ラストウォーの内務大臣で資源は増えない?正しい効果と使い方

ラストウォーをプレイしていて、本部レベルが上がるにつれて深刻になってくるのが資源不足の問題ですよね。そんな時に頼りになるのが内務大臣という官職ですが、実際にどのような効果があるのか、ワールドマップでの採集や装甲トラックの報酬にも適用されるのか、正確な仕様について疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。この記事では、内務大臣のバフに関する正しい仕様や計算式の仕組み、そして科学長官や開発長官との違いについて、私の実体験を交えながら詳しく解説していきます。

  • 内務大臣のバフが基地内の生産施設のみに適用されるという仕様
  • 資源回収の瞬間にだけ官職を持っていれば良いスナップショット理論
  • エンジニアの急速生産スキルと組み合わせた効率的な資源確保の方法
  • チャットでの申請マナーや座標の伝え方などサーバー内での立ち回り

ラストウォーの内務大臣が持つ効果と仕様

内務大臣は、一見すると地味に見えて実は非常に奥が深い官職だと感じています。ここでは、多くの指揮官の方が勘違いしやすいバフの適用範囲や、少し複雑な計算の仕組みについて、まずはしっかりと整理しておきましょう。

内務大臣のバフ効果と適用範囲の正解

まず結論から言うと、内務大臣(Minister of Interior)の主な効果は「資源の生産量を増加させる」ことです。しかし、この「生産」という言葉が曲者なんですよね。

ゲーム内の説明文を読んでも少し分かりにくいのですが、私が色々と検証したり情報を集めたりした結果、このバフが適用されるのは「基地(Base)内部にある生産施設」だけであるということが分かりました。具体的には以下の施設が対象です。

【バフの対象となる施設】

  • 農場(食料)
  • 製鉄所(鉄)
  • 金鉱(金貨)

つまり、自分の基地の中でパタパタと動いている施設から回収できる資源が増える、というのが内務大臣の正体なんです。

採集やトラックに効果はあるのか解説

ここが一番の勘違いポイントかなと思います。「内務大臣になったから、外の採集も早くなるはず!」「トラックの略奪報酬も増えるかも?」と期待してしまう気持ち、すごく分かります。

しかし、残念ながらこれらは全てバフの適用外となっています。

【以下の行動には効果がありません】

  • ワールドマップ上の資源タイルでの採集(Gathering)
  • 装甲トラック(Armored Truck)の輸送報酬や略奪報酬
  • インベントリ内の資源ボックスの使用

「採集速度を上げたいなら内務大臣」というのはよくある誤解ですので、内務大臣はあくまで「家の中の収入を増やす役割」と覚えておくと良いでしょう。

バフの計算式と加算方式の仕組みとは

「内務大臣になったのに、思ったほど増えていない気がする…」と感じたことはありませんか?実はこれ、ラストウォーの計算式が「掛け算」ではなく「足し算(加算方式)」を採用しているからなんです。

例えば、元の生産量が100で、すでに技術研究やサバイバーの効果で「+200%」の補正がかかっているとします。ここに内務大臣の「+50%(仮定)」が加わるとどうなるでしょうか。

計算方式計算式結果
掛け算(誤)(100 × 300%) × 1.5450
足し算(正)100 × (1 + 2.0 + 0.5)350

このように、元の補正値が高ければ高いほど、内務大臣による上乗せ分の「体感的な倍率」は低くなってしまいます。ただ、増える資源の絶対量は確実にプラスになっているので、高レベルの施設を持っている方ほど恩恵は大きくなりますよ。

科学長官や開発長官との違いを比較

キャピトルの官職には、他にも「科学長官(研究速度アップ)」や「開発長官(建設速度アップ)」がありますよね。これらと比較して、内務大臣はどうしても見劣りしがちです。

建設や研究は「時間の短縮」という目に見える成果がありますが、内務大臣は「資源が増える」という地味な効果だからです。しかし、本部レベル24や27を超えてくると状況が変わります。「加速アイテムはあるのに資源が足りなくて着工できない」という資源不足の壁にぶつかるからです。

