FGOの二次創作活動を始めるにあたって、ルールがどうなっているのか気になっている方も多いのではないでしょうか。特に、同人グッズの頒布やその規模、YouTubeなどでの動画配信における収益化とJASRACに関する条件、さらにAIによるイラスト生成が禁止されているのかどうかなど、迷ってしまうポイントがたくさんありますよね。また、MMDの当日版権や規約についても、細かいルールがあって少し複雑に感じるかもしれません。この記事では、fgoの二次創作ガイドラインに関するさまざまな疑問について、分かりやすく紐解いていきたいと思います。皆さんが安心して楽しく創作活動を続けられるよう、しっかり確認していきましょう。

- 同人活動における非営利と営利目的の境界線
- 動画配信で許可されている範囲と収益化の条件
- AI生成物や3Dモデルを扱う際の注意点とモラル
- 公式素材の利用制限や著作権にまつわる基本ルール
fgoの二次創作ガイドラインの基本と原則
公式が定めているルールの根本的な考え方や、二次創作を楽しむ上で必ず知っておきたい基本事項についてまとめてみました。グッズ制作や動画配信など、具体的な活動ごとの基準を見ていきましょう。
同人グッズの頒布規模と営利目的の境界
同人誌やグッズを作る際、どこまでがセーフでどこからがアウトなのか、悩むことってありますよね。大前提として、企業が営利目的で二次創作を行うことは禁止されています。個人であっても、活動の規模が大きくなりすぎると「商業活動」とみなされてしまうリスクがあるんです。
大がかりな大量生産や広範囲への委託販売は避け、あくまで「趣味の範囲」に留めることが大切です。
公式からは「〇個までならOK」といった明確な数字は出ていません。ただ、IP・二次創作界隈の一般的な目安(株式会社ニトロプラスなどのガイドライン)を参考にすると、販売数量の累計が数百個以内、売上予定額が10万円以下といった小規模な範囲が、非営利なファン活動として許容されやすい傾向にあります。
とはいえ、これはあくまで一般的な目安に過ぎません。海外の工場で大量生産したり、継続的に莫大な利益を上げたりするような行為は絶対にやめておきましょうね。心配な場合は、正確な情報は公式サイトをご確認いただき、最終的な判断は専門家にご相談されることをおすすめします。
動画配信の収益化とJASRACの条件
ゲームの実況配信はとても楽しいですが、ここにもしっかりとしたルールが設けられています。まず、配信するプラットフォームはJASRACと音楽に関する利用許諾契約を結んでいるサイト(YouTubeやニコニコ動画など)であることが絶対条件です。新興の配信サイトを使う場合は、この点に注意が必要ですね。
YouTubeのパートナープログラムなどを利用して、広告収益やスーパーチャットを受け取ること自体は公式に許可されています。
ただし、配信できる区間には厳格な制限があります。第2部の終章(レイドバトル決着後)以降のストーリーなど、特定の区間は配信が禁止されているので、事前にしっかり確認しておきましょう。また、個人ではなく法人や事務所に所属しているVTuberの方などは、例外として個別の許諾が必要になります。ルールを守って、リスナーさんと一緒に盛り上がっていきたいですね。
AIイラスト生成は禁止されているのか
最近よく話題になるAIイラストですが、現在のところ、公式のルール内に「生成AIを禁止する」という直接的な言葉は明記されていません。ですが、だからといって自由にAIを使っていいというわけではないんです。
FGOのルールでは、ゲーム内の画像データをコピーしたり、吸い出して使用することは固く禁止されています。AIに特定のキャラクターを学習させるために、公式の画像を無断で大量に集めて読み込ませる行為は、この「データの抽出禁止」というルールに引っかかる可能性が極めて高いかなと思います。
AIが生成したイラストは、著作権法上の「依拠性」や「類似性」の観点からも、著作権侵害とみなされるリスクを孕んでいます。
コミュニティのモラルとしても、AI生成物を純粋な手描きのファンアートと偽って公開するのはトラブルの元です。SNSに投稿する際は「#AIイラスト」と明記するなど、しっかりタグを分けて棲み分けを図っていく配慮が必要ですね。
MMDや3Dモデルの配布と利用規約
MMD(MikuMikuDance)などを使って3Dモデルで遊ぶのも人気ですが、これには「二重のルール」が存在することを知っておいてください。一つ目は版権元である公式のルール、そしてもう一つは、その3Dモデルを作ったモデラーさんが独自に定めている利用規約です。
公式のルールを守っていても、モデラーさんの規約を破ってしまえば即アウトになります。
モデラーさんの規約には、公序良俗に反する使用、政治的・宗教的な利用、過度なエログロ表現の禁止などが含まれていることがほとんどです。また、VRChatなど他のソフトへ無断で移植することも禁止されているケースが多いですね。モデルをお借りして動画を作る際は、必ず付属のReadMeなどを熟読し、制作者さんへのリスペクト(クレジット表記など)を忘れないようにしましょう。
立体物の頒布と当日版権システムの申請
