ドラクエ11Sをプレイしていて、ふとスキルパネルを全開放したいと考えたことはありませんか。実は私もその一人で、レベル99まで上げれば全部埋まると信じて疑わなかったのですが、実際にやってみるとポイントが足りないという現実に直面しました。この記事では、私が実際にドラクエ11のスキルパネル全開放を目指して試行錯誤した経験をもとに、効率的な稼ぎ方や見落としがちなポイントについてお話しします。

- レベル99でもスキルポイントが不足する理由と具体的な不足量
- 2Dモードを活用した最高効率のスキルのたね収集メソッド
- スキルリセットやアタリパネルを使ったポイント節約テクニック
- 最強キャラ育成に向けたキャラクター別のおすすめ解放ルート
ドラクエ11のスキルパネル全開放に必要なポイント数
まずは、全開放を目指す上で避けて通れない「数字」の話を整理しておきましょう。多くのRPGではレベルカンスト=最強という図式が成り立ちますが、ドラクエ11に関しては少し事情が異なります。ここでは、なぜポイントが不足するのか、そしてシステムをどう利用すれば有利に進められるのかについて解説していきます。
レベル99でもスキルポイントは足りない
結論から言うと、ドラクエ11ではレベルを99にしてもスキルポイント(SP)は足りません。
私も最初は「バグかな?」と思ったんですが、これは仕様なんですよね。キャラクターによって差はありますが、レベルアップだけで獲得できるSPだけでは、すべてのパネルを点灯させることはできない設計になっています。
具体的にどれくらい足りないのかというと、パーティ全体で見ると無視できない量になります。特に主人公やカミュ、ベロニカあたりは多くの武器種やスキルを持っているので、不足しがちですね。
不足分の目安
レベル99到達時点でも、全キャラ合計で「スキルのたね」が約73個〜79個分ほど必要になります。
つまり、レベル上げが終わってからが本当の「全開放」へのスタートラインというわけです。
取り返しのつかない要素と対処法
「スキルパネルの開け方を間違えたらどうしよう」と不安になる方もいるかもしれませんが、安心してください。スキル関連で取り返しのつかない要素は基本的にありません。
ストーリー進行によってパネルが一時的に変化したり、特定のスキルが使えなくなったりすることはありますが、最終的にはすべて統合されて拡張されます。例えば、セーニャのスキルが劇的に変化するイベントなどもありますが、クリア後の世界を進めていけば、ちゃんと元のパネルも含めて全開放できる状態になります。
パネル拡張のタイミング
すべてのパネルが開放可能になるのは、裏ボスの攻略前、ジエーゴの試練などのサブイベントをすべて消化したタイミングです。
アタリパネルによるポイント還元
スキルパネルを進めていると、たまに「アタリ」と表示されてSPが10ポイント戻ってくることがありますよね。実はこれ、全開放を目指す上で地味に重要な要素なんです。
この「アタリパネル」をどれだけ踏めるかによって、最終的に必要な「スキルのたね」の数に個人差が出てきます。ただ、これを狙ってルート構築をするのはかなりパズル的で大変なので、そこまで神経質になる必要はありません。「運良く踏めたらラッキー」くらいに捉えておいて、不足分は後述する種集めでカバーするのが精神的にも楽かなと思います。
スキルリセットを使った賢い運用
教会や女神像で行える「スキルリセット」は、単なる振り直し機能ではありません。これはSPを効率的に使い回すための戦略的なツールです。
例えば、ボス戦前にはそのボスに有効なスキル(単体火力特化や属性耐性など)に振り直し、雑魚戦や探索に戻るときは全体攻撃や盗むスキルに振り直す、といった使い方ができます。リセット費用も1ポイントあたり20ゴールドと激安なので、気軽に使っていきましょう。
アタリパネルの持ち逃げテクニック
アタリパネル(SP+10)を開放した後にそのツリーをリセットすると、還元された10ポイントは手元に残ります。序盤のポイントがカツカツな時期には、これを使って実質的なSPを増やす小技が役立ちます。
キャラ別のおすすめ解放ルート
全開放に至るまでの過程で、どのスキルを優先すべきかはキャラクターの役割によって大きく異なります。私が実際にプレイして「これは強い」と感じた優先順位を簡単にまとめておきます。
| キャラ | 序盤〜中盤のおすすめ | クリア後の優先パネル |
|---|---|---|
| 主人公 | 両手剣(渾身斬り) | 剣神(つるぎのまい)、勇者スキル |
| カミュ | 短剣(毒コンボ)、盗む | かみわざ(ぶんしん、会心必中) |
| ベロニカ | 両手杖、魔道書 | 魔道書(魔力かくせい、イオグランデ) |
| セーニャ | スティック(キラキラポーン) | スティック二刀流、槍スキル |
| シルビア | 曲芸(ハッスルダンス) | 騎士道(レディファースト) |
特にカミュの「会心必中」やシルビアの「レディファースト」は、戦闘の効率を劇的に変えるので早めに取っておきたいですね。
ドラクエ11のスキルパネル全開放を達成する稼ぎ方