私の使い分け基準

建設や研究の開始ボタンを押す時はそれぞれの長官を、それ以外の日常的な資源回収の時は内務大臣を狙うのがベストです。

資源回収のタイミングとスナップショット

ここで一つ、非常に重要なテクニックをご紹介します。それは「スナップショット」と呼ばれる仕様です。

内務大臣のバフは、「資源アイコンをタップして回収した瞬間」のステータスを参照して計算されているようです。つまり、一日中ずっと内務大臣の座に座り続ける必要はないんです。

例えば、朝起きて夜の間に溜まった資源を回収する時、その「回収する一瞬」だけ内務大臣になっていれば、寝ていた8時間分の生産全てにバフが適用された状態で回収できる可能性があります。これを意識するだけで、運用の効率が劇的に変わりますよ。

ラストウォーで内務大臣を使いこなす戦略

仕様を正しく理解したら、次は実践編です。ただ任命されるのを待つのではなく、能動的に動くことで得られる資源量は桁違いになります。私が実践している小技を共有しますね。

急速生産スキルと組み合わせる最強の裏技

私が最もおすすめしたいのが、職業「エンジニア」のスキルである「急速生産(Rapid Production)」とのコンボです。

急速生産は「○時間分の資源を即座に獲得する」というスキルですが、この獲得量も内務大臣のバフの影響を受けます。手順は以下の通りです。

  1. 資源施設を満タン近くまで放置する
  2. 内務大臣に任命してもらう
  3. まずは普通に資源をタップして回収(バフ適用!)
  4. すかさず「急速生産」スキルを発動(さらにバフ適用!)
  5. お礼を言って官職を辞退する

この流れをスムーズに行えば、短時間で通常の倍近い資源をかき集めることができます。特に建設ラッシュの前には必須のテクニックですね。

5分で回すローテーション運用のコツ

先ほどの「スナップショット」の話に関連しますが、内務大臣は長居無用です。回収とスキル発動だけなら、5分もあれば十分お釣りが来ます。

サーバー全体の利益を考えると、内務大臣は「ホットポテト(熱々のジャガイモ)」のように、次々と他の人に回していくのが理想的です。私が所属している同盟でも、「使い終わったらすぐ報告」を徹底することで、1時間に10人以上のメンバーが恩恵を受けられるようにしています。

官職の申請方法と座標の伝え方マナー

「でも、どうやって申請すればいいの?」と迷う方もいるかもしれません。基本的には、現在キャピトルを占領している同盟(大統領がいる同盟)の外交官やファーストレディに連絡を取ります。

その際、必ず必要になるのが「自分の基地の座標(X, Y)」です。大統領たちが任命操作をする際、名前だけだと検索が大変なので、座標をタップして直接飛んでもらう必要があるからです。

座標のコピー方法

自分の基地をワールドマップで表示し、画面上部にある座標部分をタップするとコピーできます。これをチャットに貼り付けましょう。

大統領へのスムーズな頼み方の例文

サーバーによっては英語が公用語の場合も多いですよね。私がよく使っている、失礼のない申請フレーズをいくつか紹介します。

  • 英語: “X:123 Y:456 Minister of Interior please. I will use it for 5 mins.”

    (座標123,456 内務大臣をお願いします。5分だけ使います。)

  • 日本語: 「X:123 Y:456 内務大臣お願いします。急速生産使ったらすぐ抜けます!」

このように「座標」と「短時間で終わる意思」を明確に伝えると、相手も安心して任命してくれます。

まとめ:ラストウォーの内務大臣で資源確保

内務大臣は、単なる飾りではなく、使い方次第で資源不足を解消する強力なツールになります。

  • 効果は基地内の生産施設のみ(トラック等は対象外)
  • 回収する「瞬間」だけなればOK
  • エンジニアの「急速生産」と合わせると効果絶大
  • 座標を添えて申請し、短時間でローテーションする

これらを意識して、ぜひ賢く資源を集めてみてください。毎日の積み重ねが、ライバルとの大きな差に繋がっていくはずです。

※本記事の情報は執筆時点のゲーム仕様に基づいています。アップデートにより数値や仕様が変更される可能性がありますので、最新情報は必ずゲーム内の公式アナウンスをご確認ください。

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