マインクラフトの世界でサバイバル生活をしていると、どうしても欲しくなるのがエンチャントテーブルですよね。ダイヤの装備を手に入れた後、さらに効率を上げたり強くなったりするために避けては通れない道です。でも、いざ作ろうとするとレシピが複雑だったり、本棚の配置や置き方がわからなくてレベル30にならないと悩んだりすることもあるのではないでしょうか。実は私も最初は仕組みがよくわからず、出てくる謎の文字の意味を必死に調べたりしていました。この記事では、初心者の方でも迷わないように作り方から最強装備を目指すための確率の仕組みまで詳しく解説していきます。

- エンチャントテーブルの作成レシピと必要な素材の集め方がわかる
- 最大レベル30を開放するための本棚の正しい配置と数が理解できる
- 欲しい効果が出ない時の対処法やリセットのやり方を習得できる
- 修繕が出ない理由や統合版とJava版の違いについて知ることができる
マインクラフトのエンチャントテーブル作り方と基礎知識
まずは基本中の基本、エンチャントテーブル本体の作成から、実際に効果を付与するための準備までを見ていきましょう。ただ作業台で作るだけでなく、その後の「環境作り」が非常に重要になってくるのがこのツールの面白いところかなと思います。
エンチャントテーブルのレシピと必要素材
エンチャントテーブルを作るには、少しレアな素材が必要になります。ゲームを始めたばかりだと集めるのに苦労するかもしれませんが、これを作れば冒険の質がガラッと変わるので頑張りどころですね。
必要な素材は以下の通りです。
| 素材名 | 必要数 | 入手方法のヒント |
|---|---|---|
| 黒曜石 | 4個 | 溶岩源に水をかける。ダイヤのツルハシ必須。 |
| ダイヤモンド | 2個 | 地下深く(Y=-58付近推奨)でブランチマイニング。 |
| 本 | 1冊 | 紙3枚(サトウキビ)と革1個(ウシ)でクラフト。 |
特に黒曜石を集めるためには、先にダイヤモンドのツルハシを作っておく必要があるので注意が必要です。素材が集まったら、作業台の最上段真ん中に「本」、中段に「ダイヤ・黒曜石・ダイヤ」、下段に「黒曜石3つ」を並べて完成です。
本棚の配置と置き方でレベル30にする条件
エンチャントテーブルをポツンと置いただけでは、弱い効果しか付けることができません。強力なエンチャント(最大レベル30)を開放するためには、周囲を本棚で囲む必要があります。
ここで一番大切なのが、テーブルと本棚の間の空間です。テーブルから1ブロック空けた場所に本棚を置く必要がありますが、その間の1ブロックには「何も置いてはいけない」というルールがあります。
よくある失敗例
テーブルと本棚の間の床に「松明」や「カーペット」を置いていませんか?これらは遮蔽物(邪魔なもの)とみなされ、魔力の供給がストップしてしまいます。雪が積もってもダメなので、屋外に置く場合も注意が必要ですね。
本棚の数は15個が最大効率となる理由
「本棚は何個置けばいいの?」という疑問を持つ方も多いと思いますが、結論から言うと15個が正解です。
マインクラフトの仕様上、エンチャントテーブルが認識できる本棚の上限が15個に設定されています。これ以上増やしても(例えば壁一面を本棚にしても)、エンチャントのレベル上限は30のまま変わりません。もちろん、見た目を重視して図書館のようにたくさん並べるのは自由ですが、機能面だけで言えば15個で十分ということになります。
本棚15個に必要なコスト
15個の本棚を作るには、「本45冊」と「板材90個」が必要です。つまり、革が45個も必要になります。序盤ではかなり大変なので、牛の牧場を作って繁殖させておくのがおすすめですよ。
エンチャントテーブルにある文字の意味と解読
エンチャント画面を開くと、右側に何やら読めない不思議な文字が並んでいますよね。「これを解読すれば何の効果が付くかわかるのでは?」と思うかもしれませんが、残念ながら意味はありません。
この文字は「標準銀河アルファベット(SGA)」と呼ばれるもので、昔のゲームのパロディとして入れられている演出です。解読しても「Water(水)」とか「Elderberry(ニワトコの実)」といったランダムな単語が並んでいるだけで、実際に付与される「鋭さ」や「効率強化」といった効果とは全く関係がないんです。
ラピスラズリの使い方とコストの仕組み
実際にエンチャントを行うには、経験値レベルと触媒となるラピスラズリの両方が必要です。
- 上段(Lv1相当): ラピスラズリ1個 + 1レベル消費
- 中段(Lv10〜15相当): ラピスラズリ2個 + 2レベル消費
- 下段(Lv30相当): ラピスラズリ3個 + 3レベル消費
ここで勘違いしやすいのが、「レベル30のエンチャントをするには30レベル減るわけではない」という点です。実行するには自分のレベルが30以上ある必要がありますが、消費されるのは3レベルだけです。昔のバージョンでは全レベル消費していた時期もありましたが、今はかなり優しくなっていますね。
マインクラフトのエンチャントテーブルで最強装備を作る

