ラストウォーのアカウント譲渡を検討しているものの、実際の相場や具体的なやり方がわからず不安を感じている方は多いのではないでしょうか。時間と労力をかけて育てたアカウントだからこそ少しでも高く売りたいと考える一方で、詐欺被害や運営によるBANといったリスクに関する情報も目にするため、どうしても慎重になりますよね。私自身もゲームのアカウント売買については様々な噂を耳にしますが、特にラストウォーに関しては非常に特殊な事情や落とし穴が存在するようです。この記事では、ゲームトレードなどのサイトで見られる取引価格の決まり方や、安全にデータ引き継ぎを行うための手順、そして絶対に知っておくべき危険なトラブル事例について、私なりに調べた情報を詳しくまとめてみました。

- ラストウォーのアカウントが課金額の10分の1以下で取引される相場の現実
- 購入後にログインできなくなるアカウント例外や取り戻し詐欺の具体的な手口
- 一度連携すると解除が困難なGoogle連携の仕様とデータ引き継ぎの注意点
- 規約違反によるアカウント停止リスクとトラブル時の運営対応の厳しさ
ラストウォーのアカウント譲渡における相場とリスクの実態
ここでは、実際にアカウントがどの程度の金額で取引されているのか、そしてその裏に潜むリスクについて解説していきます。ラストウォーのアカウント売買は、単にレベルが高ければ高く売れるという単純なものではないようです。
ラストウォーのアカウント売買の相場と値段の決まり方
まず驚かされるのが、課金総額と売買価格の間に大きな乖離があるという点です。一般的に、モバイルゲームのアカウントは課金額のまま売れることは稀ですが、ラストウォーの場合はその傾向が顕著です。私の調べでは、数百万円を課金したアカウントであっても、市場価値はその数パーセント、具体的には1%から10%程度まで下落することが珍しくありません。
値段が決まる主な要因として、以下の要素が重視されているようです。
| 評価項目 | 市場での評価ポイント |
|---|---|
| 本部レベル (HQ) | HQ30がひとつの基準。T10兵士解放の前提となるため需要がある。HQ35は最高ランクだが、課金額に見合う価格はつきにくい。 |
| 総戦力と1軍 | 単なる総戦力よりも、実際に戦闘で使う「第1部隊」の強さが重要。戦車や航空機で30M〜50Mなどの数値が高評価。 |
| VIPレベル | VIP14以上は重課金の証であり、永続的なバフがあるため評価されやすい。 |
| 研究 (Tech) | 「ソルジャーX(T10兵士)」が解放されているかどうかが、価格を左右する最大の要因になり得る。 |
例えば、課金総額が250万円ほどのアカウントでも、販売価格は10万円台、あるいはそれ以下になるケースも多々あります。「これだけ課金したから高く売れるはず」という期待は、残念ながら裏切られる可能性が高いのが現実ですね。
ゲームトレードなどのRMTサイトでの取引状況
日本国内では、GameTrade(ゲームトレード)やGameClub(ゲームクラブ)といったRMT(リアルマネートレーディング)サイトで取引が行われています。これらのサイトを見てみると、価格帯によって出品されているアカウントの傾向がはっきりと分かれていることがわかります。
数千円から3万円程度のエントリー層では、HQ20代後半から30になりたてのアカウントが多く取引されています。ここは「手軽に強くてニューゲームを始めたい」という層がターゲットのようです。一方で、5万円を超えるハイエンド層になると、HQ30以上でT10兵士解放済み、あるいはそれに近いスペックのアカウントが並びます。
海外のG2Gなどのサイトでは数百万円単位の出品も見られますが、実際にその価格で成約しているかは不明です。日本市場は完全に「買い手市場」であり、高額アカウントほど値崩れが激しい傾向にあります。
購入時に注意すべき詐欺や乗っ取りの手口
アカウント売買には詐欺のリスクがつきものですが、ラストウォーにおいては特に悪質な手口が報告されています。最も警戒すべきなのが「取り戻し(Takeback)」詐欺です。
これは、売り手がアカウントを渡した後に、裏で連携しておいた別のログイン手段(Google PlayやGame Centerなど)を使ってアカウントに再ログインし、パスワードを変更してアカウントを奪い返す手口です。後述しますが、ラストウォーのシステム上、一度連携したSNSアカウントの解除が非常に難しいため、買い手が完全に防ぐことは技術的にほぼ不可能です。
また、偽の公式サイトに誘導してアカウント情報を盗むフィッシング詐欺も横行しているので、甘い言葉には注意が必要です。
アカウント停止やBANになる規約違反のリスク
そもそも前提として理解しておかなければならないのは、ラストウォーの利用規約においてアカウントの譲渡や売買は禁止されているという事実です。
運営会社であるFirstFunは、不正なアクティビティに対して厳しい姿勢を取っています。もし売買の事実が発覚すれば、事前の警告なしにアカウント停止(BAN)等の措置が取られる可能性があります。せっかく購入したアカウントが、翌日にはログインできなくなっていても文句は言えません。
RMTサイトで「BAN保証」などを謳っている出品者もいますが、運営による措置に対して第三者が確実に保証することは不可能です。あくまで出品者独自のルールであり、過信は禁物です。
詐欺被害を防ぐための安全な取引のポイント
ここまで読んで「それでも取引したい」と考える方のために、被害を最小限に抑えるためのポイントを整理しましたが、正直なところ「100%安全な取引」は存在しません。
- SNSなどの直接取引は避ける: 詐欺の温床です。仲介サイトを通すことで、代金持ち逃げのリスクだけはある程度防げます。
- 連携状況の確認: 可能であれば、メールアドレス以外の連携(特にGoogleやApple)がされていないアカウントを選ぶべきですが、画面上の表示と内部データが一致していないバグもあるため確実ではありません。
- 安すぎる出品を疑う: 異常に安いアカウントは、後述する「返金申請詐欺」に使われた捨てアカウントの可能性があります。
ラストウォーのアカウント譲渡を行う際の手順と注意点

