エルデンリング ナイトレインの刺突カウンターについて、その効果や正しいやり方が分からず、戦闘で上手く活用できていないと感じていませんか。本作では本編からの下方修正により、ダメージ倍率や効果の割合が変更されています。そのため、どの武器で狙うべきか、特に有効な弓攻撃や鉄の目専用の遺物とのシナジー、あるいは守護者でのガードカウンターとの連携など、より具体的な活用法を知りたい方も多いでしょう。この記事では、刺突カウンターの基本仕様から応用テクニックまで、ナイトレインをプレイする上で知っておきたい情報を網羅的に解説していきます。
この記事を読むことで、以下の点が明確になります。
- 刺突カウンターの基本的な仕様と簡単なやり方
- 本編からの変更点とナイトレインでの正確なダメージ倍率
- 鉄の目や守護者などキャラクター別の効果的な活用方法
- 刺突カウンターを狙う上でのメリットと注意点
エルデンリング ナイトレイン 刺突カウンターの基礎知識

- 刺突カウンターの基本的な効果を解説
- 刺突カウンターの簡単なやり方とコツ
- カウンターが可能な武器種について
- 気になるダメージ倍率は約1.1倍
- 本編から下方修正された点に注意
- ダメージ割合は物理部分にのみ適用
刺突カウンターの基本的な効果を解説
刺突カウンターとは、敵が攻撃モーションに入っている最中に、タイミングよく「刺突属性」の攻撃を当てることで、与えるダメージが増加するテクニックのことです。成功すると、通常時よりも高いダメージを敵に与えることができ、戦闘を有利に進めるための一つの要素となります。
このテクニックが有効な理由は、敵の攻撃動作中は防御が手薄になる瞬間が多いためです。ナイトレインでは、敵の強靭度が高い場合が多く、なかなか怯みません。しかし、攻撃モーション中にカウンターを成功させることで、わずかながらもダメージレースで優位に立てる可能性があります。
具体例を挙げると、大型のボスが武器を大きく振りかぶった瞬間や、素早い騎士タイプの敵が突進してくるタイミングなどが狙い目です。ただし、成功時のダメージ増加率は後述する通りそこまで高くないため、常に狙うというよりは、チャンスがあれば狙うくらいの心構えが適切と考えられます。あくまで戦闘のスパイスとして、ダメージを上乗せする手段と認識するのが良いでしょう。
刺突カウンターの簡単なやり方とコツ
刺突カウンターを発動させるためのやり方は、敵の攻撃モーション中に刺突属性の攻撃を命中させる、というシンプルなものです。しかし、敵の攻撃を受けながら反撃することになるため、被弾のリスクが伴います。
安全かつ効果的に狙うための基本的な方法は、盾を活用することです。特に大盾を構えながら攻撃できる「盾チク」戦法は、敵の攻撃を防ぎつつ、安全な状態からカウンターを狙えるため非常に有効です。刺剣や槍を装備し、ガードしながらタイミングを合わせて攻撃することで、被弾リスクを最小限に抑えながらカウンターを狙えます。
また、敵の攻撃をガードした後や、攻撃を空振りさせた後の硬直時間を狙うのも良い方法です。敵の攻撃モーションをしっかりと見極め、攻撃が終わる瞬間を狙って反撃を差し込むことで、比較的安全にカウンターを成立させられます。無理に攻撃の出始めを狙うのではなく、こうした隙を的確に突くことが、安定してカウンターを成功させるための鍵となります。
カウンターが可能な武器種について
刺突カウンターは、攻撃属性が「刺突」であれば、どの武器種でも発動させることが可能です。そのため、プレイヤーが使用する武器によって、カウンターの狙いやすさや活用場面が異なります。
カウンターを狙いやすい代表的な武器は、刺剣や槍です。これらの武器は、通常攻撃の多くが刺突属性であるため、意識せずともカウンターが発動する機会が多くあります。特に、ガードしながら攻撃できるため、安定性が高い点が魅力です。
一方で、直剣や大剣といった武器でも、特定の攻撃モーションで刺突カウンターを狙うことが可能です。例えば、ローリング後のダッシュ攻撃や、溜め攻撃が突きモーションになっている武器であれば、タイミングを合わせることでカウンターが発動します。ただし、これらの武器は刺剣や槍に比べて攻撃モーションが大きいため、より精密なタイミングの見極めが求められます。