基礎ができたら、次は「最強装備」作りへの挑戦です。ただ運任せにやるよりも、仕組みを知って賢く立ち回ることで、ダイヤや経験値の無駄遣いを防ぐことができます。
欲しい効果が出ない時のリセット方法
エンチャントテーブルを開いて、「うーん、欲しい効果(例えば幸運III)が出てないな…」ということがよくあります。この時、アイテムを出し入れしても提示される内容は変わりません。内容を更新するには、一度エンチャントを実行して「シード値(乱数)」を変える必要があります。
おすすめのリセット手順(捨てエンチャント)
- 本命のアイテム(ダイヤのツルハシなど)を置いて内容を確認。
- 良いのがなければ、どうでもいいアイテム(木のシャベルや本など)に入れ替える。
- 一番上の「レベル1」のエンチャントを実行する(コスト最小)。
- 再び本命のアイテムを置いて確認する。
これを繰り返すことで、少ないコストでリストを回し続けることができます。通称「エンチャントテーブルガチャ」なんて呼ばれたりもしますね。
統合版とJava版で異なる出現確率の違い
実はプレイしている機種によって、エンチャントの挙動に少し違いがあるのをご存知でしょうか。
Java版(PC)と統合版(Switch/PS4/スマホ/Win10など)では、内部的な計算式が微妙に異なります。一般的に、Java版の方が複数のエンチャントが付きやすいと言われています。例えば、レベル30でエンチャントした時、Java版だと「効率強化IV + 耐久力III + 幸運III」みたいに3つ付くことが結構ありますが、統合版だと1つか2つで終わってしまうことが比較的多い印象です。
統合版でプレイしている方は、テーブルだけで完璧を目指そうとせず、後述する金床や司書さんとの取引も併用するのが賢いやり方かなと思います。
幸運やシルクタッチを狙うおすすめの手順
最強のツルハシに欠かせない「幸運III」や「シルクタッチ」。これらを狙う時は、必ずレベル30の状態で挑みましょう。
また、エンチャントする対象の素材も重要です。実は「金」素材が一番良いエンチャントが出やすいのですが、耐久力が低すぎて実用的ではありません。本にエンチャントしてから金床で付ける方法もありますが、本自体はエンチャント適正(良い効果の付きやすさ)が低いので、ダイヤの道具に直接エンチャントする方が、結果的に良い効果を引き当てる確率は高くなります。
エンチャントテーブルから修繕が出ない理由
「何度リセットしても『修繕(Mending)』が出てこない!」と焦ったことはありませんか?それもそのはず、修繕はトレジャーエンチャントという分類になっており、エンチャントテーブルからは絶対に出現しない仕様になっています。
修繕を手に入れたい場合は、以下の方法を探す必要があります。
- 村人(司書)との取引
- 釣り
- ダンジョンのチェスト(廃坑や古代都市など)
テーブルで粘っても時間の無駄になってしまうので、修繕だけは別の方法で探しましょう。
砥石を使って経験値を回収するテクニック
捨てエンチャントでリセットしたり、微妙なエンチャントが付いてしまった道具は、砥石(Grindstone)を活用しましょう。
エンチャント済みのアイテムを砥石にかけると、エンチャントを全て剥がして無地の状態に戻すことができます。しかも、その際に経験値が少し戻ってくるんです。これを利用すれば、失敗したダイヤ装備を新品に戻して再チャレンジできますし、ドロップした要らないエンチャント装備から経験値を吸い取ることも可能です。
マインクラフトのエンチャントテーブル完全ガイド

ここまでエンチャントテーブルの活用法を見てきましたが、いかがでしたでしょうか。仕組みは少し複雑に見えますが、「本棚15個」「捨てエンチャントでリセット」「修繕は出ない」というポイントさえ押さえておけば、脱初心者と言えるはずです。
自分だけの最強装備が完成した時の喜びはひとしおです。ぜひこの記事を参考に、素敵なエンチャントライフを送ってくださいね。正確な情報は公式サイトをご確認ください。

