マインクラフトのはじめかたを探している皆さん、こんにちは!「マインクラフト」って言葉は聞くけど、いざ始めようとすると「何から始めるの?」「PC版やスイッチ版とか、買い方はどう違うの?」と、疑問だらけかもしれません。
特に、初心者が最初に迷うのは、どのマインクラフトを買えばいいか、という点かなと思います。無料で遊べる体験版はあるのか、どうやってインストールするのか、友達と遊ぶにはどうしたらいいか…など、知りたいことがたくさんありますよね。
この記事では、そんなマインクラフト初心者の皆さんが安心してスタートできるよう、ゲームの選び方から購入方法、そして生き残るための最初のステップまで、わかりやすく解説していきますね。
- マインクラフトの「Java版」と「統合版」の違い
- PCやSwitchなど、機種ごとの買い方と価格
- 初心者が最初にやるべき「設定」と「基本操作」
- 生き残るために必須のアイテムと作り方
マインクラフトのはじめかた:購入と準備

まずはゲームを手に入れるところからですね。マインクラフトには大きく分けて2つの種類(エディション)があり、これが「はじめかた」の最初の分岐点になります。自分に合うのはどちらか、しっかりチェックしていきましょう。
統合版とJava版の違いは?
マインクラフトには、主に「Java版(Java Edition)」と「統合版(Bedrock Edition)」の2種類があります。基本的なゲーム内容は同じですが、「誰と」「どう遊ぶか」によって、選ぶべきエディションが変わってきます。
一番大きな違いは、「クロスプレイ」(違う機種の友達と一緒に遊ぶ機能)に対応しているかどうか、です。
- 統合版 (Bedrock Edition): Nintendo Switch、PS4/PS5、Xbox、スマホ、Windows PCなど、異なる機種間でのクロスプレイに完全対応しています。友達が持っているゲーム機がバラバラでも、一緒に遊べます。
- Java版 (Java Edition): PC(Windows, Mac, Linux)専用です。クロスプレイには対応しておらず、Java版同士でしか遊べません。その代わり、「MOD」と呼ばれる改造データの自由度が非常に高いのが特徴です。
PC(Windows 10/11)で遊ぶ場合は、現在「Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC」という、両方のエディションがセットになった製品が販売されています。そのため、PCユーザーは「どちらを買うか」ではなく、「今日は友達と遊ぶから統合版」「今日はMODで遊びたいからJava版」というように、起動するエディションを選ぶだけになりました。これは嬉しいポイントですね。
| 機能 | Java版 (Java Edition) | 統合版 (Bedrock Edition) |
|---|---|---|
| 対応プラットフォーム | PC (Windows, Mac, Linux) | PC, Switch, PS4/5, Xbox, Mobile |
| クロスプレイ(他機種連携) | × (不可) | ◎ (可能) |
| MOD / アドオン | ◎ (MOD, 非常に豊富) | △ (アドオン, 限定的) |
| マルチプレイ参加 | サーバーIP入力 (やや複雑) | フレンド招待 (簡単) |
| 推奨ユーザー | MOD重視, PCの友達と遊ぶ人 | クロスプレイ重視, 手軽に遊びたい人 |
- Switchやスマホの友達と遊びたい → 統合版 (これ一択です)
- PCでMODを使って遊びたい → Java版
- PCで買うか迷っている → どちらも遊べる「Java & Bedrock Edition for PC」なので安心してください
PC版の買い方とインストール
PCでマインクラフトを始める場合、公式サイトやMicrosoft Storeから「Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC」を購入するのが一般的です。価格は2025年11月現在、約3,960円(税込)が目安です。
購入が完了したら、「Minecraftランチャー」という専用ソフトをインストールします。このランチャーを起動し、購入時に使用したMicrosoftアカウントでサインインすれば、Java版と統合版のどちらもインストールして遊ぶことができます。