主な刺突カウンター可能武器
| 武器カテゴリ | 特徴 |
| 刺剣・重刺剣 | ガードしながら攻撃可能で、最も安全にカウンターを狙える |
| 槍・大槍 | リーチが長く、少し離れた位置からでもカウンターを狙いやすい |
| 直剣・大剣 | 一部の攻撃(R2溜め攻撃など)が突きモーションの場合に発動可能 |
| 刀 | ダッシュ攻撃などが突きモーションの武器で狙える |
| 弓・ボウガン | 矢弾が刺突属性のため、遠距離からでもカウンターが発動する |
このように、様々な武器で刺突カウンターは狙えますが、安定して活用したい場合は刺剣や槍を選択するのが良い選択肢と言えます。
気になるダメージ倍率は約1.1倍
刺突カウンターが成功した際のダメージ倍率は、通常ヒット時のおよそ1.1倍です。具体的には、通常であれば100ダメージ与えられる攻撃が、カウンター成功時には110ダメージに増加します。この倍率は、敵の種類やプレイヤーのステータスに依存せず、一律で適用されるようです。
この1.1倍という数値は、一撃の重みを追求するというよりは、攻撃を重ねる中で総ダメージ量を底上げするための要素と考えるのが適切です。例えば、10回攻撃を当てる中で3回カウンターが成功すれば、通常よりも約30%分の追加ダメージを与えた計算になります。
ただし、このダメージ増加の恩恵を受けるためには、カウンターを安定して成功させる必要があります。前述の通り、カウンターを狙う行為には被弾のリスクが伴います。1.1倍のダメージアップのために大きなダメージを受けてしまっては本末転倒です。そのため、ダメージ効率だけを追い求めるのではなく、あくまで安全に攻撃できる状況で狙っていくことが大切になります。
本編から下方修正された点に注意
エルデンリング本編をプレイしていた方であれば、刺突カウンターのダメージ倍率が低くなったと感じるかもしれません。実際に、ナイトレインにおける刺突カウンターの倍率は、本編から下方修正されています。
本編での刺突カウンターの倍率は約1.3倍であり、成功時の恩恵が非常に大きいものでした。そのため、カウンターを主軸とした戦術も有効な選択肢の一つでした。しかし、ナイトレインでは倍率が約1.1倍に調整されています。この変更は、ゲーム全体のバランスを考慮した結果であると考えられます。
この下方修正により、ナイトレインでは無理に刺突カウンターを狙う戦術の価値が相対的に低下しました。被弾リスクを冒してまで得るリターンとしては、1.1倍という倍率は決して高いとは言えません。したがって、本編と同じ感覚でカウンターを狙いに行くと、かえって危険な状況に陥る可能性があります。ナイトレインでは、あくまで追加ダメージを狙う一つの手段として捉え、過信しないように注意が必要です。
ダメージ割合は物理部分にのみ適用
刺突カウンターのダメージ増加効果を正しく理解する上で、一つ重要な注意点があります。それは、ダメージ倍率がかかるのは、武器の持つ「物理ダメージ」部分だけであるという点です。
武器の中には、物理ダメージに加えて、魔力、炎、雷、聖といった属性ダメージを併せ持つものがあります。このような属性武器で刺突カウンターを成功させた場合、ダメージが増加するのは物理攻撃力の計算部分のみで、属性ダメージ部分には1.1倍の補正がかかりません。
この仕様のため、例えば魔力派生させた刺剣のように、物理ダメージの割合が低い武器では、カウンター成功時の恩恵が薄くなってしまいます。仮に物理と魔力のダメージが50ずつで合計100ダメージの武器があった場合、カウンターが成功しても物理の50が55になるだけで、合計ダメージは105となり、見た目上の倍率は1.05倍に留まります。したがって、刺突カウンターの効果を最大限に活かしたいのであれば、物理ダメージの割合が高い武器、特に重厚や鋭利といった派生の武器を使用することが推奨されます。
エルデンリング ナイトレイン 刺突カウンターのキャラ別活用術

- 弓攻撃で安全にカウンターを狙う方法
- 鉄の目専用の遺物で火力をさらに強化
- 守護者での有効な立ち回りはある?
