マインクラフトの遊び方について調べているけれど、自由すぎて何から手をつければいいのか分からないという方は多いのではないでしょうか。スイッチやパソコンなど対応機種も多く、統合版やJava版といった違いもあるため、最初は少し複雑に感じるかもしれません。いきなりサバイバルで放り出されても困ってしまいますし、攻略情報を見ながら座標を確認したり、友達とマルチプレイで遊んだり、コマンドを試したりと、このゲームの楽しみ方は本当に無限大です。まずは無料体験版などで雰囲気を掴みつつ、自分に合ったプレイスタイルを見つけることが大切です。この記事では、そんな初心者の皆さんが抱える悩みを解決するためのヒントを私の経験を交えてまとめてみました。

- スイッチ版やパソコン版など機種ごとの違いと選び方
- 統合版とJava版の違いや自分に合ったエディションの判断基準
- サバイバルモードでの最初の1日を生き残るための具体的な手順
- マルチプレイやコマンド機能を使った一歩進んだ遊び方
初心者に向けたマインクラフトの遊び方
これからマイクラを始めたいと思っても、種類がたくさんあってどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。まずは、それぞれの機種の特徴や、最初に知っておくべき基本的な選び方について解説していきます。
スイッチ版の始め方と特徴
日本で特に人気があるのが、Nintendo Switch(スイッチ)版のマインクラフトです。最大の魅力は、やはり「手軽さ」にあると思います。テレビ画面でじっくり遊ぶこともできますし、携帯モードにしてベッドで寝転がりながら遊ぶこともできるのは、スイッチならではの利点ですよね。
スイッチ版は「統合版(Bedrock Edition)」と呼ばれる種類に含まれるので、他のゲーム機やスマホの人とも一緒に遊ぶことができます。パッケージ版とダウンロード版がありますが、内容は同じです。価格も3,960円(税込)とお手頃なので、小学生のお子さんへのプレゼントとしても定番になっていますね。
友達とSwitchを持ち寄って遊ぶ「ローカル通信」が簡単にできるのも、スイッチ版の大きなメリットです。
パソコン版の価格と推奨スペック
パソコンで遊びたい場合は、公式サイトやMicrosoft Storeから購入することになります。以前はJava版と統合版が別売りでしたが、現在はセット販売が標準になっているため、一度の購入で両方のエディションが手に入るのが嬉しいポイントです。価格は3,960円(税込)です。
ただし、パソコン版で快適に遊ぶためには、ある程度のスペック(性能)が必要です。特にJava版で「影MOD」と呼ばれるグラフィックを綺麗にする機能を使いたい場合は、グラフィックボードを搭載したゲーミングPCが推奨されます。逆に、統合版であれば、一般的なノートパソコンでも比較的スムーズに動くことが多いですよ。
統合版とJava版の違いを比較
ここが一番の悩みどころかと思います。「統合版(BE)」と「Java版」、どちらで遊ぶべきなのでしょうか。簡単に言うと、「みんなとワイワイ遊びたいなら統合版」「とことんカスタマイズしたいならJava版」という選び方がおすすめです。
わかりやすく表にまとめてみました。
| 機能・特性 | Java版 | 統合版(Bedrock Edition) |
|---|---|---|
| 対応機種 | PC (Win/Mac/Linux) | PC, Switch, PS4/5, Xbox, スマホ |
| クロスプレイ | Java版同士のみ | 機種を超えて可能 |
| MOD(改造) | 自由に導入可能 | 制限あり(公式アドオンなど) |
| 要求スペック | 高め | 低め(軽い) |
PC版を購入すれば両方遊べるので、一人でやり込む時はJava版、友達と遊ぶ時は統合版、といった使い分けも可能です。
無料体験版で動作確認をする
「自分のパソコンで動くかな?」「スマホの操作感はどうだろう?」と不安な方は、購入前に必ず無料体験版を試してみることを強くおすすめします。
Java版ならゲーム内時間で約5日分(100分)、統合版やスマホ版でも制限時間付きで遊ぶことができます。いきなり購入して「重くて動かなかった…」となってしまってはもったいないですからね。まずは体験版で、ブロックを壊したり置いたりする基本的な操作感をチェックしてみましょう。
サバイバルモードで何をするか
いざゲームを始めたものの、「で、何をすればいいの?」と途方に暮れてしまうのはマイクラ初心者あるあるです。マインクラフトには決まったゴールがありません。でも、基本となる遊びのサイクルは存在します。
サバイバルモードでは、まず生き残ることが最優先です。木を切って道具を作り、お腹が空いたら食料を探し、夜になったら敵から身を守るために家を建てる。生活が安定してきたら、地下深くまで掘り進めてダイヤモンドを探したり、広大な世界を冒険して村を探したりします。「今日は家の屋根を作ろう」「明日は洞窟探検に行こう」と、自分で小さな目標を立てて遊ぶのが、このゲームを長く楽しむコツかなと思います。
発展的なマインクラフトの遊び方と攻略

