ドラクエ1ローラ姫を仲間にする方法！同行条件と戦闘メリット

ドラゴンクエスト1のHD-2Dリメイク版がついに発売されましたが、皆さんはもうプレイされましたか。私は懐かしさと新しさに感動しながら冒険を楽しんでいます。ところで、ネット上ではドラクエ1のローラ姫を仲間にできるという噂や、竜王の元まで抱きかかえ状態のまま連れて行く方法が話題になっていますね。本来ならお城に送り届けて冒険は続くのですが、なんと今作では特定の条件を満たすことで、姫と一緒に旅を続けることが可能になっているのです。

これは単なるバグ技ではなく、しっかりと作り込まれた新要素のようなので驚きですよね。もしローラ姫が戦闘に参加してくれたり、強力な超絶技でサポートしてくれたりするとしたら、いつもの一人旅がまったく違った体験になるはずです。この記事では、私が実際に試してみた手順や、姫との旅で発生する特別なイベントについて詳しくご紹介していきたいと思います。

• ローラ姫が戦闘中に回復やバフでサポートしてくれる詳細な仕様
• 強力な全体攻撃である超絶技のエルトナの火やギガクロスブレイクの性能
• ラダトーム城へ戻らずに冒険を進めるための太陽の石の入手手順
• 宿屋や竜王戦で発生する特殊な会話イベントやエンディングの変化

ドラクエ1でローラ姫を仲間にする方法と戦闘のメリット

HD-2D版のリメイクにおいて最も衝撃的だったのが、この「ローラ姫との同行システム」ではないでしょうか。これまで孤独な戦いを強いられていた勇者ですが、姫がいることで冒険がどのように変化するのか、まずはそのメリットや戦闘面での恩恵について深掘りしていきます。

戦闘に参加？ローラ姫の回復やいのり効果を解説

まず一番気になるのが「本当に戦闘で役に立つのか？」という点ですよね。結論から言うと、ローラ姫は直接敵を攻撃することはありませんが、「いのり」というアクションで強力なサポートをしてくれます。

具体的には、ターン終了時にランダムで勇者のHPを回復してくれるのですが、これが地味にありがたいんです。私の体感では、最大HPの10%〜15%程度、あるいは固定値で30〜50前後の回復をしてくれることが多いように感じました。これだけの回復量があれば、今まで回復魔法に費やしていたターンを攻撃に回せるので、結果的に戦闘がかなりスムーズになります。

強力な超絶技エルトナの火やギガクロスブレイク

そして、ただ回復するだけではありません。なんとローラ姫が同行している状態限定で、勇者の呪文や特技が「超絶技」へと進化するんです。これを見たときは本当に鳥肌が立ちました。

これらの技は、単に威力が高いだけでなく、演出も非常に豪華になっています。特に「ギガクロスブレイク」などは、変身後の竜王が呼び出す手下たちを一気に片付ける際に非常に役立ちました。姫を連れている苦労が報われる瞬間ですね。

茅野愛衣さんのボイスで冒険が賑やかになる魅力

今回のリメイクではキャラクターボイスが実装されていますが、ローラ姫の声を担当されているのは人気声優の茅野愛衣さんです。これがまた、冒険の雰囲気をガラッと変えてくれるんですよ。

戦闘開始時や勝利時に「頑張ってください、勇者様！」といった応援ボイスが入るだけで、これまでの孤独なレベリング作業が嘘のように華やかになります。精神的なサポート効果は計り知れません。一人旅の寂しさを感じていた人には、これだけでも姫を連れて行く価値があると思います。

抱きかかえ状態のドット絵やグラフィックの変化

フィールドやダンジョンでの見た目も重要なポイントです。姫を救出した直後は「お姫様抱っこ」の状態ですが、同行中はずっと勇者の背後に姫がついてくるグラフィックになります。

HD-2Dの美しいドット絵で描かれた姫が、勇者の後をチョコチョコとついてくる姿はとても愛らしいです。特に、ダンジョン内で勇者が立ち止まると姫も立ち止まり、こちらを見つめてくるような仕草をすることもあり、細かい作り込みに感動しました。

守備力アップのバフ効果で竜王戦も楽になる

サポート効果としてもう一つ見逃せないのが、防御面での支援です。ローラ姫の「いのり」には、回復だけでなく勇者の守備力を大幅にアップさせる（スカラやスクルト相当）効果もあります。

