エムズの強さを最大限に引き出すためには、スターパワーの選び方が非常に重要になってきます。
2つのスターパワーはそれぞれ全く異なる特徴を持っているので、プレイスタイルやチーム編成、マップに合わせて使い分けるのがポイントですね。
ここでは、それぞれの能力の違いと、どんな状況で輝くのかを詳しく見ていきましょう。

スターパワー元気注入の強みと回復量
エムズを使う上で、多くのプレイヤーが第一選択肢として挙げるのがこの「元気注入(ハイプ)」です。
このスターパワーの効果は、必殺技「腐食性カリスマ」の範囲内にいる敵1体につき、エムズ自身のHPが毎秒回復していくというもの。
レベルや環境によって数値は変動しますが、例えば高レベル帯なら毎秒420〜600近く回復することも珍しくありません。
エムズは中距離での牽制が得意ですが、裏を返せば前線に近い位置で戦うため、どうしても被弾しやすくなります。
そこで敵が密集している場所で必殺技を発動すれば、複数の敵から同時に体力を吸収し、驚異的な粘り強さを発揮できるんです。
最新の環境(バフィー適用時)では、必殺技発動後の0.5秒間、エムズが無敵状態になります。
この一瞬の無敵時間が、近接キャラに飛び込まれた際の生存率を劇的に引き上げてくれます。
エリアを維持し続けることが役割であるコントローラーの彼女にとって、倒されにくくなるこのスタパは、まさに最適解と言えるでしょう。
スタパ因果応報の火力とおすすめ編成
もう一つの選択肢「因果応報(バッドカルマ)」は、生存力よりも火力を重視したい場合に輝くスターパワーです。
通常攻撃の毒ガス内に留まっている敵に対して、ダメージ判定(ティック)が重なるごとにダメージが25%ずつ増加していきます。
エムズの攻撃は最大3回ヒットしますが、1回目、2回目、3回目と後半になるほどダメージが跳ね上がります。
これにより、HPの高いタンクキャラであっても、一気に体力を削り切るほどの瞬間火力を叩き出すことが可能になるんですね。
火力が上がる反面、自身の回復手段がなくなるため、立ち回りにはかなりの慎重さが求められます。
野良でのプレイよりは、味方に強力なヒーラー(ポコやバイロンなど)がいる編成で採用するのがおすすめです。
相手チームに耐久力の高いキャラが多いと予想される場合など、局所的なカウンターとして非常に強力な選択肢となります。
必須ガジェットのフレンドゾーン
エムズの弱点を補い、生存力を担保するために絶対に欠かせないのが、ガジェット「フレンドゾーン」です。
このガジェットを使用すると、周囲の敵を大きく弾き飛ばし(ノックバック)、同時にダメージを与えます。
エムズの通常攻撃は、敵に密着されるとダメージが激減してしまうという致命的な弱点があります。
アサシンキャラに急接近された際、このフレンドゾーンを使って敵を「エムズの得意な中距離」まで強制的に押し戻すのが、基本かつ最強の自衛手段になります。
壁を貫通して攻撃できるガジェットですが、フレンドゾーン(自衛手段)を捨てるリスクが高すぎるため、アサシンがいないことが確定している特殊な状況を除き、基本的にはおすすめしません。
さらに、スターパワー「因果応報」と組み合わせることで、通常攻撃の直後にノックバックさせてダメージ判定の回数を無理やり増やすという、極めて高度なコンボも存在します。
最適なギア編成とマップへの適応
エムズの能力をさらに底上げする「ギア」の選択ですが、トッププレイヤーの間でもほぼ結論が出ている安定構成があります。
それは「シールド」と「スピード」の組み合わせです。
シールドギアで最大HPを一時的に増やすことで、前線でのダメージトレード(撃ち合い)に勝ちやすくなります。
そしてスピードギアは、草むらが多いマップで真価を発揮し、敵の視界外からの奇襲や、不利な状況からの素早い撤退を可能にしてくれます。
敵にアサシンが多い場合や、フレンドゾーンへの依存度が高いマップでは、「スピード」を「ガジェットチャージ(またはクールダウン短縮)」に変更し、自衛の回数を増やすのも非常に有効な戦略です。
ダメージギアなどはエムズの役割(エリアコントロール)において優先度が低いため、生存と機動力を最優先にした構成をおすすめします。
ハイパーチャージによる能力の底上げ
試合を決定づける要素であるハイパーチャージ「大熱狂のヘイズ」が発動すると、エムズはまさに戦場の支配者へと変貌します。
発動中は移動速度が大幅に上がり、弱点であった足の遅さがカバーされるため、敵との距離感を完璧にコントロールしやすくなります。