ここでは、実際に譲渡を行う際の技術的な手順と、そこに関わるシステム上のトラブルについて解説します。特にAndroidユーザーに多いGoogle連携の問題は深刻です。
データ引き継ぎと連携の正しいやり方
ラストウォーのアカウント移行で現在主流となっているのは、独自のメールアドレス連携(DevPlay等)を利用する方法です。これは、ゲーム内の設定からメールアドレスを登録し、認証コードを使ってログインする方式です。
- 売り手が譲渡用の新しいメールアドレス(Gmailなど)を用意する。
- ゲーム内の[設定] > [アカウント]から、そのメールアドレスを連携させる。
- 買い手が自分の端末でゲームを起動し、[アカウント切り替え]からそのメールアドレスを入力。
- 売り手のメールに届いた認証コードを買い手に伝え、ログインを完了させる。
この手順自体はシンプルですが、問題は「以前の連携情報をどう消すか」という点にあります。
Google連携が解除できない問題への対策
ラストウォーのプレイヤー間で「Unbind Paradox(連携解除の矛盾)」とも呼ばれる厄介な問題があります。それは、一度連携したGoogleアカウントなどのサードパーティ連携が、ユーザー側の操作では事実上解除できないという仕様です。
ゲーム画面上で「解除」ボタンを押して連携が外れたように見えても、サーバー内部では紐付けが残っているケースが多発しています。運営サポートに解除を依頼しても、「セキュリティ上の理由」として断られることが一般的です。これが前述した「取り戻し詐欺」が可能になってしまう技術的な原因であり、買い手にとっては「いつ元のアカウント主にログインされるか分からない」という爆弾を抱えることになります。
専用メールアドレスを使った譲渡の方法
上記のリスクを少しでも減らすために行われているのが、「連携に使ったGoogleアカウントごと譲渡する」という方法です。
ゲームデータと紐付いたGmailのアドレスとパスワードそのものを買い手に渡し、買い手がそのGoogleアカウントのパスワードや再設定用電話番号を変更することで、売り手からのアクセスを遮断しようという試みです。ただし、これもGoogle側のセキュリティチェックでロックがかかったり、元の持ち主がGoogleへの申請でアカウントを取り戻したりするリスクがゼロではないため、完全な解決策とは言えません。
譲渡後のアカウントロックと返金トラブル
最後に、最も金銭的被害が大きいトラブルについて触れておきます。「アカウント例外(Account Exception)」と呼ばれる現象です。
これは、売り手がアカウント売却直前に大量の課金を行い、売却後にAppleやGoogleを通して「返金申請(チャージバック)」を行うことで発生します。返金が通ると、運営はペナルティとしてそのアカウントをロックし、返金された金額分を「借金」として請求します。
被害の流れ:
買い手はアカウント代金を支払う → ログインすると「アカウント例外」と表示されプレイ不可 → 解除するには売り手が使い込んだ数万円〜数十万円をさらに課金して支払わなければならない。
この場合、買い手は「アカウント代金」と「ロック解除費用」の二重払い、あるいはアカウント放棄を迫られます。非常に悪質ですが、システム上頻発している事例です。
ラストウォーのアカウント譲渡は推奨できない理由のまとめ

ここまで見てきた通り、ラストウォーのアカウント譲渡市場はまさに「地雷原」と言える状況です。課金額に対して売値が極端に安くなるため売り手にはメリットが少なく、買い手にとっては「連携解除不可による乗っ取りリスク」や「返金申請によるアカウントロック」といった致命的なリスクが付きまといます。
私の個人的な見解としては、RMTによるアカウント購入は、いつ爆発するかわからない時限爆弾をお金を払って引き取るようなものだと感じています。もちろん最終的な判断は皆さん次第ですが、これらのリスクを十分に理解し、もしトラブルに遭っても誰も助けてくれないという前提で慎重に行動されることを強くおすすめします。
