あの独特な暗さと、石版を探して世界を少しずつ取り戻していく感覚。久しぶりにドラクエ7のPS版をプレイしたいと思っても、今の環境でどうすれば遊べるのか悩みますよね。PS5などの最新ハードで動くのか、それとも中古の本体が必要なのか。あるいは手軽なスマホ版や3DS版、ゲームアーカイブスといった選択肢と比較して、どれが自分に合っているのか迷っている方も多いはずです。特に2026年に入ってからは配信終了の噂なども耳にすることがあり、今こそしっかりと情報を整理しておく必要があります。この記事では、私が実際に調べたプレイ環境の構築方法や、各バージョンの決定的な違いについて詳しく解説していきます。

- PS版ドラクエ7をプレイするために必要なハードウェアの選び方
- 最新ハードPS5での互換性状況と実機プレイの現実的な選択肢
- オリジナル版と3DS版やスマホ版におけるゲームシステムの違い
- 2026年発売の最新リメイク版を含めた最適なプレイ環境の結論
徹底解説!ドラクエ7のPS版をやる方法とプレイ環境
まずは結論から言うと、当時のオリジナル版をプレイするためにはいくつかのハードルがあります。ここでは、PS版ドラクエ7をやる方法として、現在利用可能なハードウェアの選択肢や、中古市場の動向について詳しく見ていきましょう。
PS版がプレイ可能なハードとPS5での動作状況
「PS版のドラクエ7がやりたい!」と思ったときに、まず最初にぶつかる壁がハードウェアの問題です。多くの方が「手持ちのPS4やPS5でPS1のソフトは遊べるの?」と疑問に思うかもしれません。残念ながら、PS4およびPS5は初代PlayStationのディスク(CD-ROM)を読み込むことが物理的にできません。
PS4やPS5のドライブは、DVDやBlu-ray、Ultra HD Blu-rayといった規格には対応していますが、CD-ROMを読み込むためのレーザー波長を持っていません。そのため、たとえ手元に懐かしいドラクエ7のディスクがあったとしても、それを最新ハードに挿入して遊ぶことは不可能なのです。
無理にディスクを挿入すると故障の原因になることもあるので、絶対にやめましょう。
では、どのハードなら動くのかというと、選択肢は以下の3つに絞られます。
- 初代PlayStation(PS1・PSone):もちろん動きますが、レンズの劣化やメモリーカードの寿命が心配です。
- PlayStation 2(PS2):PS1ソフトとの互換性があります。読み込み速度を高速化する設定なども使えて便利ですが、本体自体が古く、メンテナンスが必要な場合が多いです。
- PlayStation 3(PS3):実はこれが一番の狙い目です。
実機派に推奨するPS3と仮想メモリーカード
もしあなたが「当時のドット絵とポリゴンが混ざったあの雰囲気で遊びたい」という実機派なら、PlayStation 3(PS3)を使用するのが最もおすすめの方法です。
あまり知られていないことですが、PS3は初期型から最終モデルまで、すべての機種で初代PSソフトのディスク起動に対応しています(PS2ソフトは一部の初期型のみ対応ですが、PS1は全機種OKなんです)。これには大きなメリットが2つあります。
PS3で遊ぶメリット
- HDMI出力が簡単:現代の液晶テレビやモニターにHDMIケーブル1本で接続でき、比較的きれいな画質で出力されます。
- 仮想メモリーカード:本体のHDD内に「仮想メモリーカード」を作れるため、物理メモリーカードの接触不良で「セーブデータが消えた!」という悲劇を完全に防げます。
あの頃、石版を何枚も集めて苦労して進めたデータが一瞬で消える絶望を味わった方も多いでしょう。PS3を使えば、そのリスクを回避しつつ、大画面で安定してプレイ環境を構築できます。
ソフトの中古相場と新品価格の二極化の現状
ハードが用意できたら次はソフトです。メルカリや駿河屋などで中古相場を見てみると、面白い傾向があることに気づきます。実はドラクエ7、プレイするだけなら驚くほど安く手に入ります。
当時400万本以上も売れた大ヒット作なので、市場に在庫が溢れているんですね。ケースに多少の傷がある「実用品レベル」なら、300円〜800円程度で見つかることも珍しくありません。説明書付きのきれいな状態でも1,500円ほど出せば十分に入手可能です。
| 状態 | 相場の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 実用品 | 300円 – 800円 | ディスクのみ、ケース割れなど。遊べればOKな人向け。 |
| 一般中古 | 1,000円 – 2,500円 | 説明書あり。最も流通が多いゾーン。 |
| コレクション品 | 8,000円 – 20,000円超 | 未開封、新品同様。資産価値目的。 |
一方で、未開封品や極美品となると価格が一気に跳ね上がり、2万円を超えることもあります。純粋にゲームを楽しみたいのであれば、安価な中古品を探すのが賢い選択と言えるでしょう。
ゲームアーカイブスの配信終了と2026年の危機
「ディスクの入れ替えが面倒だからダウンロード版がいい」という方にとって、PS3やPS Vitaで遊べる「ゲームアーカイブス」は神のようなサービスでした。しかし、ここ最近「いつ配信終了してもおかしくない」という危機感が漂っています。
PS3やVitaのストア機能は年々縮小されており、クレジットカードが直接使えなくなったり、一部のタイトルが予告なく配信停止(ディリスト)になったりしています。2026年現在、まだドラクエ7は購入可能かもしれませんが、いつ「購入不可」の文字が表示されるか分かりません。