- ガードカウンターと組み合わせる戦術
弓攻撃で安全にカウンターを狙う方法
刺突カウンターは近接武器だけの特権ではなく、弓やボウガンによる射撃攻撃でも発動します。矢やボルトは刺突属性を持っているため、敵の攻撃モーション中にヒットさせることで、遠距離からでもダメージを増加させることが可能です。
弓攻撃でカウンターを狙う最大のメリットは、その安全性にあります。近接攻撃のように敵に接近する必要がないため、被弾のリスクを大幅に軽減しながらカウンターの恩恵を受けられます。敵の大きな攻撃モーションが見えた際に、回避しながら冷静に矢を射ち込むことで、安全な位置からダメージを稼ぐことができます。
ただし、弓で意図的にカウンターを狙う必要性は低いとも言えます。それよりも、敵の攻撃をしっかりと回避し、攻撃のチャンスに射撃を続ける方が、結果的に総ダメージ量(DPS)は高くなる傾向にあります。弓を使う場合は、カウンターを意識しすぎるあまり手数が減らないように注意しましょう。「攻撃していたら偶然カウンターが発動してラッキー」くらいの感覚でいるのが、最も効果的な活用法と考えられます。
鉄の目専用の遺物で火力をさらに強化
キャラクター「鉄の目」は、刺突カウンターを戦略的に活用する上で非常に大きなポテンシャルを秘めています。その鍵となるのが、鉄の目専用の遺物「聖律の刃」です。この遺物を装備すると、「アーツ発動後、刺突カウンター強化」の効果が付与されます。
この遺物効果が発動している間、刺突カウンターのダメージ倍率が通常の1.1倍から、エルデンリング本編に近い約1.3倍へと大幅に上昇します。この強化効果はアーツ「ワンショット」を使用してから約30秒間継続するため、ボス戦などの重要な局面で意図的に火力を引き上げることが可能です。
鉄の目は弓を得意とし、遠距離から安全に手数を稼げるキャラクターです。アーツ発動後に弓で攻撃を続けることで、被弾リスクを抑えながら1.3倍という高い恩恵を受け続けられます。特に、夜の王のように攻撃モーションが長く、カウンターを狙える機会が多い敵に対しては、この遺物効果が絶大な威力を発揮するでしょう。鉄の目を使用する際は、この専用遺物を軸にした立ち回りを意識することが、ダメージ効率を最大化する上で非常に大切です。
守護者での有効な立ち回りはある?
守護者は、高いHPとスタミナ、そしてガード性能に特化したタンク役のキャラクターです。その特性上、刺突カウンターを積極的に狙う立ち回りとの相性は、正直なところあまり良くありません。
守護者の主な役割は、アビリティ「ハイガード」や大盾を用いて敵の攻撃を受け止め、味方が攻撃する時間を作り出すことです。守護者の火力の主軸は、ガード後に繰り出す「ガードカウンター」や、特定の遺物効果による「ハイガード反射」にあります。刺突属性の武器を装備すればカウンター自体は可能ですが、守護者の得意とする斧槍などの武器は攻撃モーションが遅く、カウンターを狙うのは不得手です。
したがって、守護者を使用する際は、無理に刺突カウンターを狙う必要はないと考えられます。敵の攻撃を確実にガードし、安定してガードカウンターを当てていく方が、役割を遂行する上でより効果的です。刺突カウンターによる僅かなダメージアップを狙うよりも、敵のヘイトを自身に集め、パーティー全体の安定性を高めることに集中するのが、守護者の最も有効な立ち回りと言えるでしょう。
ガードカウンターと組み合わせる戦術
ガードカウンターは、敵の攻撃をガードした直後に強攻撃ボタンを押すことで発動する、強力な反撃技です。このガードカウンターの攻撃モーションが刺突属性である場合、特定の条件下で刺突カウンターと同時に成立させることができます。
具体的には、敵の連続攻撃の初段をガードし、その直後に放ったガードカウンターが、敵の連続攻撃の2段目の攻撃モーション中にヒットした場合などです。この状況では、「ガードカウンター」と「刺突カウンター」の両方の条件を満たすため、通常よりも高いダメージが期待できます。
しかし、この戦術は非常に限定的な状況でしか成立せず、タイミングも極めてシビアです。多くの単発攻撃に対しては、ガードカウンターを出す頃には敵の攻撃モーションが終わっているため、刺突カウンターにはなりません。そのため、この組み合わせを積極的に狙うのは現実的ではないでしょう。もし成功すれば大きなリターンがありますが、基本的にはガードカウンターを確実に当てることを優先し、刺突カウンターが同時発動したら幸運だった、と考えるのが妥当です。
エルデンリング ナイトレイン 刺突カウンターまとめ

この記事では、エルデンリング ナイトレインにおける刺突カウンターの仕様や活用法について解説しました。最後に、本記事の重要なポイントをまとめます。
- 刺突カウンターは敵の攻撃中に刺突攻撃を当てるテクニック
- 成功すると与ダメージが約1.1倍に増加する
- エルデンリング本編の約1.3倍からは下方修正されている
- 被弾リスクがあるため無理に狙うのは非推奨
- ダメージ倍率がかかるのは物理ダメージ部分のみ
- 属性武器ではカウンターの恩恵が薄れる傾向にある
- 発動には刺剣や槍といった刺突属性の武器が必要
- 大剣や刀などでも特定の突きモーションで発動可能
- 最も安全なやり方は大盾を構えた「盾チク」戦法
- 弓やボウガンといった遠距離攻撃でもカウンターは成立する
- 弓の場合は安全だが無理に狙うより回避を優先すべき
- 鉄の目は専用遺物でカウンター倍率を約1.3倍に強化できる
- 鉄の目の遺物効果はアーツ発動後30秒間継続する
- 守護者はカウンターとの相性が悪く無理に狙う必要はない
- 特定の状況下でガードカウンターと同時に成立することもある

