マインクラフトの金床作り方とコスト対策!修理や回収方法も解説

マインクラフトでの冒険が進んでくると、エンチャントや装備の強化で必ず必要になってくるのが金床ですよね。でも、いざ作ろうとすると作り方がうろ覚えだったり、修理コストが高すぎると表示されて困ったりすることはありませんか。鉄を大量に使うアイテムなので、コストに見合う使い方ができるか不安になることもあるでしょう。この記事では、金床のレシピや回収方法といった基本から、村にあるのかという素朴な疑問、そして避けては通れないコストの問題まで詳しく解説します。

金床
  • 金床を作るための正確なレシピと必要な鉄の総数がわかる
  • 壊れる確率や設置場所の注意点など基本的な仕様を学べる
  • 「コストが高すぎます」と表示される原因と回避策を理解できる
  • 落下ダメージや砥石との使い分けなど応用テクニックを知れる

マインクラフトでの金床の作り方と基本

まずは、金床をクラフトするための基本的なレシピや、設置した後の扱い方について解説します。鉄の消費量がかなり多いアイテムなので、無駄にしないためにもしっかり仕様を押さえておきましょう。

鉄31個が必要なレシピとコスト

金床を作るには、かなりの量の鉄が必要になります。作業台を開いて、以下の配置で素材を並べてみてください。

金床のレシピ

上段:鉄ブロック × 3

中段:鉄インゴット × 1(中央のみ)

下段:鉄インゴット × 3

上段に鉄ブロックを3つ並べるのがポイントです。鉄ブロック1個を作るのに鉄インゴットが9個必要なので、合計すると鉄インゴットが31個も必要になる計算ですね。これは、鉄の装備一式(兜、胸当て、脚甲、ブーツ)を作ってもまだお釣りがくる量です。

正直なところ、ゲーム序盤でこれだけの鉄を集めるのは少し大変かもしれません。ブランチマイニングで鉄が余り始めた頃や、アイアンゴーレムトラップを作って鉄が無限に手に入るようになってから作るのが、タイミングとしてはベストかなと思います。

装備の修理方法と素材の消費量

金床の主な役割の一つが「修理」です。耐久値が減った装備や道具を直す方法は2種類あります。

一つ目は、元の素材を使って修理する方法です。例えばダイヤモンドのツルハシなら、ダイヤモンドを金床の右側のスロットに入れて修理します。ただし、これには注意が必要です。素材1個につき耐久値の25%しか回復しないため、完全に修理するには素材が4個必要になります。新品を作るのとコストが変わらない上に経験値も消費するので、エンチャントが付いていない道具なら新しく作り直した方がお得ですね。

二つ目は、同じアイテム同士を合成する方法です。使い古した「ダイヤの剣」2本を合わせると、両方の耐久値を合算し、さらに最大耐久値の12%分がボーナスとして回復します。これは手元に微妙に削れたアイテムが溜まっている時に便利ですよ。

壊れる確率と耐久値の仕組み

金床を使っていると、表面にヒビが入っていくのを見たことがあるはずです。実は金床自体も消耗品で、使えば使うほど壊れていきます。

面白いのが、耐久値が減る仕組みが「回数」ではなく「確率」だという点です。金床を使用するたびに、12%の確率で状態が一段階悪化します。

状態見た目の変化機能への影響
金床(新品)きれいな表面なし
少し欠けた金床表面にヒビなし
かなり欠けた金床激しい損傷なし
(破壊)消滅使用不可

計算上は平均して約25回ほど使うと壊れると言われていますが、あくまで確率です。運が悪ければ数回で壊れてしまうこともありますし、逆にずっと持ちこたえることもあります。大量のエンチャント作業をする前には、予備の鉄ブロックを用意しておくと安心ですね。

設置後の回収に必要なツルハシ

金床を間違った場所に置いてしまった時、素手で壊して回収しようとしていませんか?それは絶対にNGです!

注意!

金床を回収するには、必ずツルハシを使ってください。素手や他の道具で破壊すると、アイテム化せずに消滅してしまいます。

鉄31個の塊が消えてしまうのは本当に悲しいので、回収の際は必ずツルハシを持っているか確認する癖をつけましょう。ちなみに、ツルハシの種類は何でも大丈夫です。

村に金床はある?入手場所の誤解

「村の鍛冶屋に行けば金床があるんじゃない?」と思っている方も多いのではないでしょうか。実はこれ、よくある誤解なんです。

通常の村にある鍛冶屋の建物には、金床に似た形をした「石のハーフブロックを2枚重ねたもの」が置かれていることがほとんどです。残念ながら、これはただの装飾で金床としては使えません。