特に後半のダンジョンや竜王の城では、ドラゴンやゴーレムといった物理攻撃力が高い敵が多数出現します。そんな時、戦闘開始直後にこのバフがかかると、受けるダメージが劇的に減るんです。竜王戦のような長期戦において、被ダメージを抑えられるのは勝率に直結する大きなメリットと言えるでしょう。

ドラクエ1のローラ姫を仲間にし続ける手順と注意点

ここまでメリットをお伝えしてきましたが、ローラ姫を最後まで連れて行くには、通常の攻略ルートとは異なる手順を踏む必要があります。一つ間違えると取り返しがつかなくなるポイントもあるので、ここからはその具体的な手順と注意点を解説していきます。

太陽の石を先行入手する手順とタイミング

これが最大の難関であり、最も重要なポイントです。通常、物語の重要アイテムである「太陽の石」は、姫を助けて城に戻った後に入手するのが一般的です。しかし、姫を連れたまま城に入ると強制的にお別れになってしまうため、姫を救出する前に太陽の石を手に入れておく必要があります。

この手順を踏まずに姫を助けてしまうと、太陽の石を取るために城に入らざるを得なくなり、その時点で同行の旅は終了してしまいます。必ず「魔法の鍵」入手直後にこの工程を済ませておきましょう。

ラダトーム城に入れないデメリットと離脱条件

ローラ姫との旅における唯一にして最大のデメリット、それは「ラダトーム城の機能が一切使えなくなる」ことです。

城の敷地内（橋を渡った先のエリア）に入った瞬間、強制イベントが発生して姫が離脱してしまいます。この判定はかなり厳しいので、ルーラでラダトームに飛んだ際などは、うっかり城に入ってしまわないよう細心の注意が必要です。

城に入れないため、当然ながら王様へのセーブ（復活の呪文）も利用できません。しかし、今回のリメイク版では他の町の宿屋や教会でもセーブが可能になっていることが多いので、リムルダールやメルキドを拠点にすればそこまで大きな問題にはならないはずです。

宿屋でのゆうべはお楽しみでしたねイベントの変化

ドラクエ名物とも言える「ゆうべはお楽しみでしたね」というセリフですが、ローラ姫を連れた状態で宿屋に泊まると、このイベントにも変化が見られます。

通常の町娘を連れた状態とは異なり、姫がいることで宿屋の主人の反応が変わったり、翌朝のメッセージが特別なものになることがあります。さらに、一部のプレイヤーの間では「町娘とローラ姫の両方を連れて宿屋に泊まる」という禁断の検証も行われているとか……。こういった細かいテキストの変化を探すのも、リメイク版ならではの楽しみ方ですね。

竜王戦の会話変化や特殊エンディングの分岐

そして物語のクライマックス、竜王との対決です。ここで姫を連れていると、竜王との会話が専用のものに変化します。

「わざわざ姫を連れてくるとは」といった趣旨の、プレイヤーの無茶ぶりを呆れつつも評価するようなセリフが聞けるのはこのルートだけです。また、「味方になれば世界の半分をやろう」という誘いに対する選択肢も、隣に姫がいることでより一層の背徳感と重みが生まれます。もしここで「はい」を選んでしまったら……姫はどうなってしまうのでしょうか。

見事竜王を倒すと、エンディングも変化します。通常は城に戻ってからの再会となりますが、同行ルートでは最初から最後まで一緒。そのまま二人で新たな旅に出るような、ドラクエ2へと繋がるロマンチックな演出（抱擁エンドとも呼ばれています）を見ることができます。

ドラクエ1でローラ姫を仲間にする冒険を楽しもう

本来は孤独な戦いであるはずのドラゴンクエスト1ですが、こうしてローラ姫という「仲間」ができることで、旅の景色はまったく違ったものになります。戦闘が楽になるというメリット以上に、「好きなキャラクターと一緒に冒険できる」という体験こそが、このルートの最大の魅力ではないでしょうか。

手順は少し複雑で、城に入れないというリスクもありますが、それを乗り越えて見るエンディングは格別です。これからプレイする方、あるいは2周目を考えている方は、ぜひこの「ローラ姫同行ルート」に挑戦してみてくださいね。