マインクラフトの世界を冒険していると、どうしても自力の操作だけでは限界を感じる場面がありますよね。暗い洞窟を明るく見たい、溶岩の中でも平気で泳ぎたい、あるいは強敵との戦いで一気に体力を回復したい。そんな願いを叶えてくれるのがポーションです。でも、マインクラフトのポーションの作り方を調べようとすると、工程が複雑だったり、Java版と統合版で仕様が違ったりして、結局何から手をつければいいのか迷ってしまうこともあるはずです。最新のバージョン1.21で追加された新しい効果や、効率的な自動醸造機の仕組みなど、知りたいことはたくさんありますよね。この記事では、初心者の方でも迷わずに、自分だけの最強のポーションを作れるようになるための手順を分かりやすく紹介します。

- 醸造の基本となる設備や材料の集め方がわかる
- 1.21アップデートで追加された最新ポーションのレシピがわかる
- 効果時間を延ばしたり威力を上げたりする強化方法がわかる
- 統合版とJava版で異なる便利な活用テクニックがわかる
初心者向けマインクラフトのポーションの作り方
まずはポーション作りの第一歩、基本の「き」から見ていきましょう。魔法のような液体を作るには、それなりの準備が必要です。ここでは、これさえあれば醸造が始められるという必須アイテムと、すべての基本となる最初のレシピについてお話ししますね。
醸造台のレシピと燃料のブレイズパウダー
ポーションを作るための専用デスクが醸造台です。これがないと何も始まりません。クラフトするには、ネザー要塞にいるブレイズを倒して手に入る「ブレイズロッド」1本と、丸石系のブロック3個が必要です。最近のアップデートでは、ブラックストーンや深層岩の丸石でも代用できるようになったので、以前より少し作りやすくなりましたね。
醸造台を動かすには燃料が必要です。ブレイズロッドをクラフトして手に入る「ブレイズパウダー」を、醸造台の左上のスロットに入れましょう。パウダー1個で20回分も使えるので、意外と長持ちしますよ。
まずはネザーへ行って、ブレイズを数体倒してくるのがポーション生活のスタートラインと言えます。ブレイズロッドは醸造台の材料にも燃料にもなるので、多めに集めておくと安心ですね。
失敗しない奇妙なポーションの手順
さて、ここが一番のポイントです。マインクラフトのポーションの作り方において、ほとんどすべての有用なポーションのベースになるのが「奇妙なポーション」です。これを作らずに他の材料を入れてしまうと、何の効果もない「ありふれたポーション」などができてしまい、材料が無駄になってしまいます。
作り方はとってもシンプル。水を入れたガラス瓶を醸造台にセットして、一番上のスロットに「ネザーウォート」を入れるだけです。しばらく待つと、名前が「奇妙なポーション」に変わります。これが錬金術の土台になるので、まずはこの工程を体に覚えさせちゃいましょう。ちなみに、ネザーウォートはネザー要塞の階段脇などで見つけることができますよ。
全種類の効果と調合レシピ一覧
土台ができたら、いよいよ目的に合わせた材料を投入しましょう。代表的なバフ系ポーションの材料を、覚えやすいように表にまとめてみました。
| ポーション名 | 主な材料(奇妙なポーション+) | 効果の目安 |
|---|---|---|
| 再生のポーション | ガストの涙 | 体力がじわじわ回復する |
| 耐火のポーション | マグマクリーム | 溶岩や炎が効かなくなる |
| 俊敏のポーション | 砂糖 | 足が速くなる |
| 水中呼吸のポーション | フグ | 水中で息ができる |
| 暗視のポーション | 金のニンジン | 暗闇が昼間のように見える |
特に「耐火のポーション」はネザー探索での生存率を爆上げしてくれますし、「暗視のポーション」は洞窟探検や水中探索で手放せなくなります。自分の今の目的に合わせて、材料を使い分けてみてくださいね。
1.21追加の不吉な試練の新ポーション
最新のバージョン1.21「Tricky Trials(トリックと試練)」では、なんと4つの新しいポーションが登場しました!これらは主に「トライアルチャンバー」で手に入る素材を使います。ちょっと変わった面白い効果が多いので、ぜひ試してみてほしいです。
- 蓄風(ちくふう)のポーション:倒れた時に風の爆発を起こす。ブリーズロッドを使用。
- 織物(おりもの)のポーション:倒れた場所をクモの巣だらけにする。クモの巣ブロックを使用。
- 滲出(しんしゅつ)のポーション:倒れた時にスライムが飛び出す。スライムブロックを使用。
- 虫食いのポーション:ダメージを受けた時にシルバーフィッシュが湧く。石ブロックを使用。
特に「滲出のポーション」は、スライムチャンクを探さなくてもスライムボールを集めやすくなる可能性を秘めているので、トラップ作りが好きな人にはたまらない新要素かなと思います。
スプラッシュ化と残留ポーションの作成
ポーションは自分で飲むだけではありません。瓶を投げて効果を広める「スプラッシュポーション」にすることもできます。完成したポーションに「火薬」を混ぜるだけでOKです。瞬時に自分を回復したい時や、敵に毒を浴びせたい時にすごく便利ですよ。
さらに、エンドラ戦で手に入る「ドラゴンブレス」をスプラッシュポーションに加えると、その場に効果が残り続ける「残留ポーション」になります。これは効果付きの矢を作るための材料にもなるので、上級者を目指すならいつかは挑戦したいステップですね。
応用的なマインクラフトのポーションの作り方