もしPS3やVitaをお持ちで、まだアーカイブス版を購入していないなら、今のうちに確保しておくのが「デジタル資産」を守る唯一の方法かもしれません。
キーファに種を使ってはいけない理由とトラウマ
ここで少し余談ですが、これから久しぶりに、あるいは初めてドラクエ7をプレイする方にこれだけは伝えておかなければなりません。それは「キーファに種を使うな」という、プレイヤー間で語り継がれる鉄の掟です。
主人公の親友であるキーファは、序盤から非常にステータスが高く頼りになる存在です。そのため、貴重な「ちからのたね」や「まもりのたね」をついつい彼に使って強化したくなるのが人情というもの。しかし、物語中盤で彼はある決断を下し、二度とパーティに戻らなくなります。
投資した貴重な種をすべて持ち逃げされるこの喪失感は、当時のプレイヤーに深いトラウマを植え付けました。これはもはや攻略情報というより、ドラクエ7を語る上で欠かせない「あるあるネタ」のようなものです。これからプレイする皆さんは、くれぐれもご注意くださいね。
ドラクエ7のPS版をやる方法とリメイク版との違い

さて、ここまではオリジナルであるPS版をどう遊ぶかに焦点を当ててきましたが、ドラクエ7にはニンテンドー3DS版やスマートフォン版、そして最新のリメイク版も存在します。「結局どれで遊ぶのが一番楽しいの?」という疑問に答えるため、それぞれの違いを比較していきましょう。
3DSやスマホ版との違いとグラフィック比較
PS版とそれ以降のリメイク版(3DS・スマホ)の最大の違いは、やはりグラフィックです。
PS版は、2Dのドット絵キャラクターが3Dの背景を移動するという、当時のPS1らしい独特の表現でした。これに対し、3DS版以降はキャラクターも完全な3Dモデルになっています。特にスマホ版は、3DS版をベースにしつつも高解像度化されており、非常に鮮明な映像で楽しめます。
- PS版:ドット絵の温かみと、少し不気味で暗い雰囲気がマッチしている。
- 3DS/スマホ版:キャラクターの頭身が上がり、表情も豊かになったが、全体的に明るくポップな印象。
「あの暗い雰囲気が好きだった」という方はPS版を、「きれいな画面で遊びたい」という方はリメイク版を選ぶのが良いでしょう。
ランダムエンカウントとシンボル方式の差異
ゲームのプレイ感覚を大きく変えているのが、敵との遭遇方法(エンカウント方式)の違いです。
PS版は、歩いていると突然画面が切り替わって戦闘になる「ランダムエンカウント方式」でした。いつ敵が出るか分からない緊張感がありましたが、探索中に何度も戦闘になるとストレスを感じることもありました。
一方、3DS版ではフィールド上にモンスターの姿が見えている「シンボルエンカウント方式」に変更されました。これにより、戦闘を避けたいときは敵を避けて進むことが可能になり、難易度が緩和されています。ただし、スマホ版では操作性の観点から、また少し違った調整がされており、狭い通路などでは避けにくい場合もあります。
スマホ版のオート戦闘や地図機能による快適性
もしあなたが「昔プレイして途中で挫折した」「忙しくて時間がない」というタイプなら、スマートフォン版が最強の選択肢になります。
スマホ版には、PS版にはなかった圧倒的な「親切設計」が盛り込まれています。特に素晴らしいのが以下の2点です。
スマホ版のここがすごい
- オート戦闘が優秀:「ガンガンいこうぜ」などの作戦にしておけば、AIが超高速で戦闘を終わらせてくれます。レベル上げが苦になりません。
- 地図機能がチート級:ダンジョンの構造や宝箱の位置がわかる地図がいつでも見られます。PS版のような「迷子になって進めない」というストレスがほぼゼロです。
さらに「あらすじ機能」で次にどこへ行けばいいかも教えてくれるので、久しぶりに起動しても迷うことがありません。快適さを求めるならスマホ版一択です。
2026年発売の最新リメイク版と対応ハード
そして忘れてはいけないのが、2026年2月に発売されたばかりの完全新作リメイク『ドラゴンクエストVII Reimagined』の存在です。
これは単なる移植ではなく、現代の技術でフルリメイクされた作品です。対応ハードは以下の通り。
- Nintendo Switch 2
- PlayStation 5 (PS5)
- Xbox Series X|S / Windows PC (Steam)
ここで注目すべきは、PS4やSwitch(旧型)が含まれていない点です。完全に次世代機向けに作られており、グラフィックの進化はもちろん、ロード時間の短縮なども期待できます。ただし、「魔空間の神殿」以降は配信禁止区間に指定されるなど、ネタバレにはかなり厳しい規制が敷かれています。
結論:ドラクエ7のPS版をやる方法の最適解
最後に、タイプ別のおすすめプレイ方法をまとめます。
① 当時の雰囲気をそのまま味わいたい「こだわり派」
PS3本体 + PS版の中古ソフト
これがベストです。仮想メモリーカードでデータも安心、HDMIでテレビ接続も簡単です。
② とにかくストーリーを完走したい「忙しい現代人」
スマートフォン版(iOS / Android)
いつでもどこでもプレイでき、オート戦闘と親切なナビゲーションで挫折知らずです。
③ 最新の映像技術で遊びたい「新体験派」
PS5 / Switch 2 / PC版『Reimagined』
2026年の最新技術で生まれ変わった新しいドラクエ7の世界を楽しんでください。
ドラクエ7は「石版集めが大変」「長すぎる」と言われることもありますが、その分、クリアしたときの感動はひとしおです。ぜひご自身の環境に合った方法で、エデンの戦士たちの物語を楽しんでくださいね!