マインクラフト、特にJava版は、見た目によらずPCの性能を要求することがあります。購入前に、ご自身のPCが公式サイトに記載されている「最低システム要件」を満たしているか確認することをおすすめします。
スイッチ版の買い方と注意点
Nintendo Switchで始める場合は、自動的に「統合版」になります。価格はこちらも約3,960円(税込)が目安ですね。
買い方は2通りあります。
- ニンテンドーeショップ(ダウンロード版): Switch本体から直接購入・ダウンロードできます。ソフトの入れ替えが不要で、すぐに遊べるのがメリットです。
- 家電量販店など(パッケージ版): お店でソフトのカードが差さったパッケージを買う方法です。
どちらもゲーム内容は同じなので、お好みで選んで大丈夫かなと思います。
無料でプレイできる?体験版紹介
「いきなり購入するのは不安…」という方のために、マインクラフトには無料の体験版(デモ版)が用意されています。
Java版(PC)、統合版(Windows, Android, PSなど)ともに、各ストアから体験版をダウンロードできます。ただし、遊べる時間に制限がある点には注意が必要です。
- Java版デモ: ゲーム内時間で5日間(実時間で約100分)
- 統合版体験版: プラットフォームによりますが、約90分など
あくまで「お試し」ですが、操作感や自分のPCで動くかを確認するには十分だと思いますよ。
統合版でのクロスプレイとログイン
SwitchやPS5、スマホなどで統合版を買った人が、クロスプレイやゲーム内ストアを利用するためには、無料の「Microsoftアカウント」でのサインインが必須です。
ここが初心者の「はじめかた」で一番つまずきやすいポイントかもしれません。
例えば、Switch版を買って起動しても、そのままではPCやスマホの友達とは遊べません。ゲームのメインメニューから「Microsoftアカウントでサインイン」を選び、画面の指示に従ってアカウント連携を完了させる必要があります。
「友達と遊ぶために買ったのに!」とならないよう、この「もう一手間」が必要なことは覚えておいてくださいね。
実践!マインクラフトのはじめかた

無事にゲームをインストールできたら、いよいよ冒険の始まりです。ここでは、初心者が「サバイバルモード」で最初の一日を生き抜くための、具体的な「はじめかた」を解説します。
初心者のワールド設定と座標表示
ゲームを始めたら、まずはワールド(世界)を作ります。その時に、初心者の方にぜひ設定してほしい項目が3つあります。
ゲームモード:サバイバル
資源を集め、モンスターと戦いながら生き抜く、マインクラフトの標準モードです。まずはこれから始めましょう。(「クリエイティブモード」は、すべてのアイテムが使い放題で建築に専念できます)
難易度:ピースフル
初心者は絶対に「ピースフル」でのスタートを推奨します。
この難易度だと、敵モンスターが一切出現せず、お腹も減りません。まずは操作やアイテムの作り方(クラフト)に慣れるのが最優先。敵に襲われて挫折するのが一番もったいないですからね。難易度は後からいつでも変更できます。
座標の表示:オン
これは、ゲームに慣れるまで「オン」にしておくことを強く推奨します。マインクラフトで最大の挫折要因は「迷子」です。座標(X, Y, Z)は、その世界の絶対的な住所。拠点の座標をメモしておけば、どれだけ遠くに行っても必ず帰ってこれます。
- 統合版: ワールド設定で「座標の表示」をオンにする。
- Java版: F3キー(デバッグ画面)で表示する。
最初にやることは?基本操作を解説
ワールドに入ったら、まずは操作に慣れましょう。PCとSwitchでは操作方法がかなり異なります。
| アクション | PC (キーボード/マウス) | Nintendo Switch |
|---|---|---|
| 移動 | W, A, S, D | 左スティック |
| 視点移動 | マウス | 右スティック |
| ブロックを壊す / 攻撃 | マウス左クリック (長押し) | ZR (長押し) |
| ブロックを置く / アイテム使用 | マウス右クリック | ZL |
| インベントリ(持ち物) | Eキー | +ボタン |
| ジャンプ | スペースキー | × (またはB) |
画面下にある9マスの「ホットバー」に、よく使うアイテムを入れておくと便利ですよ。