基本をマスターしたら、次はより便利に、より強力に使いこなすための応用編です。ここを知っていると、マイクラのサバイバル生活がぐっと科学的で効率的になりますよ!
レッドストーンで時間延長と強化をする
せっかく作ったポーションも、効果時間が短いと使いにくいですよね。そこで便利なのが「レッドストーンダスト」と「グロウストーンダスト」です。これらは「改質剤」と呼ばれていて、完成したポーションに追加で混ぜることで性能を変えられます。
レッドストーンダストを入れると、効果時間が大幅に伸びます。例えば3分のポーションが8分になったりします。逆にグロウストーンダストを入れると、効果が「II」になって威力が強まりますが、時間は短くなります。
注意点として、1つのポーションに対して「延長」と「強化」を両方行うことはできません。長く使いたいのか、一瞬のパワーを重視するのか、状況に合わせて選ぶ必要があります。
統合版とJava版の大釜の違い
ここは意外と知らない人が多いのですが、統合版(Switchやスマホ、PS4/5など)とJava版(PC)では「大釜」の使い勝手が全然違います。Java版の大釜は単なる水瓶ですが、統合版の大釜にはポーションを注ぐことができるんです。
統合版なら、大釜にポーションを満たしてそこに「矢」を浸すだけで、大量の「効果付きの矢」を簡単に作れちゃいます。Java版だと残留ポーションが必要でコストが高いのですが、統合版はこの仕様のおかげで毒の矢などを序盤からバンバン使っていけるのが羨ましいポイントですね。
自動醸造機で大量生産する仕組み
ポーションを常用するようになると、1本ずつ醸造台で待つのが面倒になってきます。そんな時に活躍するのが「自動醸造機」です。ホッパーとレッドストーン回路を組み合わせて、材料を順番に自動で投入する装置ですね。
基本的には、水入り瓶を供給するホッパー、材料を1つずつ落とすドロッパー、そして醸造が終わったのを検知してボトルを回収するコンパレータなどを使います。YouTubeなどで「マイクラ 自動醸造機」と検索すると、最新のコンパクトな設計がたくさん出てくるので、拠点に一台作っておくと世界が変わりますよ。
コマンドやIDで特殊効果を出す方法
クリエイティブモードや配布ワールド作りを楽しんでいる方なら、コマンドを使ってポーションを出すのも一つの手です。/giveコマンドを使えば、サバイバルでは作れないような「複数の効果がついたポーション」や「何時間も効果が切れないポーション」を作成できます。
1.21からはIDの指定方法が少し変わっていますが、基本的にはアイテムのデータタグをいじることで、自分好みのカスタムポーションを生成できます。友達を驚かせるような特殊なアイテムを作ってみるのも面白いかもしれませんね。
矢に効果を付与する実践テクニック
遠距離から敵を弱らせる「効果付きの矢」は、戦闘の幅を広げてくれます。特に「弱化の矢」は、遠くから村人ゾンビを治療する準備をする時にも役立ちます。
Java版では「残留ポーション」を真ん中に置いて、周りを矢で囲むクラフトレシピになります。一方で、先ほども触れた通り統合版は大釜を使うのが最も効率的です。どちらの環境でも、矢にポーションの効果を乗せることができれば、強力なボス戦でもかなり優位に立てるようになりますよ。
マインクラフトのポーションの作り方まとめ

ここまで、マインクラフトのポーションの作り方について、基礎から1.21の最新情報、そして応用テクニックまで見てきました。最初は材料を覚えるのが大変に感じるかもしれませんが、実際に醸造台の前に立って、まずは「奇妙なポーション」を作るところから始めてみれば、案外すぐに慣れてしまうものです。
ポーションがあれば、今まで怖かった場所が新しい遊び場に変わります。溶岩に落ちても笑っていられるし、海の底でお城を作ることも夢ではありません。ぜひこの記事のレシピを参考に、自分だけの最強の備えを作って、冒険をより豊かなものにしてみてくださいね!
マイクラの仕様はアップデートで変更されることがよくあります。この記事の情報は1.21時点のものですが、最新の正確な情報はマインクラフト公式サイトや公式Wikiも併せて確認することをおすすめします。醸造の仕組みを理解して、安全で楽しいマイクラライフを送りましょう!