操作に慣れてきたら、次はもう少し踏み込んだ遊び方に挑戦してみましょう。初日を確実に生き延びるテクニックや、友達と遊ぶ方法など、知っておくと世界が広がる情報を紹介します。
最初の1日を生き残る攻略法
サバイバルモードの最初の1日は、本当に時間との勝負です。何も持っていない状態で夜を迎えると、ゾンビやスケルトンに囲まれてあっという間にやられてしまいます。私がいつも実践している「初日のルーティン」をご紹介しますね。
開始〜3分:まずは近くの木を叩いて「原木」を3〜5個手に入れます。インベントリを開いて「木材」にし、そこから「作業台」を作ります。
3分〜6分:作業台で「木のツルハシ」を作り、地面や崖を掘って「丸石」を集めます。丸石で「石のツール(ツルハシ、剣、斧)」を作ると作業効率がグンと上がります。
6分〜日没:羊を見つけたら倒して「羊毛」を手に入れ、「ベッド」を作ります。ベッドがあれば夜をスキップできるので最強の防具になります。羊がいなければ、横穴を掘って入り口を塞ぎ、朝までじっと待ちましょう。
とにかく「ベッドを作る」か「安全な穴を掘る」こと。これが初日生存の鉄則です。
座標を確認して迷子を防ぐ
夢中で冒険していると、「あれ、ここどこだっけ?家に帰れない!」という事態が頻繁に起こります。そんな時に役立つのが「座標」の表示です。
座標はX(東西)、Y(高さ)、Z(南北)の数字で自分の位置を表してくれます。統合版なら設定画面から「座標を表示」をオンにするだけ、Java版ならF3キーを押すことで確認できます。特にダイヤモンドなどの貴重な鉱石は、地下の深い場所(Y座標がマイナスの数値)に埋まっていることが多いので、座標を見ながら採掘する「ブランチマイニング」をする際にも必須の知識になります。
2人でマルチプレイをする方法
一人で遊ぶのも楽しいですが、友達や家族と協力して大きな建物を作ったり冒険したりするのは格別の楽しさがあります。マルチプレイのやり方はいくつかありますが、機種によって少し手順が異なります。
スイッチやスマホなどの統合版同士であれば、お互いに「Microsoftアカウント」を作成し、フレンド登録をすることで、遠く離れた友達ともインターネットを通じて一緒に遊ぶことができます(クロスプレイ)。
クロスプレイをする際は、全員のマイクラのバージョンが同じである必要があります。繋がらない時は、アップデートが来ていないか確認してみてください。
また、スイッチやプレステでは、画面を分割して一台のテレビで二人同時に遊ぶことも可能です。これなら家族でわいわい遊ぶのにぴったりですね。
コマンド機能を使った楽しみ方
マイクラには「チート」と呼ばれる機能があり、チャット欄にコマンドを入力することで、ゲームの世界を神様のように操ることができます。「クリエイティブモード」や、チートを許可した設定のワールドで使えます。
例えば、/tpと入力してテレポートしたり、/time set dayで夜を瞬時に昼に変えたりできます。最初は難しく感じるかもしれませんが、特定の建造物(村や要塞など)の場所を探せる/locateコマンドなどは、冒険の手助けとして非常に便利です。プログラミングの勉強のような感覚で楽しめるので、興味がある方はぜひ調べてみてください。
無限に広がるマインクラフトの遊び方

ここまで色々な遊び方を紹介してきましたが、正直なところ、マインクラフトに「正解」はありません。立派な建築家を目指してもいいですし、レッドストーン回路を駆使したエンジニアになってもいい。あるいは、ただひたすらに畑を耕す農民ライフを楽しんでもいいんです。
攻略情報通りに進めるのも一つの手ですが、ふと思いついたアイデアを形にしたり、誰も見たことのない景色を探しに行ったりすることこそが、このゲームの真の醍醐味だと私は思います。ぜひ、あなただけの「マインクラフトの遊び方」を見つけて、素敵なマイクラライフを送ってくださいね。
※本記事の情報は執筆時点のものです。価格やバージョンによる仕様変更の可能性がありますので、正確な情報は公式サイトをご確認ください。

