することです。「そろそろゲージ技が来るな」というタイミングで交代ボタンを押す準備をしておきましょう。
注意点
失敗すると、交代したポケモンが無防備にダメージを受けたり、相手にさらに起点にされたりするリスクもあります。最初は「明らかにタイミングがわかる技(ブラストバーンなど)」から練習してみるのがおすすめです。
シールド管理とCCTの技術
レート2000の壁を超えるために必須となるのが、**CCT(最適発動タイミング)**という技術です。これは、「相手の通常技の硬直時間に合わせて、自分のゲージ技を撃つ」ことを指します。
もしタイミングを適当に撃ってしまうと、相手に「差し込み(Sneak)」を許してしまいます。これは、ゲージ技の発動ターンに相手の通常技のダメージとエネルギーが入ってしまう現象です。接戦では、この「無料の1発」を許すかどうかが勝敗を分けます。
基本的には、「相手の技が終わる直前のターン」に撃つのが正解です。例えば、相手が3ターン技を使っているなら、1回目ではなく4回目や7回目の後に撃つなどの工夫が必要です。これができるようになると、競り負けていた試合を拾えるようになります。
環境メタポケモンの対策
シーズン25で特に警戒すべきポケモンへの対策を頭に入れておきましょう。
- 対トリトドン: 現在の覇者です。草タイプ(ジャローダ、オーロット)で攻めるのが一番ですが、飛行タイプ(エアームド、マンタイン)で地面技を無効化するのも有効です。
- 対ルンパッパ: 強化された「おどろかす」が厄介です。毒タイプ(ドオー)や飛行タイプで対抗しましょう。
- 対ニダンギル: 格闘やノーマル技を完封してきます。悪タイプや地面タイプで弱点を突くことが重要です。
「流行っているポケモンには必ず明確な弱点がある」ことを忘れず、自分のパーティにその回答(カウンター)を用意しておくことが、勝率アップに繋がります。
ポケモンGOでランク20から上がらない結論

ランク20から上がらない、レートが伸びないと悩む時期は誰にでもあります。しかし、それは決してセンスがないからではありません。「正しい個体値を選ぶ」「環境に合ったパーティを組む」「CCTやカウントといった技術を学ぶ」というステップを踏めば、必ず壁は突破できます。
まずは今日から、1戦1戦を振り返り、「なぜ勝てたのか」「どこでシールドを使うべきだったか」を考える癖をつけてみてください。知識を武器に、冷静にバトルを楽しめば、ACEの称号はすぐそこに待っています!
※本記事で紹介した戦略やデータは、執筆時点(シーズン25)の情報を基にした一般的な目安です。今後のアップデートや環境変化により有効な戦術が変わる可能性があります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。

