広大な世界を冒険していると、あっという間にインベントリがいっぱいになってしまうことってありますよね。特に洞窟探検や遠出をした帰り道、泣く泣くアイテムを捨てた経験は誰にでもあるはずです。そんな悩みを解決してくれるのが、マインクラフトのバンドルというアイテムです。アップデートで作り方や使い方が大きく変わり、以前よりも手軽に導入できるようになりました。ただ、統合版とJava版で操作が少し違ったり、容量の計算が独特だったりと、最初は戸惑うこともあるかもしれません。この記事では、バンドルの基本的な仕様から、Switchやスマホ版での出し方、そして素材が変更された最新のレシピまで、私の実際のプレイ経験を交えながら詳しくお話ししていきます。

- 最新レシピによるバンドルの簡単な作り方と素材の集め方がわかる
- 独特な容量の計算方法とアイテムが入らない原因を理解できる
- 統合版を含む各プラットフォームごとの操作方法や出し方を学べる
- 探索や建築が劇的に快適になるバンドルの具体的な活用術を知れる
マインクラフトのバンドルの作り方と基礎知識
まずは、バンドルを手に入れるための基本的な情報から見ていきましょう。以前は少し作るのが大変なイメージがあったかもしれませんが、実はレシピが変更されて、ゲームを始めたばかりの序盤からでも作れる超便利アイテムに進化したんです。ここでは、最新の作り方や、ちょっと複雑な容量の仕組みについて整理していきます。
最新レシピによるバンドルの作り方
バンドルを作るのに必要な素材は、実はとてもシンプルになりました。現在のバージョンでは、「糸」が1個と「革」が1個あればクラフトできます。作業台を開いて、革の上に糸を置くだけで完成です。
以前の情報を知っている方は「あれ?ウサギの皮じゃないの?」と思うかもしれませんが、今は普通の革で大丈夫なんです。革は牛や馬から手に入りますし、糸はクモを倒したりクモの巣を壊したりすればすぐに集まりますよね。つまり、ワールドに降り立った初日から、この便利な収納袋を作ることができるようになったわけです。
ポイント:素材の集め方
・糸:夜にスポーンするクモを倒すか、廃坑のクモの巣を剣で壊すと入手しやすいです。
・革:牛や馬を倒すとドロップします。畑で小麦を育てて牛を繁殖させれば、安定して確保できます。
容量計算とアイテムが入らない理由
バンドルを使っていて「あれ、まだ空きがありそうなのにアイテムが入らない」と不思議に思ったことはありませんか?実はこれ、バンドル独自の「バンドル・スロット」という計算方法が関係しているんです。
バンドルの容量は「64」と表示されていますが、これは単純に64個のアイテムが入るという意味ではありません。アイテムの種類によって、消費するコストが違うんですよね。
| アイテムの種類 | 1個あたりの消費コスト | バンドルに入る最大数 |
|---|---|---|
| 通常アイテム(丸石、土など) | 1 | 64個 |
| 16スタックアイテム(雪玉、卵など) | 4 | 16個 |
| スタック不可アイテム(剣、ポーションなど) | 64 | 1個 |
この表を見るとわかる通り、剣やツルハシなどの「スタックできない道具」を1つでも入れると、その時点で容量の64を使い切ってしまうため、他のアイテムは一切入らなくなります。これが「入らない」と感じる主な原因ですね。バンドルは道具袋として使うよりも、種や花、鉱石といった「こまごまとしたアイテム」をまとめるのに向いています。
統合版の実装日と機種による違い
長い間、Java版だけの試験的な機能として扱われていたバンドルですが、2024年の「Bundles of Bravery」アップデートによって、ついに統合版(Bedrock Edition)にも正式実装されました。Switch、PS4/PS5、Xbox、そしてスマホ版のマインクラフトでも、設定を変えることなく普通に使えるようになっています。
ハードコアモードとの関係
統合版にハードコアモードが追加されたのとほぼ同時にバンドルも来ました。一度きりの命を守るために、ポーションや食料をコンパクトに持ち運ぶ手段として、バンドルは非常に重要な役割を果たしています。
好きな色に染色するカスタマイズ方法
バンドルが増えてくると、「どっちの袋に何を入れたっけ?」と混乱しがちですよね。そんな時は、染料を使って色を変えるのがおすすめです。革の防具と同じように、バンドルと染料を一緒にクラフトすることで、全16色に染めることができます。
例えば、赤色のバンドルにはレッドストーン回路のパーツ、緑色には植物や種、青色にはダイヤモンドなどの貴重品、といった具合に色分けしておくと、チェストの中が一気に片付きますよ。見た目もカラフルで可愛いので、ぜひ試してみてください。
ウサギの皮は不要になった素材の変更点
先ほども少し触れましたが、以前のテスト版ではバンドルの作成に「ウサギの皮」が6個も必要でした。ウサギって砂漠や雪原に行かないと会えないし、すばしっこくて狩るのが本当に大変なんですよね。序盤の便利アイテムなのに、作るのが難しすぎて誰も使わない……なんて矛盾が起きていました。
現在の「糸1+革1」への変更は、そうした問題を解決するための素晴らしいアップデートだと思います。これによって、バンドルは「憧れのレアアイテム」から、「冒険者の必須装備」へとポジションが変わりました。古い攻略情報を見ているとまだウサギの皮が必要だと書かれていることがあるので、注意してくださいね。
マインクラフトのバンドルの使い方と運用術

