マインクラフトのビーコン完全ガイド！作り方と最大効果の範囲解説

マインクラフトをプレイしていて、拠点の近くで作業をするときに「もっと早く掘れたらいいのに」とか「移動速度が上がれば便利なのに」と感じることはありませんか。そんな願いを叶えてくれる夢のようなアイテムがビーコンです。でも、実際に作ろうとすると作り方が複雑だったり、そもそもウィザーを倒してネザースターを入手する必要があったりと、ハードルが高く感じるかもしれません。また、苦労して設置したのに起動しないトラブルや、効果範囲がどこまで届くのかといった疑問も尽きないですよね。私自身も最初はピラミッドの構造や最強配置について悩みながら試行錯誤しました。この記事では、ビーコンの基礎から応用まで、私が調べたり実践したりして分かったことを分かりやすくまとめていきます。

• ビーコンを作るためのウィザー討伐やクラフトレシピの基礎知識
• 効果を最大化するためのピラミッド構造と必要なブロック数
• 採掘速度上昇IIなどのバフ効果や範囲に関する詳細な仕様
• 統合版でも使えるハメ技やマルチビーコンなどの運用テクニック

マインクラフトのビーコン作成手順

ビーコンを手に入れるためには、いくつかの段階を踏む必要があります。正直なところ、ただアイテムをクラフトして終わりではないのがビーコンの難しいところであり、面白いところでもありますね。まずは最大の難関であるボスの討伐から、実際に稼働させるまでの手順を順を追って見ていきましょう。

ウィザーからネザースターを入手

ビーコンを作る上で絶対に避けて通れないのが、ボスモンスターである「ウィザー」の討伐です。ビーコンの核となる素材「ネザースター」は、このウィザーを倒さないと手に入りません。

ウィザーは自然にスポーンすることはなく、ソウルサンドをT字型に並べ、その上にウィザースケルトンの頭蓋骨を3つ置くことで召喚できます。頭蓋骨はネザー要塞にいるウィザースケルトンからのレアドロップなので、ドロップ増加のエンチャントが付いた剣で根気よく集める必要がありますね。

ここで注意したいのが、プレイしている機種による強さの違いです。Java版のウィザーは比較的戦いやすいのですが、統合版（Switchやスマホなど）のウィザーは体力が倍以上あり、HPが半分を切ると突進攻撃を繰り出してくるなど、凶悪な強さを誇ります。もし統合版でプレイしているなら、万全の準備をして挑むことをおすすめします。

ビーコンの作り方とクラフトレシピ

無事にネザースターを入手できたら、いよいよビーコン本体のクラフトです。レシピ自体はシンプルですが、素材を集めるのに少し手間がかかるかもしれません。

作業台の中央にネザースターを置き、下段に黒曜石を3つ並べ、残りのスペースをガラスで埋めれば完成です。完成したビーコンは設置すると空に向かって光の柱を放ちますが、これだけではバフ効果は発動しません。あくまで「本体」ができただけなので、ここから土台となるピラミッドを作っていく必要があります。

ピラミッド構築に必要なブロック数

ビーコンを起動させるには、特定のエメラルドや鉄などの鉱石ブロックでピラミッド状の土台を作る必要があります。このピラミッドの段数（レベル）によって効果が強力になり、最大レベルであるレベル4を目指すのが一般的です。

使用できるブロックは以下の5種類です。どれを使っても効果に違いはありません。

• 鉄ブロック
• 金ブロック
• エメラルドブロック
• ダイヤモンドブロック
• ネザライトブロック

「ダイヤブロックの方が効果が強いのでは？」と思うかもしれませんが、鉄ブロックで作ってもネザライトブロックで作っても性能は全く同じです。ですので、最も集めやすい鉄ブロック（アイアンゴーレムトラップがあれば無限！）で作るのが一番コスパが良いですね。

統合版でも可能なウィザーハメ技

先ほど「統合版のウィザーは強すぎる」という話をしましたが、まともに戦うと勝てる気がしないという方も多いはずです。そこで活用したいのが、地形を利用して一方的に攻撃する「ハメ技」です。

Java版ではエンドポータルの岩盤の下にハメる方法が有名ですが、統合版ではオーバーワールドの深層やネザーの天井付近にある特定の岩盤を利用する方法があります。例えば、座標などの条件が合う場所で岩盤の直下にウィザーを召喚し、頭を岩盤に埋まらせて窒息＆行動不能にさせる戦術です。