生き残るためのベッドと拠点作り
マインクラフトの一日は現実時間で約20分(昼10分、夜10分)。最初の昼の間に、夜を越す準備をします。(※難易度ピースフルなら不要ですが、いずれ必要になるので覚えましょう)
拠点(シェルター)の確保
夜になるとモンスターが出現します。最も簡単な拠点は「横穴」です。丘の側面に穴を掘って中に入り、入り口を土ブロックなどで塞げば、とりあえず安全です。
最重要アイテム「ベッド」
初心者のサバイバルにおいて、ベッドは最強のアイテムです。材料は「同じ色の羊毛」3個と「木材」3個。羊を見つけたら倒して羊毛を手に入れましょう。
- 夜スキップ: 夜にベッドを使うと、瞬時に朝になります。危険な夜を完全に飛ばせます。
- 復活地点の設定: ベッドで一度寝ると、そこが死んだときの復活地点(リスポーン地点)になります。迷子対策にも必須です。
「夜の危険」と「死んだ後の迷子」という二大挫折要因を、ベッド一つで解決できるわけですね。
作業台の作り方と石のツール確保
マインクラフトの基本は「クラフト(製作)」です。以下の手順で、まずは道具を揃えましょう。
- 原木を手に入れる: 近くの木を素手で殴り続け(攻撃ボタン長押し)、「原木」を手に入れます。
- 木材を作る: インベントリを開き、「原木」を製作マスに置くと「木材」4つになります。
- 作業台を作る: 「木材」4つを製作マスに2×2で並べると「作業台」が作れます。
- 木のツルハシを作る: 「作業台」を地面に置き、それを使って「棒」(木材2つ)と「木のツルハシ」(木材3つ+棒2つ)を作ります。
- 石(丸石)を集める: 「木のツルハシ」で地面の「石」を壊し、「丸石」を手に入れます。
- 石の道具にアップグレード: 作業台で、「丸石」と「棒」を使って「石のツルハシ」「石の斧」「石の剣」を作ります。
石の道具は、木の道具より格段に性能が良いので、すぐに乗り換えるのがおすすめです。
食料とかまど、松明の作り方
(難易度ピースフル以外では)空腹度も管理しなくてはいけません。
かまどと食料
「丸石」8個を作業台で囲むと「かまど」が作れます。かまどは、アイテムを焼く(精錬する)ために必要です。ブタやウシを倒して手に入れた「生の肉」を「かまど」で焼けば、回復量の多い「焼いた肉」になります。
松明(たいまつ)
拠点の中が暗いとモンスターが出現してしまいます(ピースフル以外)。明るくするために「松明」を作りましょう。材料は「棒」と「石炭」です。
石炭がすぐに見つからない場合、「かまど」を使って「木炭」を作ることができます。
- かまどの上スロット(材料)に「原木」を入れます。
- かまどの下スロット(燃料)に「木材」を入れます。
- 「木炭」が焼き上がります。
この「木炭」は「石炭」と全く同じように、松明の材料として使えます。覚えておくと便利なテクニックですよ。
友達とマルチプレイで遊ぶ方法
マインクラフトの楽しみといえば、やっぱりマルチプレイですよね。はじめかたは、エディションによって大きく異なります。
統合版のマルチプレイ
非常に簡単です。Microsoftアカウントでサインインしていれば、ホスト(ワールドの持ち主)がポーズメニューから「ゲームに招待」を選び、フレンドリストから友達を招待するだけ。コンソール(SwitchやPS)の場合は、各社のオンラインサービス(Nintendo Switch Onlineなど)への加入が必要になる場合があります。
Java版のマルチプレイ
こちらは少し複雑です。統合版のような「フレンド招待」機能は標準ではありません。
「サーバーIPアドレス」という、ネット上の住所のようなものを入力して、公開されているサーバーに参加するか、もしくは「Realms(レルムズ)」という公式の有料レンタルサーバーを契約するのが、友達だけで遊ぶ一番簡単な方法かなと思います。
総まとめ:マインクラフトのはじめかた

ここまで、マインクラフトのはじめかたについて、エディション選びから最初の一日の過ごし方まで解説してきました。
最初は覚えることが多くて大変に感じるかもしれませんが、マインクラフトは「こうしなければいけない」というルールがほとんどない、自由なゲームです。まずは難易度「ピースフル」で、操作に慣れながら、のんびり建築や探検を楽しんでみるのが一番のおすすめです。
この記事が、皆さんのマインクラフトライフの第一歩になれば嬉しいです!