最大の強みは、ハイパーチャージ中に必殺技を発動した時の効果です。
周囲の敵を外側にノックバックさせる衝撃波とともに、放射状に大量の毒ガスをばらまき、広範囲の敵に壊滅的なダメージを与えます。
ここにスターパワー「因果応報」が合わさると、信じられないほどの瞬間火力を生み出し、乱戦状態を一瞬で自チームの有利な盤面にひっくり返すことが可能です。
ブロスタのエムズのスタパを活かす戦術

強力なスターパワーとガジェットを装備しても、立ち回りが間違っていてはエムズのポテンシャルを引き出すことはできません。
ここでは、エムズの強みを押し付ける戦術と、弱点を突かれた際の対処法について、具体的なゲームモードも交えながら解説していきます。
基本的な使い方と空間支配の極意
エムズを使いこなす上で最も重要なのは、「徹底したエリアコントロールと中距離の維持」です。
彼女の攻撃は、敵を倒すためだけでなく、「敵をそこに近づかせないための牽制(置き撃ち)」として使う意識を持ちましょう。
狭い通路や目標地点に向けて毒ガスを撒き続けることで、敵の進行を物理的にも心理的にも妨害できます。
敵が強引に距離を詰めてきたら、後退しながら攻撃を当てる(引き撃ち)ことで、常に3回ヒットが確定する理想の距離を保つのがポイントです。
必殺技が溜まったら、壁の裏からでも敵を巻き込むように発動しましょう。スロー効果で足止めしてから通常攻撃を叩き込むのが黄金パターンです。
苦手なスナイパーへの論理的な対策
エムズが最も苦手とするのが、障害物の少ない開けたマップでの長射程スナイパー(パイパーやエリザベスなど)です。
エムズの射程距離の外から一方的に狙撃されてしまうため、まともに撃ち合うと勝ち目はありません。
対策としては、まず第一に「開けたマップでエムズを選ばないこと」が前提になりますが、もし対面してしまった場合は、障害物をうまく利用するしかありません。
スピードギアを活用して草むらや壁から壁へと移動し、射線を切りながら少しずつ距離を詰めていく高度な立ち回りが要求されます。
スナイパー相手に一直線に距離を詰めようとすると、確実に返り討ちに遭います。味方と連携してラインを上げることを意識してください。
接近するアサシンへのガジェット対策
エムズにとってもう一つの脅威が、一瞬で懐に飛び込んでくる近接アサシン(エドガーやモーティスなど)です。
彼らはエムズの防衛の要である「ガジェット(フレンドゾーン)」を無駄撃ちさせようと、フェイントをかけてくる(ベイト戦術)ことがあります。
これに対抗するためには、敵が完全に密着してダメージ判定が発生するギリギリの瞬間までガジェットを温存する「胆力」が必要です。
焦って空撃ちしてしまうと、クールダウン中の約19秒間は完全に無防備になってしまい、確実に倒されてしまいます。
敵のフェイントに動じず、確実にノックバックできるタイミングを見極める冷静さが、アサシン対策の鍵となります。
各ゲームモードでの立ち回りと使い方
エムズの空間制圧能力は、ゲームモードによってその輝き方が大きく変わります。
特に活躍しやすい代表的なモードでの立ち回りをご紹介します。
【エメラルドハント】
中央のジェム出現ポイントを毒ガスで覆い、敵の回収を妨害する役割が強力です。スターパワー「元気注入」の回復力を活かし、しぶとく前線を維持しましょう。
【ブロストライカー】
敵がボールに集まりやすいため、複数ヒットによるダメージを稼ぎやすいモードです。ゴール前の防衛では、フレンドゾーンのノックバックで敵からボールを手放させるテクニックが必須になります。
【ホットゾーン】
指定エリアに留まるルールにおいて、エムズのゾーニングは最強クラスです。「元気注入」で回復しながらサークル内に居座り続ければ、理不尽なほどの防衛力を発揮できます。
ブロスタのエムズのスタパ選びまとめ
ここまでエムズの性能と戦術について詳しく解説してきました。
結論として、どんなマップや編成でも安定して活躍できる最適解のスターパワーは「元気注入(ハイプ)」だと私は考えています。
エムズの役割は「倒されずにエリアを支配し続けること」であり、その目的を果たすためには、必殺技による自己回復と無敵時間がどうしても欠かせません。
もちろん、火力を求める「因果応報」も特定の状況では刺さりますが、まずは生存力を高める元気注入と、自衛のためのガジェット「フレンドゾーン」の組み合わせから練習していくのが一番の近道ですね。
※今回ご紹介したダメージ数値や回復量はアップデート等で変動する可能性がありますので、あくまで一般的な目安として参考にしてください。