また、最近のアップデート（Ver 1.21）で追加された新武器「メイス」を使うのも非常に有効です。高所から落下攻撃を当てることで大ダメージを与えられるため、上手くいけば一撃で倒すことも夢ではありません。リスクを減らしてネザースターを手に入れたい場合は、こうした戦術も検討してみてください。

ビーコンが起動しない原因と解決策

「ピラミッドも作ったしビーコンも置いたのに、ビームが出ない！」というトラブルは、初心者あるあるの一つです。原因の大半は、ビーコンの設置環境にあります。

特に地下に設置する場合、天井をふさいでしまって起動しないケースが多いです。ガラスや葉ブロックなどの「透過ブロック」であれば光を通すので、地表をガラス張りにしておくと良いですね。

マインクラフトのビーコン配置戦略

無事にビーコンを起動できたら、次は「どこに置いて、どう活用するか」が重要になってきます。適当に置くだけでは、その真価を発揮しきれないかもしれません。ここからは、より実践的な運用方法について深掘りしていきましょう。

ビーコンの効果範囲と高さの仕様

ビーコンの効果範囲は、実は円形ではなく四角柱（正方形のカラム）の形をしています。レベル4の場合、ビーコンを中心として東西南北に50ブロックずつの範囲に効果が及びます。

ここで重要なのが高さ（Y軸）の仕様です。

• 下方向： 設置場所から50ブロック下まで。
• 上方向： 設置場所から空の彼方（遥か上空）までずっと届く。

この仕様から考えると、高い塔の上に置くよりも、拠点の地下深くに設置する方が圧倒的に有利であることが分かります。岩盤付近に設置しておけば、その座標の地下採掘場から地上の拠点、さらには空中のトラップタワーまで、縦のライン全域をカバーできるからです。

採掘速度上昇IIによる整地効率

多くのプレイヤーがビーコンを目指す最大の理由、それが「採掘速度上昇II（Haste II）」の効果です。これと「効率強化V」がついたダイヤモンドやネザライトのツルハシを組み合わせることで、石や安山岩などを一瞬で破壊できる「インスタントマイニング」が可能になります。

カチカチと掘る動作がなくなり、クリエイティブモードのように触れた瞬間にブロックが消えていく感覚は、一度味わうと戻れません。広範囲の露天掘りや、地下拠点の拡張工事をする際には、この効果があるかないかで作業時間が何倍も変わってきます。

ガラスでビーコンの色を変える方法

ビーコンから出る白いビームはかっこいいですが、建築の雰囲気に合わないこともありますよね。そんな時は、ビーコンの真上に色付きガラスや色付きガラス板を置いてみてください。

ビームがそのガラスの色に変化します。さらに面白いのが、複数の色付きガラスを重ねると色が混ざる点です。例えば赤と青を重ねれば紫色のビームになります。これを利用して、自分の拠点にぴったりの微妙な色合いを作り出すのも楽しいですよ。

ピラミッドの中身は空洞にできるか

「164個も鉄ブロックを集めるのは大変だから、ピラミッドの中身は土や石で埋めてもいい？」という疑問を持つ方もいるでしょう。残念ながら、それはできません。

ビーコンはピラミッドを構成する全てのマスが有効な鉱石ブロック（鉄、金、エメラルドなど）で埋まっているかを判定しています。中身が空洞だったり、別のブロックが混ざっていたりすると、その段は成立していないとみなされます。コスト削減の抜け道はないので、頑張ってアイアンゴーレムトラップなどで鉄を集めましょう。

6連装マルチビーコンの最強配置

1つのビーコンで得られる効果には限りがあります。「採掘速度も移動速度も攻撃力も、全部同時に欲しい！」という欲張りな（私のような）プレイヤーには、複数のビーコンを並べる「マルチビーコン」がおすすめです。

実は、ビーコンを隣接させてピラミッドを連結することで、必要なブロック数を大幅に節約できます。究極形と言われるのが、ビーコンを2×3に並べる6連装配置です。

まとめ：マインクラフトのビーコン活用

今回はマインクラフトのビーコンについて、作り方から運用テクニックまで幅広く解説しました。ウィザー討伐や大量の資材集めなど、導入までの道のりは決して楽ではありませんが、それに見合うだけの素晴らしい恩恵が待っています。

特に採掘速度上昇IIによる整地作業の快適さは、マイクラ生活を一変させるほどのインパクトがあります。もし「まだ作っていない」という方がいれば、ぜひこの記事を参考に挑戦してみてください。一度ビーコンのある生活を知ってしまうと、もう手放せなくなること間違いなしですよ。