作り方がわかったところで、次はいよいよ実践的な使い方です。「どうやってアイテムを出すの?」「スマホだと操作が難しそう」といった疑問を持つ方も多いと思います。ここからは、プラットフォームごとの操作方法や、私が実際にやっているおすすめの活用テクニックをご紹介します。
Switchやスマホでの出し方を解説
PCのマウス操作なら直感的に使えるバンドルですが、コントローラーやタッチ操作だと少しコツがいります。特に「中身を取り出す」操作で迷う方が多いようです。
Switchなどのコンソール版では、インベントリ内でバンドルを選択した状態で、特定のボタン(設定によりますが、アイテム詳細やサブメニューを開くボタン)を押すことで中身を選択して取り出せるようになっています。また、手に持った状態で使用ボタンを押せば、中身をすべて地面にばら撒くことも可能です。
スマホ版(タッチ操作)の注意点
スマホ版では、バンドルをタップして選択状態にしてからアイテムをタップして収納します。取り出すときは、バンドルを長押しすると中身が表示されるので、そこからスライドやタップで取り出します。画面が小さいと少し操作しづらいので、設定でUIの大きさを調整してみるのも良いかもしれません。
機種別のバンドルの使い方と操作一覧
操作方法がごちゃごちゃになりやすいので、機種ごとの基本的な操作を表にまとめてみました。うまく動かない時は、設定画面の「コントローラー」や「タッチ」の項目を確認してみてください。
| 操作 | PC (Java) | Switch / PS4 / Xbox | スマホ (タッチ) |
|---|---|---|---|
| 収納する | バンドルを持ち、アイテム上で左クリック | バンドルを掴み、アイテム上で決定ボタン | バンドルを選択し、アイテムをタップ |
| 1つ取り出す | インベントリ内で右クリック | サブメニューから選択してボタン | 長押しして中身をタップ |
| 全て出す | 手に持って右クリック(使用) | 手に持って使用ボタン(ZL/L2など) | 手に持って画面長押し |
| 中身を見る | カーソルを合わせる(ホイールでスクロール可) | カーソルを合わせる | 長押し |
序盤の探索を楽にする収納テクニック
ゲームを始めたばかりの頃は、シュルカーボックスなんて夢のまた夢ですよね。そんな時こそバンドルの出番です。私がよくやるのは、「設営セット」を作ることです。
通常ならインベントリの枠を3つも4つも使ってしまう「作業台」「かまど」「ベッド(※スタック不可なので注意)」などをひとまとめにする……と言いたいところですが、ベッドなどのスタックできないアイテムを入れるとバンドルが埋まってしまいます。ですので、「作業台」「かまど」「少量の食料」「原木」などを1つのバンドルにまとめておくのがおすすめです。
これなら、急に夜になってもすぐに仮拠点を設営できますし、インベントリのスロットを節約できます。ボートなどの移動手段も、かさばるアイテムの代表格なので、使わない時はバンドルに入れておくとスッキリしますよ。
シュルカーボックスと組み合わせる技
ゲームが進んでシュルカーボックスが手に入ると「バンドルはもう要らないかな?」と思うかもしれませんが、実はここからが本番です。なんと、シュルカーボックスの中にバンドルを入れることができるんです。
例えば、「植林用シュルカーボックス」を作るとします。その中に、オークの苗木、シラカバの苗木、アカシアの苗木……とそのまま入れるとごちゃごちゃしますよね。そこで、苗木ごとに色分けしたバンドルに入れてからボックスに収納するんです。こうすることで、ボックスを開けた時の視認性が抜群に良くなります。「入れ子」にすることで整理整頓のレベルが一段階上がるイメージですね。
洞窟探検でのインベントリ圧縮術
洞窟探検では、丸石や鉄鉱石のように「大量に手に入るもの」と、モブのドロップ品やダイヤモンドのように「少ししか手に入らないもの」が混ざってしまいます。バンドルは、この「少ししか手に入らないもの」を管理するのに最適です。
- 腐った肉、骨、火薬、糸(モブドロップ)
- ダイヤモンド、エメラルド、金、ラピスラズリ(希少鉱石)
- ダンジョンで見つけたレコードや名札
これらを別々のスロットで持っているとすぐにカバンがパンパンになりますが、バンドルに放り込んでいけば、驚くほどスペースが空きます。私はいつも「ゴミ箱用バンドル」と「お宝用バンドル」の2つを持って洞窟に潜るようにしています。花や種など、捨ててもいいけど一応持っておきたいものをとりあえず入れておくのにも便利ですよ。
マインクラフトのバンドルで冒険を快適に

今回は、マインクラフトのバンドルについて、作り方から実践的な運用術まで詳しく解説してきました。バンドルは単なるアイテムポーチではなく、限られたインベントリを賢く使うためのパズル的な楽しさも持っています。特に「糸と革」だけで作れるようになった今の仕様は、初心者の方にとっても非常に優しいですよね。色分けで整理したり、シュルカーボックスと組み合わせたりと、工夫次第で使い方は無限大です。ぜひ、次回の冒険にはバンドルを一つポケットに入れて出かけてみてください。きっと、いつもより少し遠くまで、荷物を気にせず旅ができるはずですよ。

