【スイッチ版】マインクラフト神コマンド！TNTの雨や整地を解説

スイッチでマインクラフトを遊んでいて、動画配信者さんが使っているような「神コマンド」を使ってみたいと思ったことはありませんか。統合版であるスイッチでも、コマンドブロックを使えばTNTの雨を降らせたり、魔法のような最強の武器を作ったりすることが可能です。コマンド入力ができないと諦める前に、座標の仕組みやスイッチ特有の操作方法を少し知るだけで、世界が一気に広がりますよ。この記事では初心者の方でもわかるように、楽しいコマンドの世界を解説していきます。

• スイッチでのコマンドブロック入手方法と基本設定
• fillコマンドを使った一瞬での整地や建築テクニック
• TNTの雨や魔法の雪玉など遊べる神コマンドの作り方
• コマンドが動かない時の原因とラグ対策の設定

マインクラフトの神コマンドをスイッチで使う基本

まずは、神コマンドと呼ばれるすごいシステムを作るための準備をしていきましょう。スイッチ版ならではの操作や、覚えておくと便利な基本知識をまとめました。

スイッチでのコマンドブロックの出し方

全ての始まりとなるのが「コマンドブロック」です。これはクリエイティブモードのアイテム一覧には載っていない特別なブロックなので、チャット欄からコマンドを入力して取り出す必要があります。

無事に入手できたら、地面に設置してみましょう。ここでスイッチ版特有のポイントなのですが、コマンドブロックの設定画面を開くには、ブロックに向かって「ZL」ボタンを押します。チェストを開くのと同じ操作ですね。

設定画面では「インパルス（オレンジ）」「チェーン（緑）」「リピート（青）」の3種類を切り替えられます。これから紹介する神コマンドでは、これらの色の違いがとても重要になってくるので、色が変わることを確認しておいてくださいね。

座標を確認してテレポートする方法

神コマンドを使いこなすには、「座標」の理解が欠かせません。座標とは、ワールド内での自分の位置を示す数字のことです。設定で「座標の表示」をONにしておくと、画面左上に「X, Y, Z」の数字が表示されます。

コマンドで場所を指定するとき、数字を全部入力するのはスイッチのコントローラーだと大変ですよね。そこで便利なのが「相対座標（チルダ）」と「ローカル座標（キャレット）」です。

例えば、自分を少し上にテレポートさせたい時は、以下のように入力します。

これを応用すれば、わざわざ遠くの数字をメモしなくても、自分の近くで何かが起こるような装置が簡単に作れるようになりますよ。

fillコマンドで整地を自動化

建築をする時、山を削ったり地面を平らにしたりする整地作業は時間がかかりますよね。そんな時こそ「fill（フィル）コマンド」の出番です。これは指定した範囲を指定したブロックで埋め尽くす最強の整地コマンドです。

整地（ブロックを消す）の場合は、範囲内を「air（空気ブロック）」で埋めるという考え方をします。

スイッチでこれをやる時は、コマンドブロックを整地したい場所の近くに置いて、相対座標を使うのがおすすめです。例えば、コマンドブロックの位置から「X方向に10、Y方向に10、Z方向に10」の範囲を消したいなら、こうなります。

実行ボタンを押した瞬間、目の前の山が消滅して更地になるのは快感ですよ。ただし、やりすぎると大切な建築物まで消してしまうかもしれないので、最初は狭い範囲で試してみてくださいね。

建築を楽にするコピーの裏技

fillコマンドには、さらに便利な「replace（リプレイス）」という機能があります。これは「特定のブロックだけを入れ替える」という機能です。

例えば、「壁を全部丸石で作っちゃったけど、やっぱりレンガに変えたい！」という時に便利です。手作業で壊して置き直す必要はありません。

このように入力すると、範囲内の「cobblestone（丸石）」だけが「brick（レンガ）」に変わり、ガラスやドアなどはそのまま残ります。これが使えると、リフォームが一瞬で終わるので、建築勢にとってはまさに神コマンドと言えるでしょう。

エフェクトで最強のステータス入手

サバイバルモードのような冒険をする時、常に足が速かったり、採掘が一瞬で終わったりしたら楽しいですよね。「effect（エフェクト）」コマンドを使えば、ポーションの効果を無限に自分に付与できます。

特におすすめなのが「採掘速度上昇（haste）」です。これを最強レベルで付与すると、石やコンクリートが豆腐のようにサクサク削れます。

これを「リピート（常にアクティブ）」のコマンドブロックに入れておけば、ワールドにいる間ずっとスーパーパワーを持った状態で遊べますよ。

マインクラフトの神コマンドでスイッチ版TNTや魔法

ここからは応用編です。複数のコマンドブロックを繋げて、TNTの雨を降らせたり、魔法を使ったりする「複合システム」を作ってみましょう。スイッチの処理能力に合わせて調整するコツも紹介します。

TNTの雨を降らせる装置の作り方

「神コマンド」と検索して一番やってみたいのがこれではないでしょうか。空からTNTが降り注ぎ、地形をボロボロにする破壊の雨です。これは4つのコマンドブロックを繋げて作ります。

ブロックの向き（矢印の向き）が一直線になるように並べて、以下のように設定・入力してください。

1番目のリピートブロックの設定で「遅延（ティック）」の数字を「10」や「20」に増やすと、TNTの降る量を減らせます。スイッチはPCに比べて処理が重くなりやすいので、最初は少なめから試すのが安全かなと思います。

雪玉を魔法の爆弾に変えるコマンド

次は、投げた雪玉が着弾した瞬間に爆発する魔法のようなコマンドです。「execute（エグゼキュート）」というコマンドを使って、飛んでいる雪玉の位置を検知します。

必要なコマンドブロックは2つだけです。

1個目：リピート / 常にアクティブ

これは「雪玉がある場所（~~~）で、TNTを召喚せよ」という命令です。

2個目：チェーン / 常にアクティブ（1個目に繋げる）

これがないと、雪玉が消えずにTNTが出続けて大変なことになります。雪玉をすぐに消すことで、着弾＝爆発のような挙動になります。

コマンドができない時の対処法

「動画通りに入力したのに動かない！」という時は、以下のポイントをチェックしてみてください。私もよくここでつまずきます。

ラグを減らす設定とログの消し方

神コマンドで遊んでいると、画面左側に文字（ログ）が大量に流れて邪魔になったり、ゲームがカクカクしたりしますよね。快適に遊ぶための設定コマンドも覚えておきましょう。

まず、ログを消すにはこれをチャット欄に入力します。

これで「オブジェクトが召喚されました」というようなシステムメッセージが出なくなります。

また、TNTなどで重くなりすぎるのを防ぐために、アイテムがドロップしないようにしたり、モブが湧かないようにするのも有効です。

• /gamerule doitemdrop false （アイテムドロップなし）
• /gamerule domobspawning false （モブ湧きなし）

マインクラフトの神コマンドをスイッチで遊ぶまとめ

今回はスイッチ（統合版）で使えるマインクラフトの神コマンドについて解説しました。最初は難しそうに見えるコマンドブロックですが、基本は「何を（コマンド）」「どうする（設定）」の組み合わせです。

TNTの雨でワールドを無茶苦茶にするのも楽しいですし、建築スキルを補助するツールとして使うのも素晴らしい遊び方だと思います。ぜひ、自分だけの神コマンドシステムを作って、マイクラ生活をもっと自由に楽しんでくださいね。