さて、ここからが本題です。レベル99になっても埋まらない空白のパネルたち。これらを埋めるためには、具体的なアクションが必要です。私が実践して最も効率が良いと感じた「稼ぎ」の方法をシェアします。
足りない分はスキルのたねで補う
不足しているSPを補う唯一の手段、それが「スキルのたね」です。このアイテムを使用するとSPが1増えます。
「たったの1?」と思うかもしれませんが、これを70〜80個集めるのが全開放へのパスポートになります。宝箱やクエスト報酬だけでは絶対数が足りないので、モンスターからのドロップを狙って乱獲(ファーミング)することになります。
最高効率で種集めができる場所
ネットで検索すると色々な場所が出てきますが、効率を突き詰めるとターゲットは1体に絞られます。
ターゲット:てんのもんばん・邪
このモンスターが「スキルのたね」をレアドロップします。出現場所はユグノア地方の廃墟周辺(雨天時)などが有名ですが、私のおすすめは断然「名もなき地」です。
2Dモードを活用した周回テクニック
ここが一番のポイントなんですが、種集めをするなら一時的に3Dモードから2Dモードに切り替えることを強くおすすめします。
3Dモードだと「てんのもんばん・邪」が出るまで天候を雨にする必要があったり、シンボルを探して走り回ったりと時間がかかります。しかし、2Dモードの「名もなき地」(マップ南西の孤島など)であれば、天候に関係なくランダムエンカウントで遭遇できます。
2Dモードのメリット
- 戦闘テンポが爆速(「超はやい」設定でサクサク)
- 天候待ちのリセット作業が不要
- 移動の手間がなく、その場でグルグル歩くだけでOK
これで時間効率が倍以上変わってくるので、こだわりがなければ種集めの間だけは2Dモードに移行しましょう。
ドロップ率アップ装備と連携技
ただ闇雲に倒しているだけでは、種はなかなか落ちません。ドロップ率を極限まで上げる準備が必要です。
まず装備ですが、全員に「うさぎのしっぽ」を装備させましょう。これは効果が重複するので、アクセサリー枠をこれで埋め尽くします。さらに、カミュには「海賊王の首飾り」や「ラッキーベスト」、女性陣には「メダ女の制服」を着せてドロップ率を底上げします。
そして戦闘では、主人公・カミュ・マルティナの3人がゾーン状態になったら連携技「スーパールーレット」を発動します。
スーパールーレットの効果
戦闘後にモンスターが宝箱を落とす確率が100%になります。これを使えば確実に「スキルのたね」を入手できます。
主人公やカミュの最強育成論
苦労して全開放した先には、最強のキャラクターたちが待っています。
特にカミュは全開放することで真価を発揮します。「ぶんしん」+「二刀の極意」+「デュアルブレイカー」のコンボは、雑魚敵を一掃するだけでなく、ボス相手にも凄まじいダメージを叩き出します。メタル狩り用の「会心必中」も揃えば、もはや隙はありません。
主人公も「つるぎのまい」や「アルテマソード」といった強力な特技に加え、ベホマズンなどの回復呪文も完備した万能の勇者になります。全開放することで、あらゆる状況に対応できるパーティが完成するのは本当に気持ちがいいものです。
ドラクエ11のスキルパネル全開放のまとめ

今回は、ドラクエ11のスキルパネル全開放に向けた具体的な戦略についてご紹介しました。レベル99にするだけでは終わらない、まさにやり込み派のためのコンテンツですが、達成した時の満足感はひとしおです。
最後にポイントをおさらいします。
- レベル99でもSPは約80ポイント不足する
- 取り返しのつかない要素はないので安心して進めてOK
- 不足分は「てんのもんばん・邪」から「スキルのたね」を集める
- 効率重視なら「2Dモード」で「名もなき地」を周回するのが最適解
これから全開放を目指す方の参考になれば嬉しいです。最強のパーティを作り上げて、ロトゼタシアの世界を遊び尽くしましょう!