自分でフィギュアやガレージキットを作ってみたい!という方もいるかもしれませんね。立体物の制作自体は禁止されていませんが、それをイベントなどで「頒布(販売・展示)」するとなると話は別です。
立体物は製造コストが高く、海賊版ビジネスに繋がりやすいため、無制限な頒布は認められていません。ワンダーフェスティバルなどの即売会イベントが定めている「当日版権システム」を利用し、事前の申請と許諾を得ることが必須になります。
イベントという管理された枠組みの中でのみ、立体物の頒布が許されているという仕組みを理解しておきましょう。
手続きは少し大変かもしれませんが、公式に認めてもらうための大切なステップです。しっかり準備してイベントに臨みたいですね。
fgoの二次創作ガイドラインと法的注意点

ここからは、イラストやシナリオ、音楽など、ゲーム内の具体的なデータや素材を扱う際の法的なルールについて解説します。思わぬ形で著作権や商標権を侵害してしまわないよう、しっかり確認しておきましょう。
公式画像の抽出禁止と例外的なWeb素材
ゲーム画面のスクリーンショットをそのまま同人誌の表紙にしたり、グッズのデザインに使ったりするのは原則として禁止されています。ゲームデータのコピーや吸い出しは、いかなる理由であってもNGだと覚えておいてくださいね。
ただし、例外もあります。TYPE-MOONの公式サイト等で「ホームページ用素材」として配布されている画像や、一部のスクショに限り、Web上での使用が許可されているんです。
許可されている素材を使う場合でも、「直リンクの禁止」「過度な加工・改変の禁止」「権利表記とリンクの設置」という3つの条件を必ず守る必要があります。
個人で楽しむためにスマホの壁紙にするくらいなら問題ありませんが、それをネット上で配布するのは著作権侵害になってしまうので注意してくださいね。
ロゴやUIの流用禁止と商標的価値の保護
ゲームのタイトルロゴや令呪のマーク、ゲーム画面のUI(ボタンやメニューなどのデザイン)を、そのまま自分の作品に使うことは禁止されています。これらにそっくりな類似品を作るのもダメです。
なぜイラスト以上に厳しいのかというと、これらは単なる著作物ではなく、公式の商品であることを証明する「ブランドアイデンティティ」だからなんです。
ロゴやUIを使ってしまうと、一般の人が「これは公式から出ているグッズだ!」と誤解してしまうリスクが非常に高くなります。
こうした誤認を防ぎ、ブランドの価値を守るために厳格な制限がかけられているんですね。オリジナルのデザインで勝負するようにしましょう!
シナリオ転載禁止とネタバレ区間の注意
FGOにとって、シナリオはゲームの命とも言える重要な部分です。そのため、ゲーム内のテキストをそのまま書き起こしてブログなどに掲載したり、他言語に翻訳して公開したりする行為は、核心部分の無断複製となるため固く禁じられています。
また、シナリオを台本化して配布したり、長文を引用して小説化したりするのもNGです。
一文程度の短い引用や、世界観をモチーフにして自分自身の言葉でイチから書き上げた二次創作小説であれば問題ありません。
動画配信の項目でも触れましたが、最新のストーリーなどネタバレに繋がる部分の取り扱いには特に配慮が必要です。これからプレイする人の楽しみを奪わないよう、十分注意したいですね。
楽曲データの権利と音楽利用の境界線
ゲーム内のBGMやキャラクターの音声データを吸い出して、動画やCDに使うことは絶対にやめましょう。ゲームの音楽や音声には、ゲーム会社だけでなく、作曲家さん、レコード会社、声優さんの事務所など、非常に多くの権利者が関わっているからです。
特に、主題歌などのボーカル曲が入った動画をアップすると、権利者からの申し立てで動画が消されたり、チャンネルが停止されたりする深刻なリスクがあります。
| 利用方法 | 判定 | 理由 |
|---|---|---|
| データの抽出・コピー | 禁止 | 多数の権利者が関与する著作権侵害にあたるため |
| 耳コピによるMIDI作成 | 許可 | 原曲のオーディオデータを直接使用していないため |
| 自作のアレンジ楽曲 | 許可 | 音楽の二次創作文化として尊重されているため |
自分で耳コピして打ち込んだデータや、一から演奏したアレンジ楽曲を公開するのは許可されています。音楽アレンジを楽しみたい方は、このルールを守って制作してみてくださいね。
fgoの二次創作ガイドラインの総まとめ
ここまで色々なルールを見てきましたが、いかがだったでしょうか。禁止事項が多くて少し窮屈に感じた方もいるかもしれませんが、このルールの根底にあるのは「公式の権利を守りつつ、ファンの創作活動を応援したい」という思いなんです。
公式データの無断使用や、知名度にタダ乗りするような営利目的の行為は厳しく制限されています。でも、皆さんが自分の想像力と時間を使って生み出すイラストや小説といった純粋な活動には、とても寛容な環境が用意されていますよね。
ルールは時代とともに変わっていくものです。常に最新の情報をチェックしながら、原作へのリスペクトを忘れずに楽しむことが一番大切です。
何か不安なことがあれば、公式サイトのガイドラインをしっかり読み込み、必要に応じて専門家のアドバイスを受けるなどして、安全に活動を続けていきましょう。これからも素敵な二次創作ライフを楽しんでくださいね!