自然生成される構造物で、実際に使える金床が置いてあるのは「森の洋館」の鍛冶部屋くらいです。ですが、森の洋館を探して攻略する手間を考えれば、大人しく地下に潜って鉄を掘ってきた方が圧倒的に早いですよ。

マインクラフトの金床でコスト問題を解決

金床1

ここからは、多くのプレイヤーを悩ませる「コスト」の問題に切り込みます。最強の装備を作ろうとして失敗しないための、少し踏み込んだテクニックをご紹介します。

「コストが高すぎます」の回避策

金床でエンチャント本を合成していると、突然「コストが高すぎます!」(Too Expensive)と表示されて、それ以上合成できなくなった経験はありませんか?

これは、必要な経験値コストが40レベルを超えると発生する仕様です。サバイバルモードでは、たとえ手持ちの経験値が100レベルあっても、要求コストが40以上になるとシステム的に合成がロックされてしまいます。

これを回避するためには、次に説明する「合成回数」と「ペナルティ」の管理が必須になります。

合成回数の上限とペナルティ計算

アイテムには「作業回数」が記録されており、金床を通すたびに次回必要なコストが倍々ゲームのように増えていきます。これを先行作業ペナルティと呼びます。

具体的には、以下のようにコストが加算されていきます。

  • 1回目:+1レベル
  • 2回目:+3レベル
  • 3回目:+7レベル
  • 4回目:+15レベル
  • 5回目:+31レベル
  • 6回目:+63レベル(ここでコストオーバー!)

つまり、現実的にアイテムをいじれるのは5回か6回が限界なのです。ここで重要なのが、1つの装備に次々と本を足していく「足し算」ではなく、トーナメント表のように本同士をまとめてから装備に付ける「ツリー型合成」を行うことです。

ツリー型合成のコツ

「剣+本A」「剣+本B」…と繰り返すのではなく、「本A+本B=本AB」「本C+本D=本CD」を作り、最後に「本AB+本CD」をまとめる。こうすることで、作業回数の蓄積を最小限に抑えられます。

名付けだけでコストは上がるのか

愛着のある装備には名前を付けたくなりますよね。名前の変更(リネーム)にかかるコストは基本1レベルですが、これも「1回の作業」としてカウントされる点には注意が必要です。

もし、エンチャントを何もしていない状態で名前だけを変えると、それだけで「作業回数1回」のペナルティが付きます。将来的に最強装備に育てたい場合は、最後のエンチャント合成のタイミングで同時に名前を変えるのが一番無駄がありません。

ちなみに、以前のバージョンでは「名前を付けると修理コストが上がらなくなる」という裏技がありましたが、現在は使えなくなっているので気をつけましょう。

落下ダメージの計算と最大値

金床は砂や砂利と同じ「落下するブロック」です。これを利用して、高いところから落としてモブやプレイヤーにダメージを与えることができます。

落下ダメージの計算式はシンプルで、「(落下距離 – 1) × 2」です。つまり、1ブロック落ちるごとにハート1個分のダメージが増えていきます。

ただし、ダメージには上限があり、どれだけ高いところから落としても最大でハート20個分(40ダメージ)までしか与えられません。防具なしのプレイヤーやゾンビなら即死させられますが、HPの高いエンダーマンなどは一撃では倒せないこともあるので覚えておくと良いでしょう。

呪い解除は砥石と使い分けよう

釣りやドロップで手に入れた装備に「消滅の呪い」などのエンチャントが付いていて邪魔なことがありますよね。金床ではエンチャントを消すことはできません。

そんな時は「砥石」の出番です。砥石を使えば、呪い以外のエンチャントを全て剥がして経験値に変えることができます。さらに重要なのが、砥石を通すと「先行作業ペナルティ」がリセットされるという点です。

エンチャントの構成を失敗してコストが高くなりすぎた装備も、一度砥石にかけて真っさらにすれば、また最初から作り直すことができますよ。

マインクラフトの金床完全攻略まとめ

金床2

今回はマインクラフトの金床について、作り方からコスト問題の解決法まで解説してきました。金床は単なる修理道具ではなく、最強装備を作るための重要な設備です。

鉄31個というコストは決して安くありませんが、ツリー型合成を駆使して「コストが高すぎます」の壁を乗り越えれば、それに見合うだけの強力な装備が手に入ります。ぜひこの記事を参考に、自分だけの最強装備作りや、効率的な拠点運営に役立ててみてくださいね。

※本記事の情報は執筆時点のバージョン(Java版/統合版)に基づきます。アップデートにより仕様が変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトやWiki等も併せてご確認ください。

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